夢女子殺人事件
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ジンニキたちの黒コートってすごく目立つけど、あれは誰も気にしないのだろうか。私だったら絶対にガン見してしまう。
もしかして、コナン世界では意外と馴染んでいるのか?と思ったが、いや~、やっぱり目立つな~。
今日は降谷さんが用事があるということで、久しぶりのフリータイムを味わう為に遠出したのがよくなかったのかも知れない。
出先のカフェで、バーボンとジンニキを発見してしまった。
目立つなぁ、あの二人~。
しかし、ガン見しているのは私だけ。
なんだろう。世界の力で、あの格好のときはステルスできる仕様になってるのかな。
なら、私にもそのステルス判定機能搭載してくれないかな。
気になって目がそらせないんだよ。
顔がいい~、と思っていたら、不意に携帯に降谷さんからメッセージ。
『見るな、さっさと帰れ』
ヤダも~、バレてる~。
ということは、ジンニキにもバレてるなコリャ。と早く立ち去らなければ、と慌てて席を外したのがまずかった。
なぜ私はこうも怪しい動きをしてしまうのか。
完全に犯沢さんじゃん。
ニアイコールだよ。
ジンニキに引きずり込まれた路地裏で、黒い服を着てしまい降谷さんに遭遇したときの犯沢さんと同じ顔をしてしまった。
「さっき、コソコソ俺たちを見ていたな?狙いはなんだ」
コソコソどころか、ガッツリ見ていました。
ヤダな~この詰問されるの降谷さんにつけ狙われてた以来だな~。
「なんのことでしょうか!私はただ……!」
「ただ、なんだ……?」
「……ただ!!!!顔がよかったから見ていただけです!!!!!」
降谷さんが「もっと他の言い訳があるだろ」と言わんばかりの顔をしているが、ご存じの通り私は嘘がつけないのです!
ジンニキは怪訝な顔をしながら「つまり、こいつを見てたってことか?」と聞くから、食いぎみに「あなたのことも見てました!」と言ってしまった。
「はぁ?」
「顔がいい二人がいたら、見ちゃうじゃないですかぁ!!!」
「……」
「……」
顔を見合わせる二人に、「本当に、顔がいい以外、他意はないんです~!」と訴えかける。
「ここは見逃していいんじゃないですか?」
降谷さんが助け船をだしてくれたので、「有り金全部置いていくんで、許してください~!」とコナンくんばりの弱者アピールをすれば、ジンニキは舌打ちをしながら私を突き飛ばした。
命拾いした……、と安堵したのも束の間。
「お嬢さん。このことは内緒にしてくださいね?僕との約束ですよ」
と、降谷さんに手の甲にキスをされた瞬間、鼻血がでてしまった。
「か……顔がい……!!ヴェ……!!」
「……」
「おい!行くぞ!」
さすがはジンニキ。
女が鼻血ブースケ並みに鼻血を出そうが、ブレねえぜ。好き。
血を止めようとする私に、降谷さんはハンカチを差しだし「お大事に」と言って立ち去った。
あ、ダメ……推し好き……。
止まらない鼻血のせいで貧血気味になりながら歩いていたら、道行く人に心配されたり、帰りの蘭姉ちゃんとコナンくんに遭遇して事件性を疑われた。
死因は推しです。
しかし、私に休んでいる暇はない。
「一本書けるぞ……!」
推しからの上質な萌えシチュを無下にはできない!
鉄は熱いうちに打てという。
このパッションで書ききるぜ!と書き始めたら、朝でした。
おかげさまで、一万字越えの小説が生まれました。
まあ、書き上げても楽しむのは私と仲間内なんですけどね。
一次創作として書いているので、絵描きの友達がこの話を原作にしてマンガを描いてくれているが、夢書きなので容姿描写は一切していないから、友達のイメージ像と趣味が多分に盛られており、実物とは別物になっている。
性格も、降谷零、安室透、バーボンで書き分けているつもりなので、全員別物としてマンガに登場している。
言われても「こういうキザなドSが好きなの?」くらい。
はい、好きです。
プリントアウトして、学校で友達に読んでもらったら活きのいい悲鳴を上げてもらえたから、報われた。
昼休みをすべて睡眠にあてても有り余る寝不足だが、このあとポアロで勉強をしないといけない。
体調悪いって言って帰っちゃダメかな~、と考えていたのに、校門に推し~♪
「チェンジ!!!」
「チェンジはない」
「なにしに来たんですか、推し!今日も顔がいいですね!」
「ありがとう。キミは今日も元気ですね」
だから、なにしに来たんですか!と遠くから聞く私に、「別に怒ったりしないから、こっちに来なさい」と呼び掛けてくる。
嫌でーす!ぜっーたい、昨日のこと怒る気でしょ!
