お披露目(with東京校)
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今日は、虎杖君と順平君、それから私の存在を高専の生徒に公表する日!
毎日そこそこしなくていいっていう開放感と、高専の人に受け入れられるのかの不安でドキドキしちゃう。
今は高専の服に身を包んで、空き部屋で五条先生がくるのを順平君と待ってるの。
彼は映画を作って上映した時みたいに、朝からソワソワしてる。
「大丈夫?」
「あっ…ぅ…うん……でもちょっと………手、握っても…いいかな…」
「勿論!」
右手を差し出すと、順平君はぎゅと両手で握って、それから目を閉じて深呼吸をした。
それから何分かして、ぱっと目が合う。
「…咲桜の手、今日は温かいね」
「ほんと?どう?落ち着いた?」
「うん。さっきより落ち着いた…ありがとう」
落ち着いたみたいで良かった。
そう思っていると、ドアのノックの音と共に五条先生が顔を覗かせた。
「おつかれサマンサー!二人とも準備はいーかい?」
二人で返事をして五条先生の後をついてく。
五条先生は台車をガラガラと押しながら私達に「気分はどう」とか色々聞いてくれる。
台車には大きな箱が置かれていて、じっとそれを見ていたら
「これねぇ。悠仁が入るんだよー」
「虎杖君が???」
「そう!みんなの前に来たらバーンと出てサプラァイズ!…なので、みんなのところ行く前に悠仁を迎えに行くね」
五条先生について行って、到着したのはまた他の空き部屋。
そこには虎杖君がいた。
「おぉ!ふたりともおはよう!」
「悠仁おはよう!」
「おはよう虎杖君!」
「うわ!咲桜めっちゃ制服似合うじゃん!」
「嬉しい!ありがとう!順平君と一緒に考えたんだよっ」
「へぇー!順平はこーいうのが好きなんだな」
「え゛!?」
「え?違うの?」
虎杖君と、顔を赤く染める順平君がわちゃわちゃ話をする。
そんな二人を私は見てるのが好き。
とっても楽しそうに話す二人はずっと前から友達だったみたいな感じで、ちょっと羨ましかったりするんだ。