★11話 壊れるのは一瞬で ★
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2人は帰宅して中に入った
家の中に入ると違和感を感じた
智弥『···ん?なんだろうなんか嫌な予感がする』
兄の異変に気づき声をかけた
ももか「お兄ちゃん?」
智弥「しーっ···声出しちゃダメ···良いももちょっとここに隠れてて絶対出てきちゃダメだよ」
ももか「···うん?」
智弥「良い子この部屋は中から隣の部屋見えるけどあんまり近づいたらダメだよ」
何かの気配を察知した兄はボソッとももかに言ってももかを隠した
ももかが隠れた部屋は中から兄が入った部屋が見える
ももかも息を潜めながら見ていた
少しづつリビングに近づき部屋を開けた
〈ガチャ〉
男「おや···お出かけでしたか?」
智弥「お前は誰だ?」
ももか「···だれかいるの?」
男「ただの通りすがりです。君のママに頼まれてね」
智弥「ママに!?」
男「君は兄の智弥くんだね?妹のももかちゃんは?」
智弥「ももはいないよ出掛けてるみたいだから」
男「知らないの?」
智弥「知らないね」
男「···知らないんじゃ仕方ないな」
智弥『この口ぶり狙いはももか』
男「あっ君にもお仕置きしろって言われてたんだ」
智弥「あいにく知らない人からお仕置きされる覚えはない」
男「いやそれ以外にも現に君は見てしまった···俺の顔をな」〈ガーッ〉〈グサッ〉
男が突っ込んできた
智弥「!?」
智弥「うっ···」〈ドサッ〉
突然倒れた一瞬わからなかったが兄の腹部にナイフが刺さってるのが見えた
ももか「!?」『お兄ちゃん!?』
突然のことに見ていたXANXUS達も動揺が隠せなかった
X·ス·ベ·マ·ル·レ「!?」
智弥『もも···出て来ないで』
男「ももかがいないんじゃ長居は無用か…」
〈ガチャ〉〈バタン〉
男は去って行った
智弥「うっ···」
男が去ったあとももかが入って来た!
ももか〈ガチャ〉「お兄ちゃん!!やっぱりももかは不幸を運ぶんだよ!ももかがいなかったら生まれてこなかったらお兄ちゃんは‼︎」
智弥「そ···んな···こと···ない」
ももか「!?」
智弥「はぁ···はぁ····生···まれて···来て···くれて···僕の···妹で···いてくれて···あ···りがと···」
ももか「お兄ちゃん!!お礼を言うのはももかの方だよいつも助けてもらってばっかり···ももかはなにもできなかった···今だってかくれて見てることしかできなかった」
智弥「ももは僕の···妹で···いて···くれた···それでいい」
ももか「お兄ちゃん」
智弥『また···いつ···あいつが···くるか···分からない』「もも···ここ···から···逃···げて」
ももか「いやだよ···お兄ちゃんからはなれたくない」
智弥「僕···の最初···で···最後···のお···願い·····聞いて···くれる?」
ももか「おにいちゃん」
智弥「大···好き···だよ···もも」〈スッ〉
途切れ途切れになりながらも必死に言葉を紡ぐ
だんだん息が浅くなりそして眠るように息を引き取った
ももか「いや···お兄ちゃん!ダメだよ死んじゃ···また連れてってくれるんでしょ?目を開けてよお兄ちゃん···ひっく···うっうう···い···いや···いやああぁああぁあ」『もういらないなにもいらないからお兄ちゃんを返して!』
声にならない悲痛な叫び
ももかは涙が枯れるほどずっと泣いていた
一晩がたちあれから何時間経っただろう
ももか「ん···はっ···はぁー···」『声がでない···もう···どうでもいいや···お兄ちゃんは?』
横をみると倒れた兄が居て昨日の出来事が夢でないことを痛感する
昨日の兄の言葉を思い出す
智弥[「もも···ここ···から···逃···げて」]
智弥[「僕···の最初···で···最後···のお···願い·····聞いて···くれる?」]
ももか『お兄ちゃん····わたしも大好きだよ···いつも守ってくれてありがとう···ばいばい』
