安心した結月だが不安が拭えなかった


結月「あの私､本当にここにいて良いの？」

スクアーロ「なにか不満か？」

結月「いや見たところ···生活環境がまるで違うから」

ベル「そんな大丈夫だって···わかんねぇなら王子が教えてやる」

フラン「先輩に教えられるんですかねー」

ベル「テメー···引っ込んでろクソガエル‼︎」<シュッ>

フラン<ザスッ>「先輩、敵と味方ぐらい区別してくださいーそんなんだから 堕王子って言われるんですよ」

ベル「堕を強調すんな」<シュッシュッ>

フラン<ザクザク>「先輩いい加減刺すのやめてくださーい」

ベル「テメーの口が止まったらな」<シュッ>

フラン「あぁー涙出てきた」

ベルとフランのやり取りを微笑ましく見ていたが突然頬に涙が流れた

結月<ポロポロ>「···ひっく···」

ヴァリアー「！？」

フラン「先輩のナイフが怖かったんですねー」

結月「ち···違う···怖かったの···ここには···私の知ってるものが···何もかも無くて···不安だった御館やおばばもいなくて···」

ルッスーリアは結月の頭を撫でながら
ルッスーリア<ポンッ>「大丈夫よもう1人じゃないわいろんなことが1度に起こって不安だったわよね···混乱したわよね今はいっぱい泣きなさい」

結月「うっ···ふっ···ひっく」
結月が泣いてる所をしばらく見ていたXANXUSも結月の頭に手を置いた


XANXUS<ポンッ>「・・・」

結月「!?」

XANXUS「····フン」

結月『おっかないと思ってたけど傷といいなんか』「御館みたい」


フラン「御館って誰ですかー？」

結月「私の里で1番偉い人」

ベル「ししっそれってボスじゃん」

結月「ねぇねぇボスってなに？」

スクアーロ「お前んとこで言うお舘とやらみないなもんだ」

結月「じゃあ1番偉い人なんだ」

スクアーロ「まっこいつの場合偉い人じゃなくて偉そうなヤツだな」<ガシャン>「何しやがる!!」

XANXUS「るせぇー・・・」

結月「ふっ､､､あははっ」

そんなやり取りを見て結月は自然に笑っていた

ルッスーリア「ゆずちゃんのお部屋なんだけどねお部屋片付け終わるまでワタシのお部屋を一緒に使いましょう」


結月「ありがとうルッス姐」







こうして1人の忍びの娘と独立暗殺部隊たちの奇妙な同居生活が始まった