結論
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―――次の日
「や―ー諸君 おはよう!」
「おっそーい!!!」
前日、プリントを配りながら「遅れて来ないよーに!」と言っていた本人が約束の時間よりも大幅に遅れて到着。
カカシがとくに反省したそぶりもみせずに朝の挨拶をすればサクラとナルトは声を揃えて叫んだ。
何も言わないサスケも非難するような視線を浴びせている
――が、カカシはそんな彼らの反応を華麗に無視し、演習場の隅に立っている三本の丸太のうち、真ん中の一本の上にタイマーとその隣に弁当を置いた。
「よし、十二時にセットOK」
カカシは、怪訝な表情を浮かべる一同に向かって懐から糸のついた鈍色の三つの小さな鈴を取り出して見せた。
チリン――と小さく音が響く。
「ここにスズが3つある…
これを オレから昼までに奪い取ることが課題だ」
そして丸太を指差し
「もし 昼までにオレからスズを奪えなかった奴は昼メシぬき!
あの丸太に縛り付けた上に目の前でオレが弁当食うから」
と、昨日朝食をぬくよう命じた意味を改めて理解させる。
すると 騙されたのだと悟ったナルト、サスケ、サクラの三人は腹の虫が鳴くのを感じ、ガックリと項垂れた。
「スズは一人1つでいい
3つしかないから…必然的に一人は丸太行きになる
…で!」
と、カカシはスズを顔の前へ持ち上げるとまたしゃらんと音を鳴らす。
広い演習場に気品のある音が響き渡る。
かと思えばカカシは先程より幾分か声を低めて続ける。
「スズを取れない奴は任務失敗ってことで失格だ!
つまり この中で最低でも一人は学校に戻ってもらうことになるわけだ…」
そういわれれば 三人はドキンと緊張から胸を高鳴らせた。
ユキノは相変わらずボーとした様子で何を考えているのかわからなかったが…。
するとカカシは再び声のトーンを戻すとグッとスズを握った。
「手裏剣使っていいぞ
オレを殺すつもりで来ないと取れないから」
と飄々とした様子で言った。
が、サクラは酷く困惑した様子で「危ないわよ 先生!」と必死に訴える。
すると調子に乗ったナルトは
「そうそう!黒板消しもよけれねーほどドンくせーのにィ!!!
本当に殺しちまうってばよ!!」
と、上忍相手にありもしないことを言い放った。
そんなナルトにユキノは無意識に冷たい眼差しを送った。
カカシは相変わらず緊迫感のない声で
「世間じゃさぁ…
実力のない奴にかぎってホエたがる
ま…ドベはほっといて よーいスタートの合図で」
と、さりげなくナルトを挑発する。
そうすれば【ドベ】と言う言葉に敏感になっているナルトが沸き上がる怒りに耐え切れるわけも無く
素早い動きでホルスターからクナイを掴み出すと手の中でくるりと回転させてから強く握り、目の前のカカシに向かって振りかざした。
「!!!」
が、振り上げた腕はそれ以上動かない。
あげくに目の前にいたはずのカカシは瞬きする間も無く
いつの間にやらナルトの背後に回っていた。
カカシはナルトの腕を掴むと、ナルトの頭を抑えつけ
そのままクナイをナルトの項あたりに突き付けていたのだ。
「そう あわてんなよ
まだスタートは言ってないだろ」
「(うそ…!
