ももかとの生活が続けていたある日の食事

ルッスーリア「丁度良かったももちゃんご飯できてるわ食べましょ」

ももか<コクン>『いただきます』<パクパク>

手を合わして口を動かした
いただきますの気持ちが通じるように

マーモン「ももも少しづつ食べれるようになったよね」

ベル「確かに」

スクアーロ「お粥じゃなくなったあと最初遠慮してまったく食べなかったがな」





〜回想〜
まともに食事をとっていなかったももかは数日間お粥を食べていた
初めの頃よりだいぶ食べれるようなり、今日から食事を変えてみる事にした



ルッスーリア「ももちゃんも今日からこっちの食事にしてみましょ」

ももかの目の前に見たこともない料理の数々が並べられていた

ももか「!?」『すごい､､､こんなご飯見たことない』


みんなはいつものように食べ進めたが

ももかは今まで見た事のない料理の数々に手を付けれないでいた

ももか「・・・・・」

スクアーロ「どうした？食べねぇのか？」


全く手をつけていないももかにスクアーロが声をかけた

声をかけられためももかは紙に書き出して

ももか<カキカキカキカキ>[こんなすごいご飯は初めてわたしなんか食べていいの？]

自分なんかがこんな料理を本当に食べてもいいのか困惑していた
そんなももかをよそにみんなは美味しそうに食べていた

マーモン「<モグモグ>､､､これなかなかいけるよ」

ベル「<モグモグ>､､､ホントうめぇー」

スクアーロ「<モグモグ>､､､確かにな」

ルッスーリア「良いのよこれはワタシがももちゃんのために作ったんだから♪いっぱい食べて」

ルッスーリアの言葉を聞いてみんなが美味しそうに食べてる姿を見て唾を飲み
導かれるように料理へ手を伸ばした

ももか「・・・・・」<ゴクン>〈スッ〉

スクアーロ達はももかの方に視線を移した


ス·ベ·マ·ル<ジーッ>「・・・」

ももかは1口食べると美味しさが口に広がり思わず笑みを浮かべて

ももか<パクッ>「!?」『おいしい』<ﾆｯ>

美味しかったのがわかったのかももかの笑みを見たみんなはホッと胸を下ろした

ス·べ·マ·ル「!?」『ももかもも(ちゃん)が笑った(わ)』

しばらく食べていると美味しいのはもちろん暖かい料理を食べた記憶がほとんどなかったももかは胸がいっぱいになり気づくと涙を流しながら食べていた

ももか<パクパク>『美味しい､､､こんな温かいごはんは食べたのいつだったかな』<ポロポロ>「うっ､､､」

スクアーロ「お､､､おい泣くか食べるかどっちかにしろ!!」

ベル「ししっももか泣いてっし」

マーモン「忙しい子だね···まっ見てて悪い気はしないけどね」

ルッスーリア「まあまあみんなきっと今ももちゃんはいろんな感情が混ざり合ってるのよ」

ルッスーリアは見守るように微笑んだ




〜回想終了〜