呪術高等専門学校の制服のデザインは、個々人でカスタマイズが出来る。

僕は里桜学校を襲撃した時の服と同じデザインの服で、ボタンだけ渦巻のに変えるって事で決まったけど、咲桜はやっぱり女の子だから、色々悩んでる。


「うーーーん。どんなのがいいかなぁ…」


僕の療養部屋で、ローテーブルに出した制服のカタログ見ながら鼻歌を歌う咲桜。

その隣に僕は座る。


「順平君はどんなのがいいと思う？」

「そーだなぁ…」


どんな服でも咲桜は着こなせるだろうし、似合うだろうなぁ。


「ねぇ。こんなのは…好き？」


悩んでると咲桜はカタログの一つを僕に見せてきた。

そこにはプリーツスカートを履いた女の子が載っている。

にっこり笑ってるモデルの女の子。

きっと咲桜が着れば、この子よりも可愛く着こなせるけど…。