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「…再不斬さんは僕が血継限界の血族だと知って拾ってくれた
誰もが嫌ったこの血を…
好んで必要としてくれた…」
ナルトとは少し違ったがやはり似ていた。
彼もずっと一人だった。
そんな時…誰も少年に近づこうとしない人々の波に逆らい
彼は…イルカだけはナルトの傍にいた。
ユキノも同じだった。
自分の存在を必要としたわけではない
求めたわけではないけれど…
ただ、サスケは傍にいることを許してくれた。
それが…
「嬉しかった…!!」
涙を湛えながら柔らかな笑みを浮かべる白に
ユキノは息を飲む。
そして再びサスケに視線を落とす。
と、いつの間に滲んでいたのか…
涙の雫がポタリ―――
サスケの頬に落ちた。
すると、まるでそれが引き金だったかのように嗚咽をもらすユキノ。
ギュッと、強く 強く サスケを抱きしめると
声を殺しながらも 幾度と無く溢れる涙を流した。
サスケを殺したのは白ではない…。
自分が殺したのだと
そう思うとこうして涙を流す資格しらありはしないのに
それでも止めることができず…
静かにすすり泣いた。
「ナルト君…」
そんなユキノを呆気にとられ…それでいて心痛めているような表情で見ていたナルトに白は静かに呼びかける。
「僕を…殺してください」
そして、次に放たれた言葉にナルトは驚愕した。
けれど涙を流していたユキノは静かだった。
彼の気持ちがわかるからだ。
きっと自分も存在理由を失ったら彼と同じことをするだろう。
だから##NAME1##はおどろかなかった。
しかしナルトはもちろん躊躇する。
そんな彼を白は何度も促す。
それにともなってナルトもなんとか生きる道をと声を荒げるが…
どうやら白の意志は相当固い様子。
「君の手を汚させることになってすみません…」
「それしか…!
それしか方法はねーのか…」
「ハイ…!」
ハッキリと頷いてみせる白に 悔しげに歯を食いしばるナルト。
そしてやっと決意してみせるとホルスターからクナイを抜いた。
「君は…夢をつかみ取って下さい…」
その言葉にサスケを振り返るナルト。
「……あいつにも……
…サスケにも夢があったんだ…」
そして真っ直ぐに白を見据えると
「…お前とは他の所で会ってたら友達になれたかもな」
言ってクナイを構えて駆け出した。
「ありがとう」
本来ならば自分が白を殺めたかった…
しかし、白に負けを認めさせたのはナルト。
ユキノはただ見届けるしかないのだと…見つめた。
が…
「うぉおおおおおっ!!」
振りかぶったナルトのクナイ
後一歩で届くという寸でのところで
白はナルトの攻撃を受けとめた。
ナルトは思わず困惑に表情を歪める。
「ごめんなさい ナルト君」
しかしそれはナルトを裏切ったわけでは無い。
自分の主が危機にさらされていることを悟ったからだ。
「僕はまだ死ねません!!」
「え?」
言うなり印を組んで姿を消した白にナルトはあたふた。
「あいつ…どこへ!?」
キョロキョロと辺りを見渡す少年にユキノは『あっち』とカカシたちがいるであろう方向を指差した。
慌てて駆け出すナルトを見遣ったユキノは再びサスケを見る。
サスケは生きろと言った。
本来ならさっさと自害しているところだが主である彼の言葉が少女を縛り付ける。
サスケがいない…
その事実を未だしっかりと受け入れられずにいるのに
どうすれば良いのだろうか。
ただ、これ以上サスケの姿を見ているのが心苦しくて
サラリとサスケの頬を一撫でしては、そっと地面に寝かす。
『まだ任務が残ってる』
そして、頬に残っていた涙を袖で雑に拭うと
現実から逃げるようにナルトの後を追いかけていくのだった。
誰もが嫌ったこの血を…
好んで必要としてくれた…」
ナルトとは少し違ったがやはり似ていた。
彼もずっと一人だった。
そんな時…誰も少年に近づこうとしない人々の波に逆らい
彼は…イルカだけはナルトの傍にいた。
ユキノも同じだった。
自分の存在を必要としたわけではない
求めたわけではないけれど…
ただ、サスケは傍にいることを許してくれた。
それが…
「嬉しかった…!!」
涙を湛えながら柔らかな笑みを浮かべる白に
ユキノは息を飲む。
そして再びサスケに視線を落とす。
と、いつの間に滲んでいたのか…
涙の雫がポタリ―――
サスケの頬に落ちた。
すると、まるでそれが引き金だったかのように嗚咽をもらすユキノ。
ギュッと、強く 強く サスケを抱きしめると
声を殺しながらも 幾度と無く溢れる涙を流した。
サスケを殺したのは白ではない…。
自分が殺したのだと
そう思うとこうして涙を流す資格しらありはしないのに
それでも止めることができず…
静かにすすり泣いた。
「ナルト君…」
そんなユキノを呆気にとられ…それでいて心痛めているような表情で見ていたナルトに白は静かに呼びかける。
「僕を…殺してください」
そして、次に放たれた言葉にナルトは驚愕した。
けれど涙を流していたユキノは静かだった。
彼の気持ちがわかるからだ。
きっと自分も存在理由を失ったら彼と同じことをするだろう。
だから##NAME1##はおどろかなかった。
しかしナルトはもちろん躊躇する。
そんな彼を白は何度も促す。
それにともなってナルトもなんとか生きる道をと声を荒げるが…
どうやら白の意志は相当固い様子。
「君の手を汚させることになってすみません…」
「それしか…!
それしか方法はねーのか…」
「ハイ…!」
ハッキリと頷いてみせる白に 悔しげに歯を食いしばるナルト。
そしてやっと決意してみせるとホルスターからクナイを抜いた。
「君は…夢をつかみ取って下さい…」
その言葉にサスケを振り返るナルト。
「……あいつにも……
…サスケにも夢があったんだ…」
そして真っ直ぐに白を見据えると
「…お前とは他の所で会ってたら友達になれたかもな」
言ってクナイを構えて駆け出した。
「ありがとう」
本来ならば自分が白を殺めたかった…
しかし、白に負けを認めさせたのはナルト。
ユキノはただ見届けるしかないのだと…見つめた。
が…
「うぉおおおおおっ!!」
振りかぶったナルトのクナイ
後一歩で届くという寸でのところで
白はナルトの攻撃を受けとめた。
ナルトは思わず困惑に表情を歪める。
「ごめんなさい ナルト君」
しかしそれはナルトを裏切ったわけでは無い。
自分の主が危機にさらされていることを悟ったからだ。
「僕はまだ死ねません!!」
「え?」
言うなり印を組んで姿を消した白にナルトはあたふた。
「あいつ…どこへ!?」
キョロキョロと辺りを見渡す少年にユキノは『あっち』とカカシたちがいるであろう方向を指差した。
慌てて駆け出すナルトを見遣ったユキノは再びサスケを見る。
サスケは生きろと言った。
本来ならさっさと自害しているところだが主である彼の言葉が少女を縛り付ける。
サスケがいない…
その事実を未だしっかりと受け入れられずにいるのに
どうすれば良いのだろうか。
ただ、これ以上サスケの姿を見ているのが心苦しくて
サラリとサスケの頬を一撫でしては、そっと地面に寝かす。
『まだ任務が残ってる』
そして、頬に残っていた涙を袖で雑に拭うと
現実から逃げるようにナルトの後を追いかけていくのだった。
