☆17話 突然の訪問者 ☆
空欄の場合は唯花になります
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ロール達の戯れに癒されてる唯花
それを時より眺めながら今日の書類を進める雲雀
普段ピリッとしてる応接室にいつもとは違う穏やかな時間が流れる
廊下を歩く足音が少しずつ近づいてくる
⁇?〈コツコツ〉〈ガラッ〉「よお〜恭弥久ぶりだな!」
唯花〈ビクッ〉「!?」『なんであなたがここに』
突然の訪問にびっくりする唯花
雲雀「いきなり来て何の用?」
先程の雰囲気とは一変し不穏な空気が流れる
明らかに不機嫌な顔をした雲雀がいた
⁇?「まぁそう怖い顔すんなって恭弥!教え子の顔見に来たじゃダメか」
雲雀「僕はあなたの教え子になった覚えはないよ師匠ヅラしないでよ···跳ね馬😒」
ディーノ「そう冷ぇこと言うなよ」
唯花「ディーノさん⁉︎なんでここに?」
ディーノ「よぉ唯じゃねぇかそっか···こっちに帰ってたんだったな元気にしてたか?」
唯花「うん!ディーノさんも元気そうで良かった」
ディーノ「おう!弟と会えたのか?」『まさか唯の弟がツナだって知った時は驚いたぜ』〈ナデナデ〉
自然仕草で頭を撫でる
唯花「うん!こっち(日本)に来てすぐ、今は家(うち)に住んでるから毎日会ってるよ」〈キラキラ〉
した目をしながらディーノに熱く語る
ディーノ「ハハッ相変わずお前は弟の話になると目の色が変わるな 〈ボソッ〉ちょっとアイツが羨ましいぜ」
唯花「えっ?」
ディーノ「嫌···なんでもねぇこっちの話、なぁ〈ビュンッ〉うわっぶねぇ...」
唯花とディーノの間にチェーンが飛ぶ
「ねぇ...」」
雲雀〈ゴォオオオ〉「僕を無視して話進めないでよ」
そこにはさっきより不機嫌MAXの雲雀がトンファーを構えて立っていた
マジで咬み殺す5秒前
雲雀『気に食わないなとてつもなく気に食わない』「ねぇ跳ね馬僕は今超絶機嫌が悪いんだ···相手しなよ」
ディーノ「ちょっ···待て、待てって恭弥!?」
雲雀「知らないね」
唯花「ちょっと待って2人って知り合いなの?」
ディーノ「あぁ」
雲雀「認めたくないけどね君こそ跳ね馬と知り合いなの?」
唯花「ディーノさんは私の友達なのイタリアで何度ども会ってるのよ」
雲雀「···ふ〜ん···そう···」『気に食わないな···友達というのも···仲が良く見えるのも···』
「それより僕の相手をしなよなんだか無性にあなたを咬み殺さないと気が済まない」
ディーノ「仕方ないな言い出したら聞かねぇからな良いぜ相手になってやる」
ディーノは鞭を構えた
が唯花は思った
唯花『あれディーノさんって今1人···?ロマーリオさんはいないの?···それって』
今ディーノには部下はいないそれはつまり
ディーノ「行くぜ恭弥‼︎〈ダッ〉うわっ···」
駆けようとしたディーノは足を絡まってしまいバランスを崩した反動で近くにいた唯花を突き飛ばした
大人の男に突き飛ばされた唯花は為す術なく
勢いよく雲雀に突っ込んだ
唯花「きゃっ!?〈ドンッ〉」
雲雀·唯花「わっ!?」〈ドサッ〉
急なことに一瞬反応が遅れてた雲雀は支え切れず一緒に倒れ込んだ
ディーノ「わりぃ...俺の足が絡まっちまったせいで···2人とも大丈夫か?」
雲雀「!?!?」
直ぐに状況を把握した雲雀
唯花「つっ···痛っ···くない?」
まだ把握しきれていない唯花
側から見ると唯花が雲雀を押し倒す形になってしまっていた
雲雀「い···いつまでそこにいるつもり」
唯花「えっ雲雀く···!?///」
自分が押し倒してることに気づき赤くなる唯花
雲雀「早···く退いてくれない?」
微かに雲雀も動揺していた
すぐに唯花は雲雀から離れた
唯花「ご···ごごごめんね⁉︎怪我してない?」
雲雀「べ···別に平気だよ」〈プイッ〉
唯花から顔を背けた
唯花「きょ···今日はありがとう!じゃ···じゃ私帰るね···またねディーノさんもまたね」
ディーノ「あぁ今度お前ん家遊びに行くな?」
雲雀「う···うん」
唯花はリンちゃんを連れて慌ただしく応接室を出た
雲雀「僕も見回りがあるから」〈ガラッ〉〈バタンッ〉
雲雀も応接室を出て唯花と反対方向に歩いて行った
ディーノ「えっ?···」
早足で行ってしまった為声をかける間もなかった
「えっ!?ここに俺だけ」
応接室にはしばらくディーノが残っていた
しばらくするとロマーリオが応接室に来た
あの時ちょうど応接室にディーノと向かっていた時草壁に会いロマーリオは少し草壁と話をしていたためディーノが先に応接室に行っていたのだった