ある日の談話室での話

ベル「なぁーももか？」

ももか「・・・？」


ベル「ずっと気になってたんだけどさお前何で片目隠してんの？」

ももか〈ビクッ〉「・・・!?」

スクアーロ「それは俺も気になってたんだ」

ももか「あ､､､あ､､､」
ももかは俯きながらクマさん型リュックをギュッと抱きしめてると

ス・べ「ももか？」



ももかの頭に響くある言葉が












【バケモノ】











ももか〈バッ〉「・・・」
ももかは何か弾かれるように逃げ出した



入れ違いにルッスーリアが入ってきた
残された2人はというと

ルッスーリア「ももちゃんどうしたの？なんか慌てて出て行ったけど」


ベル「なんかももかの地雷踏んだ感じ？」

スクアーロ「あの感じあまり触れたくねぇ感じだったな」


2人は気になっていた話をルッスーリアにした


ルッスーリア「ももちゃんの右目確かに私も気になっていたんだけど､､､こればっかりはももちゃんが話してくれるのを待つしかないわね」

スクアーロ「だな」

ベル〈コクン〉「・・・」

ベルも頷くしか無かった






その頃駆け出したももかは足を止め、蹲っていた


ももか「はあ···はあ···」『逃げてきちゃった···』

すぐ近くの扉が開くと中からマーモンが出てきた
マーモン〈ガチャ〉「ムッ？ももかじゃないか!?」『なんか尋常じゃない感じだね』

ももか「!?」

マーモン「とりあえず中に入りなよ」

マーモンの部屋にももかを入れると飲み物を渡した

ももか〈ｺﾞｸｯ···ｺﾞｸｯ〉

マーモン「落ち着いたかい？」

ももか〈コクン〉「・・・」

マーモン「一体何が合ったのさ」

ももかは先程の話を紙に書いて見せた

マーモン「なるほどね君の目のことだね」

ももか〈コクン〉「・・・」

マーモン「君はどうしたい？」

マーモンの質問にしばらく考え込むと書き出した

ももか〈カキカキカキカキ〉[マーモンも気になる？ ]

マーモン「気にならないと言えば嘘になるね」

ももか『やっぱり』「···」

マーモン「君は何であの日1人でいたのか何で声が出ないのか君の事については気になることばかりだからね」


ももか「・・・」

マーモン「でもきっとみんなは君から話してくれる事を待ってると思うよ」

ももか『待ってくれている···それならわたしは』
〈カキカキカキカキカキカキ〉[話してみたい でもどう話をしていいかわからない]

マーモン「うーんそうだね···僕の知り合いにねある装置を渡されたんだ」
マーモンは引き出しから腕輪と袋に入ったリング数個を取り出した

ももか『そうち？』「・・・？」


マーモン「まず君がこの腕輪をつけて眠るそしてこのリングをつけて思いを灯せばその人の記憶を見ることが出来るんだってまるで夢を見てるような映像のようにね」

ももか「！？」〈カキカキカキカキ〉
[そんなことできるの？]

マーモン「試したことないけどやってみる価値はあるよどうする？やるかい？」

ももか〈コクン〉
と頷いたやると言うように

マーモン「本当にいいのかい？君にとって嫌な記憶を過去を探られることになるけど」

ももか〈カキカキ〉[それでも]

マーモン「わかったよじゃ君はこの腕輪をして部屋で寝てな」

マーモンから腕輪を受け取り
ももか〈カキカキ〉[ありがとう]



部屋を出た
1人残ったマーモンは

マーモン『まさかヴェルデから試作品で押し付けられたこれを使う時があるなんてね取っといて置くもんだね』