お憑かれautumn 1年目
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一年生の球技大会当日。
光君に借りたテニスラケット片手にテニスコートに入ると、試合待ちの女子達が一斉に「一二三様ー!ファイトー!」と叫んだので、そちらに向かい軽く手を振る。
白石先輩を譲ってくれたお礼だ。
これくらいのファンサービスはしようじゃないか。
勝ち抜き戦、一試合目の相手と握手をすると、彼女は得意気に笑った。
「一二三様とか持て囃されて天狗になるのは今のうちよ。貴方は、このテニス歴三年の堀川泉に倒されて一回戦敗退よ!」
あれ?テニス歴三年?テニス部がなぜ?と思ったが、四天宝寺には女子テニス部はないんだった。
まあ、別にそれでも私は構わないのだが、いざ試合となるとテクニックばかりが先行していて、基礎的な事が出来ていない。
これで負けたら、教えてくれた白石先輩に申し訳がない。
なので、遠慮なく完勝してやった。
悔しそうな顔をしている堀川さんに、「無駄多いですよ」と言ったら凄い顔で睨まれてしまった。
観客達が「一二三様が、白石先輩の決め台詞仰ったわ」「ポスト白石!」と騒いでいた。
どうしよう、また変な肩書きができたっぽい。
その後の試合は問題なく全勝し、勿論優勝した。
白石先輩にお礼を言いに行くと、白石先輩に「次代のエクスタシー侍にならへん?」とよく分からないものを襲名させられそうになったので、全力で断った。
光君に借りたテニスラケット片手にテニスコートに入ると、試合待ちの女子達が一斉に「一二三様ー!ファイトー!」と叫んだので、そちらに向かい軽く手を振る。
白石先輩を譲ってくれたお礼だ。
これくらいのファンサービスはしようじゃないか。
勝ち抜き戦、一試合目の相手と握手をすると、彼女は得意気に笑った。
「一二三様とか持て囃されて天狗になるのは今のうちよ。貴方は、このテニス歴三年の堀川泉に倒されて一回戦敗退よ!」
あれ?テニス歴三年?テニス部がなぜ?と思ったが、四天宝寺には女子テニス部はないんだった。
まあ、別にそれでも私は構わないのだが、いざ試合となるとテクニックばかりが先行していて、基礎的な事が出来ていない。
これで負けたら、教えてくれた白石先輩に申し訳がない。
なので、遠慮なく完勝してやった。
悔しそうな顔をしている堀川さんに、「無駄多いですよ」と言ったら凄い顔で睨まれてしまった。
観客達が「一二三様が、白石先輩の決め台詞仰ったわ」「ポスト白石!」と騒いでいた。
どうしよう、また変な肩書きができたっぽい。
その後の試合は問題なく全勝し、勿論優勝した。
白石先輩にお礼を言いに行くと、白石先輩に「次代のエクスタシー侍にならへん?」とよく分からないものを襲名させられそうになったので、全力で断った。