砂忍
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「ぅわあっ!!
(何だ…今の?)」
やはり と言うべきか
ナルトは男のなんらかの術により弾き飛ばされた。
「なんだ弱いじゃん
木ノ葉の下忍ってのはよォお!」
優越感に浸っている男はつまらなさそうに呟く。
たまらずユキノは
『(一緒にするな)』
と声には出さないものの
胸中で悪態ついた。
「く…苦しい…コレ…」
「こら!この黒ブタ!!
そいつを放さないとこのオレが許さないぞ!!
デブ!バカ!!」
煽る一方のナルトに
「バカはアンタよ!」
サクラはたまらずナルトの首を絞め上げ
ユキノはうるさいと言わんばかりにゴツっとナルトの頭を殴った。
「ムカつくじゃん……お前…」
が、時既に遅し
完全に機嫌を悪くしてしまった男は拳を握る。
「オレ…だいたいチビって大嫌いなんだ…
おまけに年下のクセに生意気で…殺したくなっちゃうじゃん……」
「なっ…」
驚きに目を見張るサクラとナルト
堪らず泣き出してしまう 少女と眼鏡の少年。
「あーあ 私…知らねーよ…」
「ま このドチビの後はそこのうるさいチビね!!」
男の隣の女性はもはや 止める気配すらない。
男が拳を振り上げるのを見て 咄嗟に木ノ葉丸を助けようと駆け出したナルト。
しかし 目の前を横切る薄紫に思わず足を止めた。
ユキノだった。
紫色を確認したころには既にユキノの姿は男の懐にあった。
それまでに早い彼女のスピードに驚愕していると
「いてっ!」
マフラーを掴んでいた男の手に打ち付けられた石。
それは地面に転がり落ちる。
素早い身のこなしで懐に飛び込んで来たユキノに意識を取られ避けることができなかったのだ。
そのつぶての衝撃に男は思わず掴んでいたマフラーを離す。
「わっ!」
手放された木ノ葉丸はユキノが見事キャッチした。
男は 忌ま忌ましげに懐に入ったユキノを見た後
石を投げたであろう人物を見遣った。
「よそんちの里で何やってんだ てめーは」
そこには木の枝に腰かけ、小石を宙に上げたりキャッチしたりを繰り返すサスケの姿があった。
「サスケくーん!!」
黄色い声を上げるサクラに対し、ナルトは気にくわなさそうな表情を浮かべる。
「クッ…ムカつくガキがもう二人…」
ユキノはサスケがそこにいたことを知っていたらしく特別な反応は見せない。
両腕にいる木ノ葉丸をそっと下ろすと 素早くナルト達の元へ戻る少年につられるように
のたのたとサクラの隣に並んだ。
「失せろ」
「キャーカッコイイーーー!!」
「姉ちゃん ありがとう」
すると、木ノ葉丸は 今までの生意気だったそれとは違い 少年らしい表情でユキノに呟く。
ユキノは『なにが?』と思ったが声にはださず、適当に頷いておいた。
ただ、攻撃しようと懐に入ったら木ノ葉丸が落ちてきたので
咄嗟に受け止めてしまっただけだったのだ。
が、その事情を知らない木ノ葉丸は、突如ダー と涙を流すとナルトを指差し
「ナルト兄ちゃんカッコ悪り~~~~」
――信じてたのに コレ!
