砂忍
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「木ノ葉丸ってばよ!
オレも中忍選抜試験ってのな出てみよーかなぁ!!?」
「てめー!質問しといてこのヤロー 最後まで聞けー!」
黙って話を聞いていたサスケが枝から下りてくる。
と、ユキノは もし戦闘になったときに備えてサスケの隣へと並んだ。
「おい!そこのお前…名は何て言う?」
問えば反応を示したのは女性。
「わ…私か?」
「違う!その隣のひょうたんだ」
しかし、サスケは冷たくあしらう。
と、サスケの後ろでサクラはヒッソリとほくそ笑んだ。
一瞬気まずい空気が流れたような気がしたが
赤髪の少年は気にした様子も無く口を開く。
「………砂漠の我愛羅…
…オレもお前に興味がある……名は?」
その声はやはり低く威圧的で
それでいて心地好く鼓膜を震わせる。
「うちはサスケだ…」
強者を目の前に
サスケは気持ちが高揚するのを抑えきれず笑みを零した。
すると我愛羅は 今度はボーと事の成り行きを見ていたユキノを見る。
「…お前は?」
その言葉に一同は 一斉にユキノを見遣った。
『……ユキノ…』
ユキノは 『なぜ?』と胸中で首を傾げるも答えない理由も無いため ポツリと漏らすように呟いた。
「あのさ!あのさ!
オレは?オレは?」
するとナルトはニカッと笑って自身を指差す。
自分も名前を聞いてほしくて仕方ないと言った様子だ。
しかし、我愛羅は「興味ない…」と素っ気なく返すと素早く背中を向け
「行くぞ」
カンクロウと女性を連れて
さっさとその場から姿を消してしまった。
「(フン!面白くなってきたぜ)」
「木ノ葉丸 オレってば弱そうに見える?」
「サスケの兄ちゃんとユキノの姉ちゃんよりはね!コレ!」
楽しげなサスケとは裏腹に落ち込むナルト。
子供と言うのは残酷なもので
いたわるどころか追い打ちをかける木ノ葉丸に
躍起になったナルトはサスケを睨みつけた。
「サスケ!!
てめーにゃあ負けねーーーぞ!!!」
「急に何だ てめーは!」
そんな一同を見遣る三つの怪しげな影。
「どう思う」
「まぁ…大したこと無いけどさ
木ノ葉の黒髪
砂のひょうたん……
あの2人は要チェックだよ」
ヒソヒソと低い声でやり取りする彼らの額には
音隠れの忍の証である 音符マークが刻まれていた。
「いや…あの薄紫の髪の子もだよ」
すると 彼らの背後に新たな人物があらわれる。
彼もまた音隠れの忍。
ユキノと同じ淡い紫の髪に、宝石のような輝きを放つ赤い瞳の青年だった。
包帯をグルグルに巻いている男は青年の言葉にユキノを見遣る。
どこか容姿が青年と被る少女に
「似てるな…
まさかアンタの妹かい?」
問うも青年は 口元を吊り上げ
ニヒルな笑みを浮かべるだけ…
――待ち望んでいた
やっと会えた――
嬉々とした笑み
が…
その笑みに含まれるのはそういった純粋なものではなく
一言で表すのであれば【狂気】
そんな狂気的な…歪んだ笑みを浮かべる彼に
三人はゾワリと総毛立つのを感じた。
「まぁ…いずれわかるよ」
ややあって 独り言のように呟く。
「だから、それまでのお楽しみってことで…」
言って立ち上がると、青年は素早く姿を消した。
それに続いて 訝しげな表情を浮かべていた他のメンバーも姿を消す。
『………』
ユキノは 見ていた。
――誰かいたような気が…――
寸前まで彼らがいたその木を…。
しかし もう既に誰もいやしない。
気のせいだったのか…
と、気にしないことにして
関係も無いのに面倒事に巻き込まれそうになったことに若干の疲れを覚えては