警戒する私に、「実は僕、小説の内容覚えているんですよ」と私にだけわかる脅しをしてきた。
「やめろ、バカ野郎!」
胸ぐらつかんで黙らせようとしたら、腕を捻り上げられた。
「はい、公務執行妨害」
「鬼か!」
「冗談ですよ。あのあと大丈夫だったか、心配だったので迎えに来ただけです」
「黒い人たちは来てません」
「それもですが、鼻血は大丈夫でしたか?」
ああ、そっち。
「ちょっと貧血になって服がダメになり衆目に晒されましたが、大丈夫です。ハンカチ、新しい物を買って返します」
「それは大丈夫と言えるのか……。まあ、元気ならいいです。ですが、少しやつれていませんか?」
そう言って私の顔を覗き込む降谷さんに、完全にラブが爆発して「あ~~~~すき~~~~」と情けない声がでてしまった。
すき~~~~(語彙力)
「はい、はい。キミは“顔のいい男”が好きなんですよね」
「なんか言葉にトゲがないですか?」
「いいえ?ただ、長髪の彼にも同じことを言っていることに、多少がっかりはしましたが?」
この浮気者。と拗ねた表情で言われた瞬間、私の中のオタクが振りきれた。
「あーーーーーーーー!!!!!推しーーーーーーーー!!!!!無理好きーーーーーーーー!!!!!」
公衆の面前でオタク特有の高音をだしてしまったではないか、推し。
責任とってください。
もしかして、コナン世界では意外と馴染んでいるのか?と思ったが、いや~、やっぱり目立つな~。
今日は降谷さんが用事があるということで、久しぶりのフリータイムを味わう為に遠出したのがよくなかったのかも知れない。
出先のカフェで、バーボンとジンニキを発見してしまった。
目立つなぁ、あの二人~。
しかし、ガン見しているのは私だけ。
なんだろう。世界の力で、あの格好のときはステルスできる仕様になってるのかな。
なら、私にもそのステルス判定機能搭載してくれないかな。
気になって目がそらせないんだよ。
顔がいい~、と思っていたら、不意に携帯に降谷さんからメッセージ。
『見るな、さっさと帰れ』
ヤダも~、バレてる~。
ということは、ジンニキにもバレてるなコリャ。と早く立ち去らなければ、と慌てて席を外したのがまずかった。
なぜ私はこうも怪しい動きをしてしまうのか。
完全に犯沢さんじゃん。
ニアイコールだよ。
ジンニキに引きずり込まれた路地裏で、黒い服を着てしまい降谷さんに遭遇したときの犯沢さんと同じ顔をしてしまった。
「さっき、コソコソ俺たちを見ていたな?狙いはなんだ」
コソコソどころか、ガッツリ見ていました。
ヤダな~この詰問されるの降谷さんにつけ狙われてた以来だな~。
「なんのことでしょうか!私はただ……!」
「ただ、なんだ……?」
「……ただ!!!!顔がよかったから見ていただけです!!!!!」
降谷さんが「もっと他の言い訳があるだろ」と言わんばかりの顔をしているが、ご存じの通り私は嘘がつけないのです!
