あれから逃げるように応接室から出てきた唯花頬の熱は冷めぬまま早足で家まで帰宅

唯花〈ｶﾞﾁｬ〉「た···ただいま〜」

ツナ「あっ唯姉さんおかえり」

唯花「ツ···ツッくんただいま」

するとそこへランボとイーピンが追いかけっこしていた

ランボ「ギャハハここまでおいで」

イーピン「ランボまつ！」

唯花の姿を見つけると玄関まで走ってきた
ランボ「あっ唯だもんね」

イーピン「唯さんおかえりなさい」

ランボ「あららのら〜唯かおがゆでだこみたいにまっかだもんね」


唯花「え"っ？///」
ランボに指摘された唯花はさらに赤くなる

イーピン「唯さんだいじょうぶ？おねつ？」

唯花「大丈夫だよすごく元気だから」

ツナ「唯姉さん何かあった？」

唯花「な···何って···」『・・・・・』
先程の光景を思い出す



唯花〈ﾊｯ〉「なんでもない。ないんでもないから！」〈タッタッタッ〉〈ガチャ〉〈バタン〉

我に返った唯花は頭に浮かんだ光景を振り払う
ように早足で階段に上り部屋に入って行った

ランボ「へんな唯だもんね」

ツナ『唯姉さん？どうしたんだろう』

リボーン·ビアンキ「恋(だな)(ね)」

ツナ「リボーン！ビアンキ！恋って」

ビアンキ「そのままの意味よまだ芽生えたばかりで本人はまだ自覚してないみたいだけど」

リボーン「唯も年頃の女だからな」

ツナ「年頃の女って赤ん坊が言うことじゃないだろ」

リボーン「まっツナも暖かく見守ってやれ」

そんなやり取りをしていた事なんて唯花は知る由もなかった