夢女子殺人事件
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
2月になると思い出すのは、友人がいつも祭りをしていた「いい兄さんの日」と「いいニーハイの日」である。
兄キャラが好きでニーハイ大好きな友人は、よく魔合体させた日を祝っていたのをよく覚えている。
という話を徹夜明けの降谷さんにしたら、虚ろな目で「それは俺にしろってことかな?」と聞いてきた。
そうは言っていない、落ち着け、そして寝ろ。
「俺がよく聞くのは、猫の日だけどね」
「ああ、ありますね。毎年、絵師たちが「間に合わなかった……」と嘆きながら日付が変更してから猫耳推しの絵を上げています」
「間に合ってないのか」
間に合わないのだ。
しかし、起きている限りはまだ日付は変わっていないし、推しの猫耳はいつでも大歓迎である。
しみじみと語る私に、降谷さんは宙を見つめながら「それは、俺も描かれていたのか?」と聞いてほしくない質問をしてきた。
ッスーーーー……そらなぁ……。
目が泳ぐ私を、視線だけで見つめ静かに「あったんだな」と核心をついてくる。
「人気キャラの宿命と言いますか……」
「みんな、落ち着いて考えてほしいんだ。三十路手前の男の猫耳は……キツいぞ……」
それはそう。
私も享年三十路だったから、それはわかる。
しかし、これはフィクションの話なので許されるんだ。
「キミが見たいなら、猫耳くらいならつけてあげるよ。ニーハイは難しいけど」
「猫耳だけでもキツすぎて悲鳴あげちゃうのに、ニーハイまでされたらマーモットみたいになりますよ、私は」
「マーモットはいつもだろ。それで?してほしい?してほしくない?」
物凄い二択を迫られている。
推しの尊厳を守りたい俺vs見たい俺vsダークライ
眉間にシワが寄るくらい考える私に、降谷さんは「そんなに悩むことか?」と呆れて聞いてきた。
しかし……!!しかし……!!と悩む私の耳元で降谷さんが「欲に従っちゃいましょう」と悪魔のように囁く。
やめてくれ、それで欲望が成仏してしまう!
「見たい!!!」
「素直でよろしい。まあ、楽しみにしてなさい」
そんな会話をした数日後に会った降谷さんは、不機嫌オーラを醸し出しながら猫耳をつけていた。
うーん、スーツを着た不機嫌猫ちゃん可愛いね。
「……何か言ったらどうだ」
「すみません。露骨に不機嫌で反応に困ってます。なんで、そんなに不機嫌なんですか」
自ら唆したってのに。
「あの後、正気に戻ったんだよ。だが、自分が言い出したようなものだから、引くに引けなくなったんだよ」
「引いていいのに……」
困惑しながら言うと、降谷さんは視線をそらしながら「キミとの約束は絶対に破りたくなかったんだよ」となんか可愛いことを言ってる。
可愛いな。
可愛くて思わず撫でてしまったら、なんだか悔しそうな顔をされた。
「それで、なにか感想はないのか?」
「そっすね。可愛いんですが、やはり三十路手前だという現実を直視するとキツいっすね!」
「よし、ちょっとプロレスをしようか!」
感想っていうから感想言ったのに〜!
兄キャラが好きでニーハイ大好きな友人は、よく魔合体させた日を祝っていたのをよく覚えている。
という話を徹夜明けの降谷さんにしたら、虚ろな目で「それは俺にしろってことかな?」と聞いてきた。
そうは言っていない、落ち着け、そして寝ろ。
「俺がよく聞くのは、猫の日だけどね」
「ああ、ありますね。毎年、絵師たちが「間に合わなかった……」と嘆きながら日付が変更してから猫耳推しの絵を上げています」
「間に合ってないのか」
間に合わないのだ。
しかし、起きている限りはまだ日付は変わっていないし、推しの猫耳はいつでも大歓迎である。
しみじみと語る私に、降谷さんは宙を見つめながら「それは、俺も描かれていたのか?」と聞いてほしくない質問をしてきた。
ッスーーーー……そらなぁ……。
目が泳ぐ私を、視線だけで見つめ静かに「あったんだな」と核心をついてくる。
「人気キャラの宿命と言いますか……」
「みんな、落ち着いて考えてほしいんだ。三十路手前の男の猫耳は……キツいぞ……」
それはそう。
私も享年三十路だったから、それはわかる。
しかし、これはフィクションの話なので許されるんだ。
「キミが見たいなら、猫耳くらいならつけてあげるよ。ニーハイは難しいけど」
「猫耳だけでもキツすぎて悲鳴あげちゃうのに、ニーハイまでされたらマーモットみたいになりますよ、私は」
「マーモットはいつもだろ。それで?してほしい?してほしくない?」
物凄い二択を迫られている。
推しの尊厳を守りたい俺vs見たい俺vsダークライ
眉間にシワが寄るくらい考える私に、降谷さんは「そんなに悩むことか?」と呆れて聞いてきた。
しかし……!!しかし……!!と悩む私の耳元で降谷さんが「欲に従っちゃいましょう」と悪魔のように囁く。
やめてくれ、それで欲望が成仏してしまう!
「見たい!!!」
「素直でよろしい。まあ、楽しみにしてなさい」
そんな会話をした数日後に会った降谷さんは、不機嫌オーラを醸し出しながら猫耳をつけていた。
うーん、スーツを着た不機嫌猫ちゃん可愛いね。
「……何か言ったらどうだ」
「すみません。露骨に不機嫌で反応に困ってます。なんで、そんなに不機嫌なんですか」
自ら唆したってのに。
「あの後、正気に戻ったんだよ。だが、自分が言い出したようなものだから、引くに引けなくなったんだよ」
「引いていいのに……」
困惑しながら言うと、降谷さんは視線をそらしながら「キミとの約束は絶対に破りたくなかったんだよ」となんか可愛いことを言ってる。
可愛いな。
可愛くて思わず撫でてしまったら、なんだか悔しそうな顔をされた。
「それで、なにか感想はないのか?」
「そっすね。可愛いんですが、やはり三十路手前だという現実を直視するとキツいっすね!」
「よし、ちょっとプロレスをしようか!」
感想っていうから感想言ったのに〜!
24/24ページ
