結月との生活が続いたある夜のこと





ルッスーリア「ゆずちゃん待ちなさい！」

結月「いやー」


ヴァリアーの面々もこのやり取りに慣れつつある
それもそのはずだって毎晩のように繰り広げられるのだから

ルッスーリア「ちゃんと髪乾かさないと風邪引くでしょー」

結月「大丈夫！今まで自然乾燥してたけど風邪なんて引いたことないもん」

ルッスーリア「ダメよ〜お手入れしなきゃ」

傍から見れば完全に母と娘




ルッスーリアから逃げる結月目の前には壁が



結月「あっ！？壁・・・行き止まり！？」

ルッスーリア「さあゆずちゃん観念なさ〜い」

ジリジリ追い詰めるルッスーリア


結月『ごめんルッス姐』「でも嫌なものは嫌なの！・・・・・忍法煙玉！」〈ボンッ〉

辺りは煙に包まれ

ルッスーリア「ゴホッ···ゴホッ···!?いない!?」







結月は姿を消した






ルッスーリアは結月を探しに談話室に訪れた

ルッスーリア「皆〜ゆずちゃん見てない？」

スクアーロ「見てねぇーぞ！！」

ベル「俺も知らねー」

フラン「ミーも知りませーん」

ルッスーリア「どこに行っちゃったのかしら」

マーモン「ゆずなら君と一緒だったじゃないかルッスーリア」

ルッスーリア「それが逃げちゃったのよ〜」

ス·ベ·フ·マ『またか(またですかー)』

スクアーロ「とりあえずゆずを見つければいいんだな？」

ルッスーリア「お願いね〜ワタシ1人じゃあの子を捕まえるのは難しいわ」

マーモン「ゆずも毎晩同じ事になるし諦めたらいいのに」

ベル「まっ退屈しのぎなりそうだしゆずを探してやるよ」

フラン「これも毎晩恒例になりつつありますねー別にいいですけどー」








こうして結月vsヴァリアーの鬼ごっこが今晩も開幕したのだった