①
千手一族を支える一族である夢主は戦時中、敵方のうちはの領地に迷い込んでしまった。囲まれるもなんとか斬り伏せる夢主だったが戦いのさなか両目を負傷してしまう。そして疲弊した夢主の背後にある一人の影が迫っていた。そして、その者の手に落ち意識を失ってしまった。

②
次に夢主が目を覚ましたのは布団の中。しかし目の前は真っ暗で、さらに包帯が巻かれていたのだ。戸惑う夢主に声をかけたのは倒れている夢主を偶然見つけて保護したという者たち。名前はわけあって名乗れないらしく、千手一族の関係者であることを告げられる。

③
同じ境遇の者に助けられたと知り喜ぶ夢主。早くよくなって目を見てお礼を言いたいと笑うが、返事は返って来ない。無理もないだろう。何故ならそこに居るのは千手一族と争いのさなかにあるうちは一族、うちはマダラなのだから。何も知らない夢主は怪我の具合について尋ねた。