まるで見えなかった)」
「(…これが上忍か…)」
そのスピードは ナルトやサスケ、サクラは勿論
ボケーとしていたユキノでさえも目を見張るものがあった。
「でも ま…オレを殺るつもりで来る気になったようだな…
やっとオレを認めてくれたかな?」
目の前で やっと感じることのできた圧倒的なカカシの力に触れて ナルト達は気分が高揚するのを感じる。
「ククク…なんだかな
やっとお前らを好きになれそうだ…
…じゃ 始めるぞ!!」
その言葉に全員が身構える。
カカシはそれをじっくり見遣って
「…よーい…
スタート!!!」
声を上げた。
その瞬間、合図とほぼ同時に
その場にいた全員が姿を消した―――。
「や―ー諸君 おはよう!」
「おっそーい!!!」
前日、プリントを配りながら「遅れて来ないよーに!」と言っていた本人が約束の時間よりも大幅に遅れて到着。
カカシがとくに反省したそぶりもみせずに朝の挨拶をすればサクラとナルトは声を揃えて叫んだ。
何も言わないサスケも非難するような視線を浴びせている
――が、カカシはそんな彼らの反応を華麗に無視し、演習場の隅に立っている三本の丸太のうち、真ん中の一本の上にタイマーとその隣に弁当を置いた。
「よし、十二時にセットOK」
カカシは、怪訝な表情を浮かべる一同に向かって懐から糸のついた鈍色の三つの小さな鈴を取り出して見せた。
チリン――と小さく音が響く。
「ここにスズが3つある…
これを オレから昼までに奪い取ることが課題だ」
そして丸太を指差し
「もし 昼までにオレからスズを奪えなかった奴は昼メシぬき!
あの丸太に縛り付けた上に目の前でオレが弁当食うから」
と、昨日朝食をぬくよう命じた意味を改めて理解させる。
すると 騙されたのだと悟ったナルト、サスケ、サクラの三人は腹の虫が鳴くのを感じ、ガックリと項垂れた。
「スズは一人1つでいい
3つしかないから…必然的に一人は丸太行きになる
…で!」
と、カカシはスズを顔の前へ持ち上げるとまたしゃらんと音を鳴らす。
広い演習場に気品のある音が響き渡る。
かと思えばカカシは先程より幾分か声を低めて続ける。
「スズを取れない奴は任務失敗ってことで失格だ!
つまり この中で最低でも一人は学校に戻ってもらうことになるわけだ…」
そういわれれば 三人はドキンと緊張から胸を高鳴らせた。
ユキノは相変わらずボーとした様子で何を考えているのかわからなかったが…。
するとカカシは再び声のトーンを戻すとグッとスズを握った。
「手裏剣使っていいぞ
オレを殺すつもりで来ないと取れないから」
と飄々とした様子で言った。
が、サクラは酷く困惑した様子で「危ないわよ 先生!」と必死に訴える。
すると調子に乗ったナルトは
「そうそう!黒板消しもよけれねーほどドンくせーのにィ!!!
本当に殺しちまうってばよ!!」
と、上忍相手にありもしないことを言い放った。
そんなナルトにユキノは無意識に冷たい眼差しを送った。
カカシは相変わらず緊迫感のない声で
「世間じゃさぁ…
実力のない奴にかぎってホエたがる
ま…ドベはほっといて よーいスタートの合図で」
と、さりげなくナルトを挑発する。
そうすれば【ドベ】と言う言葉に敏感になっているナルトが沸き上がる怒りに耐え切れるわけも無く
素早い動きでホルスターからクナイを掴み出すと手の中でくるりと回転させてから強く握り、目の前のカカシに向かって振りかざした。
「!!!」
が、振り上げた腕はそれ以上動かない。
あげくに目の前にいたはずのカカシは瞬きする間も無く
いつの間にやらナルトの背後に回っていた。
カカシはナルトの腕を掴むと、ナルトの頭を抑えつけ
そのままクナイをナルトの項あたりに突き付けていたのだ。
「そう あわてんなよ
まだスタートは言ってないだろ」
「(うそ…!
まるで見えなかった)」
「(…これが上忍か…)」
そのスピードは ナルトやサスケ、サクラは勿論
ボケーとしていたユキノでさえも目を見張るものがあった。
「でも ま…オレを殺るつもりで来る気になったようだな…
やっとオレを認めてくれたかな?」
目の前で やっと感じることのできた圧倒的なカカシの力に触れて ナルト達は気分が高揚するのを感じる。
「ククク…なんだかな
やっとお前らを好きになれそうだ…
…じゃ 始めるぞ!!」
その言葉に全員が身構える。
カカシはそれをじっくり見遣って
「…よーい…
スタート!!!」
声を上げた。
その瞬間、合図とほぼ同時に
その場にいた全員が姿を消した―――。
