卒業
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「えーー……
これからの君達には 里から任務が与えられるわけだが
今後は三人一組の班を作り……各班ごとに一人ずつ上忍の先生が付き
その先生の指導のもと 任務をこなしていくことになる」
真面目な性格のイルカ。
詳しく今後生徒たちのするべきことについての説明を行うが さして興味の無いシカマル、ユキノはあまり聞いていない。
チョウジにいたっては隠すことなくお菓子を食べている。
それは他の生徒達も同じ
騒いだりはしないもののほとんどが聞いているふりをしているだけだったが
次のイルカの言葉にノーリアクションだった生徒達は一斉に声を揃えた。
「班の力のバランスが均等になるようこっちで決めた」
「えーーー!!」
響くブーイングの嵐。
しかし、イルカはそれさえも無視して次々に生徒の名前を読み上げていく。
「一緒の班になれるといいね」
そういうチョウジの傍ら
ユキノはちょっぴり嫌な予感を感じていた。
「じゃ 次7班
うずまきナルト…春野サクラ!」
そこまで聞いてシカマルはめんどくさそうなチームだなと思う。
前方を見遣ればナルトが両手でガッツポーズを作り喜びをあらわにしているのに対し、その隣に座るサクラはガックリとうなだれている。
が、それも一瞬
「そして…うちはサスケ」
最後に呼ばれた名前に今度はサクラが喜びに立ち上がり、ナルトがうなだれた。
しかし、それで終わりだと思われた第7班に、イルカは更に続けて口を開く。
「あぁ、それとこの班は人数の関係で異例の四人一組となる…柊ユキノだ」
そして最後に呼ばれたユキノの名前に少女は特にリアクションするでも無く、それは前に座るサクラやサスケも同じだった。
案の定の結果だった。
何故かはわからないがユキノはこのメンバーで妙に納得してしまった。
第8班の発表がされているなか
サクラは後ろに座っていたいのを振り返ると
勝ち誇った笑みを浮かべた。
「なんでそうなるのよぉっ」
いのは悔しげに唸った。
「(しゃーんなろぉ!愛は勝ぁつ)」
拳を握るいのの隣に座っていたシカマルは
そんな二人を見て頬杖をついたまま小さくため息を零す。
「なんであんな奴がいいのかね 女ってのは…」
ぼやくように言うシカマルにいのは信じられないと言わんばかりに目を見張った。
「そんなこともわからないの シカマルー?」
「オレぁ女じゃねぇからよぉ」
「だから持てないのよ
アンタみたいなのとは組みたくないもんだわぁ」
気だるげな彼にいのはため息を零した。
と、そこで
引き続き組み合わせ発表していたイルカの声にいのは耳を疑った。
「10班
山中いの 奈良シカマル」
「組むことになったみたいだぞ オイ」
シカマルはへっと意地悪げに笑った。
「それから
秋道チョウジ」
「おまけにデブかぁ…」
頭を抱えるいの
どちらかというと面食いなほうの彼女は落ち込んでいるようだった。
―――穏やかそうなチームだな
ユキノは良い班なのに
と、いののことが理解できなかった。
「班分けは以上!」
「イルカ先生!!」
イルカが発表を終えた瞬間
何が気に入らないのか納得がいかない様子のナルトは勢いよくサスケを指差すと大きく口を開いた。
「よりによって優秀なこのオレが!
なんでコイツと同じ班なんだってばよ!!
しかも四人!!!」
その言葉にイルカははぁーと呆れたような溜め息を着くと腰に手を当て、言い聞かせるように口を開く。
「サスケは卒業生28名中一番の成績で卒業
そしてユキノは二番だ
ナルト…お前はドベ!
いいか!
班の力を均等にするとしぜーんとこうなんだよ」
そういえばサスケはフンと鼻を鳴らし、ナルトを見ることなく
「…せいぜいオレの足引っ張ってくれるなよ ドベ!」
と挑発するように言う。
そうすれば気の短いナルトがその言葉に耐え切れるはずも無く
「何だとォ コラァ!!!」
サスケにつかみ掛かろうとするが今度はサクラが怒り
「いいかげんにしなさいよ ナルト!!」
彼女の力によって渋々おとなしくなることとなった。
それでもユキノは知らんぷり。
相変わらず外をボンヤリと見ている。
そんな四人を見てイルカは先行きが不安だと言わんばかりの表情を浮かべるも
「(…ま…どうにかやっていけそうかな!
ナルトの奴も…)」
最後にはフッと笑みを零した。
「じゃ みんな午後から上忍の先生達を紹介するから
それまで解散!」