〈ガチャ〉〈バタン〉
ももかは部屋を出た
家の中に入ると違和感を感じた
智弥『···ん?なんだろうなんか嫌な予感がする』
兄の異変に気づき声をかけた
ももか「お兄ちゃん?」
智弥「しーっ···声出しちゃダメ···良いももちょっとここに隠れてて絶対出てきちゃダメだよ」
ももか「···うん?」
智弥「良い子この部屋は中から隣の部屋見えるけどあんまり近づいたらダメだよ」
何かの気配を察知した兄はボソッとももかに言ってももかを隠した
ももかが隠れた部屋は中から兄が入った部屋が見える
ももかも息を潜めながら見ていた
少しづつリビングに近づき部屋を開けた
〈ガチャ〉
男「おや···お出かけでしたか?」
智弥「お前は誰だ?」
ももか「···だれかいるの?」
男「ただの通りすがりです。君のママに頼まれてね」
智弥「ママに!?」
男「君は兄の智弥くんだね?妹のももかちゃんは?」
智弥「ももはいないよ出掛けてるみたいだから」
男「知らないの?」
智弥「知らないね」
男「···知らないんじゃ仕方ないな」
智弥『この口ぶり狙いはももか』
男「あっ君にもお仕置きしろって言われてたんだ」
智弥「あいにく知らない人からお仕置きされる覚えはない」
男「いやそれ以外にも現に君は見てしまった···俺の顔をな」〈ガーッ〉〈グサッ〉
男が突っ込んできた
智弥「!?」
智弥「うっ···」〈ドサッ〉
突然倒れた一瞬わからなかったが兄の腹部にナイフが刺さってるのが見えた
ももか「!?」『お兄ちゃん!?』
突然のことに見ていたXANXUS達も動揺が隠せなかった
X·ス·ベ·マ·ル·レ「!?」
智弥『もも···出て来ないで』
男「ももかがいないんじゃ長居は無用か…」
〈ガチャ〉〈バタン〉
男は去って行った
智弥「うっ···」
男が去ったあとももかが入って来た!
ももか〈ガチャ〉「お兄ちゃん!!やっぱりももかは不幸を運ぶんだよ!ももかがいなかったら生まれてこなかったらお兄ちゃんは‼︎」
智弥「そ···んな···こと···ない」
ももか「!?」
智弥「はぁ···はぁ····生···まれて···来て···くれて···僕の···妹で···いてくれて···あ···りがと···」
ももか「お兄ちゃん!!お礼を言うのはももかの方だよいつも助けてもらってばっかり···ももかはなにもできなかった···今だってかくれて見てることしかできなかった」
智弥「ももは僕の···妹で···いて···くれた···それでいい」
ももか「お兄ちゃん」
智弥『また···いつ···あいつが···くるか···分からない』「もも···ここ···から···逃···げて」
ももか「いやだよ···お兄ちゃんからはなれたくない」
智弥「僕···の最初···で···最後···のお···願い·····聞いて···くれる?」
ももか「おにいちゃん」
智弥「大···好き···だよ···もも」〈スッ〉
途切れ途切れになりながらも必死に言葉を紡ぐ
だんだん息が浅くなりそして眠るように息を引き取った
ももか「いや···お兄ちゃん!ダメだよ死んじゃ···また連れてってくれるんでしょ?目を開けてよお兄ちゃん···ひっく···うっうう···い···いや···いやああぁああぁあ」『もういらないなにもいらないからお兄ちゃんを返して!』
声にならない悲痛な叫び
ももかは涙が枯れるほどずっと泣いていた
一晩がたちあれから何時間経っただろう
ももか「ん···はっ···はぁー···」『声がでない···もう···どうでもいいや···お兄ちゃんは?』
横をみると倒れた兄が居て昨日の出来事が夢でないことを痛感する
昨日の兄の言葉を思い出す
智弥[「もも···ここ···から···逃···げて」]
智弥[「僕···の最初···で···最後···のお···願い·····聞いて···くれる?」]
ももか『お兄ちゃん····わたしも大好きだよ···いつも守ってくれてありがとう···ばいばい』
〈ガチャ〉〈バタン〉
ももかは部屋を出た