魔法少女はかく語りき
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
轟君と一緒に登校すると、マスメディアに囲まれた。
わー、邪魔だ~。
「川利、行くぞ」
「あいよ~」
手を引かれマスメディアの人垣を抜けようとすると、マスメディアが「もしかして、付き合ってるんですか?!」というゲスな質問に「友だちでーす」と返事をして脱出する。
「別に答えなくてもよかっただろ」
「変な勘繰りは否定しないとね~」
繋がれた手を前後に振り回しながら答える。
そのまま教室に入ると、部屋中の視線が集中した。
なんだろう、とハテナを浮かべていると上鳴君が「前から思ってたけど、お前ら付き合ってんの?」と、ゲスな質問をされた。
「ゲスかよ」
「ゲ、ス……!」
思ったよりダメージを与えたらしく、上鳴君は膝をついて崩れ落ちた。
メンタルクソ弱いな~。
「ごめん、ごめん」と謝ると、フラフラと立ち上がりながら「お前らが付き合ってるって言いふらしてやるー!」と叫びながら行ってしまった。
ゲスかよ、と心に止めていると、背後から「仲良しごっこなら他所でやれって言っただろ」と声をかけられる。
「相澤先生-!おはようございます-!」
「川利うるさい」
バッサリ切られてしまい、テンションが上がるのを抑える。
「急で悪いが、今日は君らに……学級委員長を決めてもらう」
わー、学校っぽい、と感心していると、僕も私もと全員が挙手した。
後ろの席の切島君が「川利はやらねーの?」と聞いてきたので「私はいいや」と返す。
学級委員長をやるメリットは、トップヒーローの素地をアピールするのに有利。
けど私はどの道、親の事務所に入るので無理にやる必要は無い。
「これは投票で決める議案!」
と言いつつ、そびえ立つ挙手の飯田君。
相澤先生も反対はせずに、寝袋にいそいそと入っていく。
投票ね~。
とは言っても、轟君以外はほぼ性格は把握していない。
爆豪君がキレやすいので、委員長には絶対にしてはいけないということくらい。
と、なると……。
「おい、川利。お前だろ、俺に入れたの」
一緒に昼を食べていると、徐に轟君が聞いてきた。
「だよ~。ちゃんと人となりを知ってるのは、轟君だけだし~」
「俺が学級委員長にむいてると思って入れたのか?」
「思ってない~」
正直な感想に、轟君は米神を押さえながら「なら入れるな」と言った。
「あはは~」と笑って誤魔化した時だった。
警報が鳴り響き「セキュリティ3が突破されました。生徒の皆さんはすみやかに屋外へ避難してください」とアナウンスが流れる。
生徒たちが一斉に避難口へ向かうのを見ながら、二人でそばを啜りながら「避難だってよ」と話しかけると「いま行っても逆に狙い撃ちされる」と返ってきた。
「だよね~。まあ、私たち二人ならなんとかなるよ~」
「あんまり過信するな。……一応、守ってはやるけど……」
「その時はよろしく~」
暫く様子を見ていたら、廊下の方から「だいじょーうぶ!」と言う飯田君の声がした。
どうやら、マスメディアが侵入した為に警報が鳴ったらしい。
「勝手に入ってくるのって、不法侵入じゃない~?」
「警察沙汰だな」
そう呑気に言いながら、二人同時に「ごちそうさま」をした。
わー、邪魔だ~。
「川利、行くぞ」
「あいよ~」
手を引かれマスメディアの人垣を抜けようとすると、マスメディアが「もしかして、付き合ってるんですか?!」というゲスな質問に「友だちでーす」と返事をして脱出する。
「別に答えなくてもよかっただろ」
「変な勘繰りは否定しないとね~」
繋がれた手を前後に振り回しながら答える。
そのまま教室に入ると、部屋中の視線が集中した。
なんだろう、とハテナを浮かべていると上鳴君が「前から思ってたけど、お前ら付き合ってんの?」と、ゲスな質問をされた。
「ゲスかよ」
「ゲ、ス……!」
思ったよりダメージを与えたらしく、上鳴君は膝をついて崩れ落ちた。
メンタルクソ弱いな~。
「ごめん、ごめん」と謝ると、フラフラと立ち上がりながら「お前らが付き合ってるって言いふらしてやるー!」と叫びながら行ってしまった。
ゲスかよ、と心に止めていると、背後から「仲良しごっこなら他所でやれって言っただろ」と声をかけられる。
「相澤先生-!おはようございます-!」
「川利うるさい」
バッサリ切られてしまい、テンションが上がるのを抑える。
「急で悪いが、今日は君らに……学級委員長を決めてもらう」
わー、学校っぽい、と感心していると、僕も私もと全員が挙手した。
後ろの席の切島君が「川利はやらねーの?」と聞いてきたので「私はいいや」と返す。
学級委員長をやるメリットは、トップヒーローの素地をアピールするのに有利。
けど私はどの道、親の事務所に入るので無理にやる必要は無い。
「これは投票で決める議案!」
と言いつつ、そびえ立つ挙手の飯田君。
相澤先生も反対はせずに、寝袋にいそいそと入っていく。
投票ね~。
とは言っても、轟君以外はほぼ性格は把握していない。
爆豪君がキレやすいので、委員長には絶対にしてはいけないということくらい。
と、なると……。
「おい、川利。お前だろ、俺に入れたの」
一緒に昼を食べていると、徐に轟君が聞いてきた。
「だよ~。ちゃんと人となりを知ってるのは、轟君だけだし~」
「俺が学級委員長にむいてると思って入れたのか?」
「思ってない~」
正直な感想に、轟君は米神を押さえながら「なら入れるな」と言った。
「あはは~」と笑って誤魔化した時だった。
警報が鳴り響き「セキュリティ3が突破されました。生徒の皆さんはすみやかに屋外へ避難してください」とアナウンスが流れる。
生徒たちが一斉に避難口へ向かうのを見ながら、二人でそばを啜りながら「避難だってよ」と話しかけると「いま行っても逆に狙い撃ちされる」と返ってきた。
「だよね~。まあ、私たち二人ならなんとかなるよ~」
「あんまり過信するな。……一応、守ってはやるけど……」
「その時はよろしく~」
暫く様子を見ていたら、廊下の方から「だいじょーうぶ!」と言う飯田君の声がした。
どうやら、マスメディアが侵入した為に警報が鳴ったらしい。
「勝手に入ってくるのって、不法侵入じゃない~?」
「警察沙汰だな」
そう呑気に言いながら、二人同時に「ごちそうさま」をした。