ジンニキは怪訝な顔をしながら「つまり、こいつを見てたってことか?」と聞くから、食いぎみに「あなたのことも見てました!」と言ってしまった。
「はぁ?」
「顔がいい二人がいたら、見ちゃうじゃないですかぁ!!!」
「……」
「……」
顔を見合わせる二人に、「本当に、顔がいい以外、他意はないんです~!」と訴えかける。
「ここは見逃していいんじゃないですか?」
降谷さんが助け船をだしてくれたので、「有り金全部置いていくんで、許してください~!」とコナンくんばりの弱者アピールをすれば、ジンニキは舌打ちをしながら私を突き飛ばした。
命拾いした……、と安堵したのも束の間。
「お嬢さん。このことは内緒にしてくださいね?僕との約束ですよ」
と、降谷さんに手の甲にキスをされた瞬間、鼻血がでてしまった。
「か……顔がい……!!ヴェ……!!」
「……」
「おい!行くぞ!」
さすがはジンニキ。
女が鼻血ブースケ並みに鼻血を出そうが、ブレねえぜ。好き。
血を止めようとする私に、降谷さんはハンカチを差しだし「お大事に」と言って立ち去った。
あ、ダメ……推し好き……。
止まらない鼻血のせいで貧血気味になりながら歩いていたら、道行く人に心配されたり、帰りの蘭姉ちゃんとコナンくんに遭遇して事件性を疑われた。
死因は推しです。
しかし、私に休んでいる暇はない。
「一本書けるぞ……!」
推しからの上質な萌えシチュを無下にはできない!
鉄は熱いうちに打てという。
このパッションで書ききるぜ!と書き始めたら、朝でした。
おかげさまで、一万字越えの小説が生まれました。
まあ、書き上げても楽しむのは私と仲間内なんですけどね。
一次創作として書いているので、絵描きの友達がこの話を原作にしてマンガを描いてくれているが、夢書きなので容姿描写は一切していないから、友達のイメージ像と趣味が多分に盛られており、実物とは別物になっている。
性格も、降谷零、安室透、バーボンで書き分けているつもりなので、全員別物としてマンガに登場している。
言われても「こういうキザなドSが好きなの?」くらい。
はい、好きです。
プリントアウトして、学校で友達に読んでもらったら活きのいい悲鳴を上げてもらえたから、報われた。
昼休みをすべて睡眠にあてても有り余る寝不足だが、このあとポアロで勉強をしないといけない。
体調悪いって言って帰っちゃダメかな~、と考えていたのに、校門に推し~♪
「チェンジ!!!」
「チェンジはない」
「なにしに来たんですか、推し!今日も顔がいいですね!」
「ありがとう。キミは今日も元気ですね」
だから、なにしに来たんですか!と遠くから聞く私に、「別に怒ったりしないから、こっちに来なさい」と呼び掛けてくる。
嫌でーす!ぜっーたい、昨日のこと怒る気でしょ!
警戒する私に、「実は僕、小説の内容覚えているんですよ」と私にだけわかる脅しをしてきた。
「やめろ、バカ野郎!」
胸ぐらつかんで黙らせようとしたら、腕を捻り上げられた。
「はい、公務執行妨害」
「鬼か!」
「冗談ですよ。あのあと大丈夫だったか、心配だったので迎えに来ただけです」
「黒い人たちは来てません」
「それもですが、鼻血は大丈夫でしたか?」
ああ、そっち。
「ちょっと貧血になって服がダメになり衆目に晒されましたが、大丈夫です。ハンカチ、新しい物を買って返します」
「それは大丈夫と言えるのか……。まあ、元気ならいいです。ですが、少しやつれていませんか?」
そう言って私の顔を覗き込む降谷さんに、完全にラブが爆発して「あ~~~~すき~~~~」と情けない声がでてしまった。
すき~~~~(語彙力)
「はい、はい。キミは“顔のいい男”が好きなんですよね」
「なんか言葉にトゲがないですか?」
「いいえ?ただ、長髪の彼にも同じことを言っていることに、多少がっかりはしましたが?」
この浮気者。と拗ねた表情で言われた瞬間、私の中のオタクが振りきれた。
「あーーーーーーーー!!!!!推しーーーーーーーー!!!!!無理好きーーーーーーーー!!!!!」
公衆の面前でオタク特有の高音をだしてしまったではないか、推し。
責任とってください。