その日の夜結月の体調は回復した


ルッスーリア「ゆずちゃん体調はもう大丈夫？」

結月「平気よ､掠っただけだから軽傷で済んだみたい毒も抜いてもらえたし」

ベル「急にぶっ倒れた時はどうなるかと思ったぜ」

フラン「ベル先輩､､､柄にもなく慌ててましたもんねー」

ベル「うっせぇよ､､､いちいちカンに障る奴だな」




結月「ねぇねぇ今って夜なんだよね？」

マーモン「そうだよ、なんかおかしいかい？」


結月昼間のように眩しい光に慣れずにいた
結月「うん···夜なのにこんなに明るいことなんて無かった城下町の賑わいでもここまで明るくないわ」

マーモン「文明の違いだね···ゆずの時代には電気はまだないよね」

結月「"でんき"とやらで部屋を明るくするんだ···うん夜の時明かりは囲炉裏やロウソクを使ってたよ」

ベル「へぇー､､､初めて聞いたどんな感じ？」

マ・フ「「僕(ミー)が見せてあげる(よ)(ますー)ふっ､､､」」<ホワン>
幻覚を見せた

それはまさに結月が今まで過ごしてきた場所そのものだった
結月「！？これよ···この感じよ」

ベル「うわ···こんな暗いの」

フラン「これにはミーもビックリですー」

スクアーロ「夜に慣れてる俺らでも慣れねぇ暗さだな」

ルッスーリア「ゆずちゃんはこんな暗いところで生活してたのね」

結月「そう？」

マ・フ<ｽﾝッ>〜幻覚を解いた

結月「マモくん、フランくん今のって」

マーモン「幻覚だよ」

結月「幻覚､､､？」

フラン「簡単に言うとー実際にはないものが脳に映像を見せることであるように見えるんですよー」

マーモン「僕とフランは術士なんだよ」

結月「なんか···かっこいいね」<キラキラ>

マーモン「ムムッ···そうかい？···///」

フラン「ゆずさんに···そう言われると嬉しいですねー///」

ベル<ムスッ>「面白くねぇ···」<ボソッ>『なんで俺こんなムカついてんの､､､？』

結月から尊敬の眼差しを向けられてるマーモンとフランに内心ベルはモヤモヤしていた