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ユキノ以外三人が焼けた魚に手を伸ばす。
美味しそうに頬張るナルトとは対照的に
サクラは未だ暗い表情で口を開いた。
「もしかしたら・・・もう
天の巻物はないかも」
その言葉にサスケは食事の手を止め
ユキノもサクラを見た。
「どういうことだ?サクラ」
「だってこの第二試験
期限の五日間のうちもう四日も経っちゃてるのよ?
それって試験トータル時間の八割は使っちゃってるってことだし
参加人数80人26チーム天地13本ずつしかない巻物を・・・」
視線を下に落としたまま
何かを思い出すように眉間に皺を寄せる。
そしてサスケを見ると
「ただでさえ合格は最大13チームでしょ?
しかもサスケくんは覚えてるわよね?
大蛇丸って奴が私たちの持ってた天の書を燃やしちゃったのを・・・」
あの忌まわしい男の名を口にした。
サスケは小さく頷き
今度はユキノが視線を落とす。
「ということは・・・」
「すでにその時点で合格チームが1チーム減ったことになるわ
それのそのほかの巻物が全て無事とは限らないし・・・」
言葉にすればするほど最悪のシナリオしか浮かんでこない。
巻物が無いなんてこと信じたくはないが
あるとはいいきれない。
胸中が不安で満たされていく。
「木の葉の連中と別れて傷の治癒に二日間あてたからな
これからは行動距離を伸ばさなきゃならん
いずれにしても・・・次の敵がラストチャンスだな・・・」
まるで自身に言い聞かせるかのような言葉。
今まで黙っていたユキノはおもむろに立ち上がると
『水組んでくる・・・』
誰も見ることなく歩き出すが
「まて」
『?』
サスケの呼び止める声に半身だけ振り返って小首を傾げる。
「俺も行く」
言って立ち上がったサスケはユキノの返事を待たずにさっさとユキノを追い抜いていくものだから
ユキノも彼の後をそそくさとついていった。
そんな二人の背をナルトとサクラは黙って見送った。
そのころユキノは水を汲むサスケの少し後ろで彼をみていた。
襟元から覗く白い首元・・・
その首筋に似つかわしくなく浮かぶ黒い紋様・・・。
呪印だ
ユキノはそれがどのような呪いか知っていた。
過去にその呪印について里内に研究している輩がいると噂されていたのを聞いたことがあったからだ・・・。
まさかその輩というのがあの大蛇丸だったとは・・・
なんとしても奴をサスケに近づけるべきだはなかったと改めて思う。
―――あの時もっと・・・
いや・・・それよりももっと
自分に力があったなら・・・―――
考えても仕方ないのに
自身を責めずにはいられない
悔やんでも悔やみきれないのだ。
どうして要領良くやれないのだろうか
このままではいつか本当に失ってしまう・・・
そこまで思って 急に怖くなって思考を失っていると
「ユキノ・・・」
水を汲み終えたらしいサスケが訝しげにユキノを見ていた。
美味しそうに頬張るナルトとは対照的に
サクラは未だ暗い表情で口を開いた。
「もしかしたら・・・もう
天の巻物はないかも」
その言葉にサスケは食事の手を止め
ユキノもサクラを見た。
「どういうことだ?サクラ」
「だってこの第二試験
期限の五日間のうちもう四日も経っちゃてるのよ?
それって試験トータル時間の八割は使っちゃってるってことだし
参加人数80人26チーム天地13本ずつしかない巻物を・・・」
視線を下に落としたまま
何かを思い出すように眉間に皺を寄せる。
そしてサスケを見ると
「ただでさえ合格は最大13チームでしょ?
しかもサスケくんは覚えてるわよね?
大蛇丸って奴が私たちの持ってた天の書を燃やしちゃったのを・・・」
あの忌まわしい男の名を口にした。
サスケは小さく頷き
今度はユキノが視線を落とす。
「ということは・・・」
「すでにその時点で合格チームが1チーム減ったことになるわ
それのそのほかの巻物が全て無事とは限らないし・・・」
言葉にすればするほど最悪のシナリオしか浮かんでこない。
巻物が無いなんてこと信じたくはないが
あるとはいいきれない。
胸中が不安で満たされていく。
「木の葉の連中と別れて傷の治癒に二日間あてたからな
これからは行動距離を伸ばさなきゃならん
いずれにしても・・・次の敵がラストチャンスだな・・・」
まるで自身に言い聞かせるかのような言葉。
今まで黙っていたユキノはおもむろに立ち上がると
『水組んでくる・・・』
誰も見ることなく歩き出すが
「まて」
『?』
サスケの呼び止める声に半身だけ振り返って小首を傾げる。
「俺も行く」
言って立ち上がったサスケはユキノの返事を待たずにさっさとユキノを追い抜いていくものだから
ユキノも彼の後をそそくさとついていった。
そんな二人の背をナルトとサクラは黙って見送った。
そのころユキノは水を汲むサスケの少し後ろで彼をみていた。
襟元から覗く白い首元・・・
その首筋に似つかわしくなく浮かぶ黒い紋様・・・。
呪印だ
ユキノはそれがどのような呪いか知っていた。
過去にその呪印について里内に研究している輩がいると噂されていたのを聞いたことがあったからだ・・・。
まさかその輩というのがあの大蛇丸だったとは・・・
なんとしても奴をサスケに近づけるべきだはなかったと改めて思う。
―――あの時もっと・・・
いや・・・それよりももっと
自分に力があったなら・・・―――
考えても仕方ないのに
自身を責めずにはいられない
悔やんでも悔やみきれないのだ。
どうして要領良くやれないのだろうか
このままではいつか本当に失ってしまう・・・
そこまで思って 急に怖くなって思考を失っていると
「ユキノ・・・」
水を汲み終えたらしいサスケが訝しげにユキノを見ていた。