と そっぽ向いた。
ナルトは必死に少年の信頼を取り戻そうと 取り繕うが
完全に機嫌を損ねてしまったようで聞く耳持たず。
ユキノはと言うと
『(帰りたい…)』
まるで何事もなかったかのように物思いに更けていた。
「カラスまで使う気かよっ」
背に背負っていた武器らしきものを下ろす男
気が付けば一触即発
戦闘でも起こりそうな雰囲気の中
「カンクロウ やめろ」
また新たな人物の声がそれを制した。
見れば サスケの隣の木の枝に
チャクラ吸着によって 逆さづりになっている赤髪、額に"愛"と彫られ、大きな瓢箪を背負った少年がいた。
「が…我愛羅」
見たところ年齢はナルト達と同じで
カンクロウと呼ばれた男と女の方が年上に見えるが
その少年の姿を認識したとたん
先程までの態度から一変、二人はオロオロとし始めた。
「喧嘩で己を見失うとはあきれ果てる…
何しに木ノ葉くんだりまで来たと思っているんだ……」
「聞いてくれ…我愛羅
こいつらが先につっかかってきたんだ…!」
「黙れ…殺すぞ」
言い訳しようとするカンクロウを一言で抑え付ける少年に
見ていたユキノは 興味を抱いた。
彼の中に渦巻くチャクラと彼に纏わり付いて離れない血のにおい…
好奇の目で見つめる。
「君達悪かったな」
我愛羅は辺りの風を巻き上げながら その場から姿を消すと
素早くカンクロウと女性の間に移動した。
「どうやら早く着きすぎたようだが
オレ達は遊びに来たわけじゃないんだからな…」
「分かってるって…」
「行くぞ」
そして去ろうとする我愛羅達。
「ちょっと待って!」
そんな彼等を呼び止めたのは意外にもサクラだった。
「何だ?」
我愛羅は踵を返すとサクラを見る。
「額当てから見てあなたたち…砂隠れの里の忍者よね…
確かに木ノ葉の同盟国ではあるけれど…両国の忍の勝手な出入りは条約で禁じられているはず…」
そんな詳しい話など知らないユキノは『へぇ』と胸中で呟いた。
今しがたまで 怯えていたはずのサクラは スッと相手を見据えると
力強い口調で言った。
「目的を言いなさい!
場合によってはあなた達をこのまま行かせるわけにはいかないわ…」
すると女性は フッと笑みを零す。
「灯台下暗しとはこのことだな」
そして、懐から手帳のようなものを取り出すと
通行証だ とそれを見せた。
「何も知らないのか?」
一同は訝しげな表情を浮かべる。
「お前のいうとおり私達は砂隠れの下忍…中忍選抜試験を受けに来た」
「…………中忍選抜試験…?」
女性が言うには下忍が中忍になるための試験が この木ノ葉の里で行われるらしく
それを受けに来たという。
砂隠れ意外にも 各国の下忍達が集まるそうだ。
(何だ…今の?)」
やはり と言うべきか
ナルトは男のなんらかの術により弾き飛ばされた。
「なんだ弱いじゃん
木ノ葉の下忍ってのはよォお!」
優越感に浸っている男はつまらなさそうに呟く。
たまらずユキノは
『(一緒にするな)』
と声には出さないものの
胸中で悪態ついた。
「く…苦しい…コレ…」
「こら!この黒ブタ!!
そいつを放さないとこのオレが許さないぞ!!
デブ!バカ!!」
煽る一方のナルトに
「バカはアンタよ!」
サクラはたまらずナルトの首を絞め上げ
ユキノはうるさいと言わんばかりにゴツっとナルトの頭を殴った。
「ムカつくじゃん……お前…」
が、時既に遅し
完全に機嫌を悪くしてしまった男は拳を握る。
「オレ…だいたいチビって大嫌いなんだ…
おまけに年下のクセに生意気で…殺したくなっちゃうじゃん……」
「なっ…」
驚きに目を見張るサクラとナルト
堪らず泣き出してしまう 少女と眼鏡の少年。
「あーあ 私…知らねーよ…」
「ま このドチビの後はそこのうるさいチビね!!」
男の隣の女性はもはや 止める気配すらない。
男が拳を振り上げるのを見て 咄嗟に木ノ葉丸を助けようと駆け出したナルト。
しかし 目の前を横切る薄紫に思わず足を止めた。
ユキノだった。
紫色を確認したころには既にユキノの姿は男の懐にあった。
それまでに早い彼女のスピードに驚愕していると
「いてっ!」
マフラーを掴んでいた男の手に打ち付けられた石。
それは地面に転がり落ちる。
素早い身のこなしで懐に飛び込んで来たユキノに意識を取られ避けることができなかったのだ。
そのつぶての衝撃に男は思わず掴んでいたマフラーを離す。
「わっ!」
手放された木ノ葉丸はユキノが見事キャッチした。
男は 忌ま忌ましげに懐に入ったユキノを見た後
石を投げたであろう人物を見遣った。
「よそんちの里で何やってんだ てめーは」
そこには木の枝に腰かけ、小石を宙に上げたりキャッチしたりを繰り返すサスケの姿があった。
「サスケくーん!!」
黄色い声を上げるサクラに対し、ナルトは気にくわなさそうな表情を浮かべる。
「クッ…ムカつくガキがもう二人…」
ユキノはサスケがそこにいたことを知っていたらしく特別な反応は見せない。
両腕にいる木ノ葉丸をそっと下ろすと 素早くナルト達の元へ戻る少年につられるように
のたのたとサクラの隣に並んだ。
「失せろ」
「キャーカッコイイーーー!!」
「姉ちゃん ありがとう」
すると、木ノ葉丸は 今までの生意気だったそれとは違い 少年らしい表情でユキノに呟く。
ユキノは『なにが?』と思ったが声にはださず、適当に頷いておいた。
ただ、攻撃しようと懐に入ったら木ノ葉丸が落ちてきたので
咄嗟に受け止めてしまっただけだったのだ。
が、その事情を知らない木ノ葉丸は、突如ダー と涙を流すとナルトを指差し
「ナルト兄ちゃんカッコ悪り~~~~」
――信じてたのに コレ!
