ある日の休日それは突然の出来事だった

〈ピーンポーン〉
奈々「はーい、ツ〜くん悪いんだけど出てきてくれない？」

ツナ「わかったよ」
奈々に頼まれたツナは玄関を開けた

〈ガチャ〉「どちら様で···！？な わぁあああ!!出たぁ!!
」〈バタンッ〉
玄関を開けたツナは目の前に写った人物いや集団を見て思わず叫びながらドアを閉めた


唯花「ツっくんそんなに叫んでどうしたの？」

ツナ「唯花姉さんいやそのちょちょちょっと待って」
〈ガチャ〉〈そろ〜っ〉



ツナは唯花を呼び止めもう一度ドアを開けてそろ〜っと見たどうかさっき見たものが幻であるようにと

???「 う"ぉ"お"い"!!人の顔を見て叫ぶとは随分失礼ぇなヤツだな!!!!」

???「しししっ人を幽霊みたいにさ」

⁇?「全くだよ」
　
???「ホント失礼しちゃうわ〜」

???「ボスを待たせるな」

???「フンッカスが」

ツナ『幻じゃなかった!!つか何でヴァリアーが家知ってんの？』


唯花「誰かいるの？」〈ﾋｮｺ〉

叫ぶツナを見て唯花が顔を出す

ツナ「姉さんダメ！」『ど···どうしたら玄関先にヴァリアーいるなんて言えないし』
狼狽えるツナをよそに唯花は違う反応を見せた

唯花「あれ〜みんな来てくれたの」


ベル「しししっ♪会いたかったぜひーめっ！」

唯花「久しぶりベル」

マーモン「金にならないことはしたくないんだけど唯事なら特別だよ」

唯花「マーモンありがとう」

ルッスーリア「唯ちゃん遊びに来たわよ」

唯花「いらっしゃいルッス姐」

レヴィ「久しいな唯花」

唯花「レヴィさんもね」

スクアーロ「よぉお！ 唯元気そうなツラじゃねぇか!!」


唯花〈ｷｰﾝ〉「スク···お願いもう少し音量下げて···」
あまりにもスクアーロの大音量の声に耳を抑えながら言った

スクアーロ「す···すまねぇ」

唯花「ううんスクアーロも元気そうでよかったスクアーロが1番大変だったもんね」

スクアーロ「まぁな今じゃピンピンして任務にも行ってるぜ」

XANXUS「····」〈ガッ!〉
スクアーロと唯花が話してるのをみていたXANXUSは小石をスクアーロに向けて投げた
ただの小石もXANXUSが投げれば威力も上がるわけで

唯花「無理して傷開かないようにしてね」

スクアーロ「俺はそんなヤワじゃ〈ゴンッ〉ってぇな何しやがるXANXUS」

XANXUS「フンっ」

スクアーロ『唯と話してたのが気に入らねぇってか』

唯花「XANXUSも久しぶり」〈むに〉

XANXUS「フンっ···てめぇの間抜けズラは飽きねぇな」

XANXUSは唯花の頬をムニっと摘みながら言った

唯花「なっ間抜けじゃないよ！」
唯花はプンプン軽く怒りながらしながらXANXUSに反抗した

ツナは唯花とヴァリアーのみんなとのやり取りに終始開いた口が塞がらないと言った感じだった


ツナ『いや···いやいや唯姉さんなんでそんなナチュラルに話してんの！？なんでそんなにフレンドリーなの！？』

「唯花姉さん？」

唯花「ツッくんごめんごめん放ったらかして」

ツナ「唯姉さん？ヴァリアー知ってるの?」


唯花「知ってるというか友達」

ツナ「 えぇ!？」

本日2度目のツナの叫びが木霊する

リボーン「うるせぇーぞダメツナだが流石に俺も驚いたぞ唯」

唯花「話すと長くなるんだけどね」

奈々「ツ〜くん？ゆーちゃん？どちら様だったの？あら···？」

ツナ「ぬあああ」『どうしよう母さんがヴァリアーと対面しちゃったよ』

唯花「ママ紹介するねイタリアから友達が遊びに来たの」

ママ「あら〜そうだったの?はじめまして唯花の母ですいつもゆーちゃんと仲良くしてくれてありがとう　」

唯花の説明を聞いた奈々はヴァリアーのみんなに軽くお辞儀しながら言った

ルッスーリア「あら〜こちらこそ唯ちゃんにはいつも仲良くさせてもらってるわ〜」

スクアーロ「どちらかというと俺らのが世話になったしな」

ベル「王子唯のこと気に入ってるしこれからも仲良くしちゃう」

マーモン「僕も特別にね」





XANXUS「·····」
XANXUSは奈々の前に立った
それを見ていたツナは構えた

奈々「···？」

XANXUS「こいつに危害を加える奴はカッ消す」

ツナ「いや···何物騒な事言ってんの！？」


奈々「ふふっこれからもゆーちゃんと仲良くしてあげてね」

XANXUS「任せろ···」

ツナ「母さんも普通に対応してるし」

奈々「イタリアからいらっしゃって疲れたでしょう中へいらっしゃい」

唯花「そうだね私の部屋においでヴァリアーの豪邸に比べたら広くないけど」

ベル「じゃあ遠慮なく♪」

マーモン「邪魔するよ」

スクアーロ「邪魔するぜ」

ルッスーリア「邪魔するわ〜」

レヴィ「上がらせてもらうぞ」

XANXUS「···邪魔する」

ヴァリアみんなを部屋に招いた