いまだ騒ぐナルト達を放って
その日は帰路につくことにした……。
オレも中忍選抜試験ってのな出てみよーかなぁ!!?」
「てめー!質問しといてこのヤロー 最後まで聞けー!」
黙って話を聞いていたサスケが枝から下りてくる。
と、ユキノは もし戦闘になったときに備えてサスケの隣へと並んだ。
「おい!そこのお前…名は何て言う?」
問えば反応を示したのは女性。
「わ…私か?」
「違う!その隣のひょうたんだ」
しかし、サスケは冷たくあしらう。
と、サスケの後ろでサクラはヒッソリとほくそ笑んだ。
一瞬気まずい空気が流れたような気がしたが
赤髪の少年は気にした様子も無く口を開く。
「………砂漠の我愛羅…
…オレもお前に興味がある……名は?」
その声はやはり低く威圧的で
それでいて心地好く鼓膜を震わせる。
「うちはサスケだ…」
強者を目の前に
サスケは気持ちが高揚するのを抑えきれず笑みを零した。
すると我愛羅は 今度はボーと事の成り行きを見ていたユキノを見る。
「…お前は?」
その言葉に一同は 一斉にユキノを見遣った。
『……ユキノ…』
ユキノは 『なぜ?』と胸中で首を傾げるも答えない理由も無いため ポツリと漏らすように呟いた。
「あのさ!あのさ!
オレは?オレは?」
するとナルトはニカッと笑って自身を指差す。
自分も名前を聞いてほしくて仕方ないと言った様子だ。
しかし、我愛羅は「興味ない…」と素っ気なく返すと素早く背中を向け
「行くぞ」
カンクロウと女性を連れて
さっさとその場から姿を消してしまった。
「(フン!面白くなってきたぜ)」
「木ノ葉丸 オレってば弱そうに見える?」
「サスケの兄ちゃんとユキノの姉ちゃんよりはね!コレ!」
楽しげなサスケとは裏腹に落ち込むナルト。
子供と言うのは残酷なもので
いたわるどころか追い打ちをかける木ノ葉丸に
躍起になったナルトはサスケを睨みつけた。
「サスケ!!
てめーにゃあ負けねーーーぞ!!!」
「急に何だ てめーは!」
そんな一同を見遣る三つの怪しげな影。
「どう思う」
「まぁ…大したこと無いけどさ
木ノ葉の黒髪
砂のひょうたん……
あの2人は要チェックだよ」
ヒソヒソと低い声でやり取りする彼らの額には
音隠れの忍の証である 音符マークが刻まれていた。
「いや…あの薄紫の髪の子もだよ」
すると 彼らの背後に新たな人物があらわれる。
彼もまた音隠れの忍。
ユキノと同じ淡い紫の髪に、宝石のような輝きを放つ赤い瞳の青年だった。
包帯をグルグルに巻いている男は青年の言葉にユキノを見遣る。
どこか容姿が青年と被る少女に
「似てるな…
まさかアンタの妹かい?」
問うも青年は 口元を吊り上げ
ニヒルな笑みを浮かべるだけ…
――待ち望んでいた
やっと会えた――
嬉々とした笑み
が…
その笑みに含まれるのはそういった純粋なものではなく
一言で表すのであれば【狂気】
そんな狂気的な…歪んだ笑みを浮かべる彼に
三人はゾワリと総毛立つのを感じた。
「まぁ…いずれわかるよ」
ややあって 独り言のように呟く。
「だから、それまでのお楽しみってことで…」
言って立ち上がると、青年は素早く姿を消した。
それに続いて 訝しげな表情を浮かべていた他のメンバーも姿を消す。
『………』
ユキノは 見ていた。
――誰かいたような気が…――
寸前まで彼らがいたその木を…。
しかし もう既に誰もいやしない。
気のせいだったのか…
と、気にしないことにして
関係も無いのに面倒事に巻き込まれそうになったことに若干の疲れを覚えては
いまだ騒ぐナルト達を放って
その日は帰路につくことにした……。
