決意
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「ナルト…景気よく毒血を抜くのはいいが……
……それ以上は…」
暫くの沈黙の後
おもむろに口を開くカカシ。
どくどくと鮮血が溢れるナルトの傷口を見遣りながらニッコリと笑みを浮かべ
「出血多量で死ぬぞ」
と、語尾を上げてあっさりと言う。
言葉と声色、表情のミスマッチさにビクリと身体を震わせたナルト、自分の置かれている危機的状況に気づいてはいつもの調子に戻って騒ぎ出す。
「ぬぉぉ!ダメ!それダメ!
こんなんで死ねるかってばよ!!」
そんなナルトにカカシははぁと呆れにも似た溜め息を零すとナルトの前でしゃがみ込み
「ちょっと 手、見せてみろ」
そっと手を取ると完全に取り乱しているナルトを無視して、傷口に包帯を巻きはじめた。
そんな二人の傍ら サクラは意地の悪い笑みを浮かべる。
「ナルト!アンタって自虐的性格ね
それって マゾよ!」
『?』
すると【自虐的】と【マゾ】と言う言葉を理解しかねたユキノは疑問符を浮かべながら小首を傾げた。
意味を探ろうと軽く頭を捻るがすぐさまそれを悟ったサスケに「知らなくていい」とバッサリ言われ
『サスケが言うなら』と諦めた。
要するにはさして興味無かったということだ。
そこに
今まで俯き、黙っていたタズナが顔を上げ口を開く。
「………先生さんよ」
「?」
肩越しに振り返るカカシ。
「ちょっと話したいことがある」
その顔は何か腹を括ったような そんな表情が浮かべられていた。
