結論
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「忍たる者――
基本は 気配を消し隠れるべし」
一人残されたカカシは辺りを見渡しながら、それぞれの気配を探る。
「よし みんな
うまく隠れたな」
そして、全員がしっかりと気配を殺していることを確認すると まずまずだなと頷いた
それが忍において基本中の基本だからだ。
「いざ 尋常に勝~~~~~負!!」
しかし、その基本に沿わない奴もいた。
カカシは呆れた様子で溜め息を零す。
「しょーぶったら しょーぶ!!」
なんとナルトだけは隠れることもせずに カカシの目の前で堂々と仁王立ちしていたのだ。
「(あのウスラトンカチ……)」
そんなナルトを枝の覆い茂る木の上から見ていたサスケも呆れた表情を浮かべていた。
普段、表情をあまりかえることのないユキノでさえ
『………』
まるで 有り得ない物を見るような冷たい眼差しを送っている。
それから暫く
ユキノはナルトとカカシのやり取りを木の枝の上から見ていたが、あまりにも馬鹿馬鹿しい光景に
静かにその場を離れる。
―あのまま見ていては鈴なんて取れない
正直、下忍になろうがなるまいがどうでもよかったユキノ
自分の【主】的存在であるサスケがやる気なのだから
自分だけ落ちるわけにはいかないと思うも自分の力量では一人でカカシから鈴を奪い取れるとは到底思えない。
だからと言って、他の誰かと協力しようとは思わないが…。
彼らとは少し離れてしまったが致し方ない。
辺りをよく見渡せる広場で、隠れることも気配を消すこともせず
まるで見つけてくれと言わんばかりにその場に佇んだ。
それはカカシが自分のもとへと来るとわかっていたからの行動。
いつまでも隠れていては鈴は取れないし
逃げていてもいつかは捕まる。
なんせ相手は上忍なのだから…
ならばできる限り、相手が仕掛けてきたことに対してくらいは反撃できるよう気構えておくことが
今の自分ができる唯一のことだと考えたからだった。
途中、サクラの悲鳴のようなものが数回聞こえたが様子を見に行こうとも
ましてやそれに反応を示すことすらしない。
ただ、カカシがやってくるのを待った。
そして、やっとピクリと肩を動かしたのは思った通り
彼がやってきた時だった。
カカシはユキノと同じく 気配を殺すでもなく普通にやってきた―――。