と そっぽ向いた。
ナルトは必死に少年の信頼を取り戻そうと 取り繕うが
完全に機嫌を損ねてしまったようで聞く耳持たず。
ユキノはと言うと
『(帰りたい…)』
まるで何事もなかったかのように物思いに更けていた。
「カラスまで使う気かよっ」
背に背負っていた武器らしきものを下ろす男
気が付けば一触即発
戦闘でも起こりそうな雰囲気の中
「カンクロウ やめろ」
また新たな人物の声がそれを制した。
見れば サスケの隣の木の枝に
チャクラ吸着によって 逆さづりになっている赤髪、額に"愛"と彫られ、大きな瓢箪を背負った少年がいた。
「が…我愛羅」
見たところ年齢はナルト達と同じで
カンクロウと呼ばれた男と女の方が年上に見えるが
その少年の姿を認識したとたん
先程までの態度から一変、二人はオロオロとし始めた。
「喧嘩で己を見失うとはあきれ果てる…
何しに木ノ葉くんだりまで来たと思っているんだ……」
「聞いてくれ…我愛羅
こいつらが先につっかかってきたんだ…!」
「黙れ…殺すぞ」
言い訳しようとするカンクロウを一言で抑え付ける少年に
見ていたユキノは 興味を抱いた。
彼の中に渦巻くチャクラと彼に纏わり付いて離れない血のにおい…
好奇の目で見つめる。
「君達悪かったな」
我愛羅は辺りの風を巻き上げながら その場から姿を消すと
素早くカンクロウと女性の間に移動した。
「どうやら早く着きすぎたようだが
オレ達は遊びに来たわけじゃないんだからな…」
「分かってるって…」
「行くぞ」
そして去ろうとする我愛羅達。
「ちょっと待って!」
そんな彼等を呼び止めたのは意外にもサクラだった。
「何だ?」
我愛羅は踵を返すとサクラを見る。
「額当てから見てあなたたち…砂隠れの里の忍者よね…
確かに木ノ葉の同盟国ではあるけれど…両国の忍の勝手な出入りは条約で禁じられているはず…」
そんな詳しい話など知らないユキノは『へぇ』と胸中で呟いた。
今しがたまで 怯えていたはずのサクラは スッと相手を見据えると
力強い口調で言った。
「目的を言いなさい!
場合によってはあなた達をこのまま行かせるわけにはいかないわ…」
すると女性は フッと笑みを零す。
「灯台下暗しとはこのことだな」
そして、懐から手帳のようなものを取り出すと
通行証だ とそれを見せた。
「何も知らないのか?」
一同は訝しげな表情を浮かべる。
「お前のいうとおり私達は砂隠れの下忍…中忍選抜試験を受けに来た」
「…………中忍選抜試験…?」
女性が言うには下忍が中忍になるための試験が この木ノ葉の里で行われるらしく
それを受けに来たという。
砂隠れ意外にも 各国の下忍達が集まるそうだ。
