第28話/無為転変【BADEND√】
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早朝、順平君からの電話で目が醒めた。
「順平…君?……」
私は眠い目を擦りながら電話にでた。
『寝てたよね。ごめんね』
「ううん。大丈夫だよ…どうしたの?」
『今日は家にいて欲しくて、電話したんだ』
「え?…どうして?」
『ごめん…理由は言えないけど今日は家から出ないで、絶対に』
深刻な声色に私は「何かあったの?」って聞いた。
『今は、言えない……ごめん、でも咲桜のことはちゃんと僕が守るから』
「どッどういうこと!?順平君!」
理由を聞こうとしたとき、電話を切られた。
私は、急いで身支度をして、順平君の家に向かった。
日が上がって新しい朝日に照らされた住宅街。
インターホンを鳴らしても誰も出ない。
玄関のドアを開けてみると…。
「あっ…あいた………………お邪魔…します…」
おずおずと中に入ると、中は真っ暗…。
「順平…君…………?」
リビングのドアを開け、電気をつけた。