お憑かれsummer 1年目
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
もう、でる競技がないので悠々と財前君とブブゼラを吹いていると、忍足先輩に代わりにMCをやっている村山先輩が最終走者の紹介をしだす。
「最後にバトンが渡ったのは黄色グループ!さて、アンカーは、赤グループ白石姫、いや!白雪姫の仮装をした白石選手!白グループ!ジャニーズの嵐デビュー衣装シースルーの陸上部円上!緑グループ!ジブリナウシカの衣装の野球部佐川!そして、我らがスピードスター黄色グループの忍足謙也はー!」
「これでも執事DEATH☆」
「黒執事のグレル・サトクリフ!カツラまで被ってやる気満々だが、このネタ!どこまで通じるのか!」
本当にな。
ピンポイントすぎるだろと思いながら、ブブゼラを吹いていると「忍足選手ドンケツから巻き返す!白石姫と並んだー!」と聞こえるから、中々白熱しているのだろう。
スタンディングオベーションの人垣の所為で状況がよくわからないけれど。
「体育祭終わったら何があるっけ」
もう、殆どと言うか全く体育祭に興味の向いていない私の質問に、同じく興味の向いていない財前君が「夏休み」と返した。
あー、夏休みか……。
たぶん、今年も寺の手伝いとかして終わりかな。
「他に何かない?楽しくなりそうなの」
「お笑いサマーセッション」
「お笑いは脚下」
「……俺の誕生日」
「え、マジか。何日?」
「七月二十日」
「そうか……」
財前君への誕生日プレゼントを考えるのは、そこそこ楽しそうだ。
誰かのためにプレゼントを見繕った事は殆どないけれど、色々考えて喜んでもらえるのは嬉しい。
「因みに、今何が欲しい」
「オーディオセット」
「却下」
「最後にバトンが渡ったのは黄色グループ!さて、アンカーは、赤グループ白石姫、いや!白雪姫の仮装をした白石選手!白グループ!ジャニーズの嵐デビュー衣装シースルーの陸上部円上!緑グループ!ジブリナウシカの衣装の野球部佐川!そして、我らがスピードスター黄色グループの忍足謙也はー!」
「これでも執事DEATH☆」
「黒執事のグレル・サトクリフ!カツラまで被ってやる気満々だが、このネタ!どこまで通じるのか!」
本当にな。
ピンポイントすぎるだろと思いながら、ブブゼラを吹いていると「忍足選手ドンケツから巻き返す!白石姫と並んだー!」と聞こえるから、中々白熱しているのだろう。
スタンディングオベーションの人垣の所為で状況がよくわからないけれど。
「体育祭終わったら何があるっけ」
もう、殆どと言うか全く体育祭に興味の向いていない私の質問に、同じく興味の向いていない財前君が「夏休み」と返した。
あー、夏休みか……。
たぶん、今年も寺の手伝いとかして終わりかな。
「他に何かない?楽しくなりそうなの」
「お笑いサマーセッション」
「お笑いは脚下」
「……俺の誕生日」
「え、マジか。何日?」
「七月二十日」
「そうか……」
財前君への誕生日プレゼントを考えるのは、そこそこ楽しそうだ。
誰かのためにプレゼントを見繕った事は殆どないけれど、色々考えて喜んでもらえるのは嬉しい。
「因みに、今何が欲しい」
「オーディオセット」
「却下」