ネタ/小話置き場
名前
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
最近暁に新人が加入した。
「せーんぱい!」
名前はトビ。
ことあるごとに○○に話しかけ絡んでいた。
「先輩」
ある時も、
「聞いてくださいよ先輩!」
ある時も、
「先輩奇遇っすね!」
また、ある時も。
○○はその度に笑顔で応えた。
ある時。デイダラの不調により穴埋めとしてトビと○○は一緒に任務に行くことになった。
その帰り。野営で夜を越すことにした二人は、それぞれ木にもたれかかって眠りにつく。
すっかり眠りに落ちた○○。
(……?)
ふと、真横に気配を感じ僅かに眠気が覚める。大方トビが寝ぼけているのだろう……なんてことを思っていた○○なのだが、
「ーー、」
耳元で何かを囁くように言うトビ。不思議に思った○○が耳を澄ませると、
「○ー、」
「○○、」
トビが繰り返し囁いたのは、○○の名前だった。その上いつものようなおちゃらけた雰囲気でないことに気づいた○○。
眠気もいつの間にかどこかに飛んでいた。それでも目を開けず寝たふりをしているのは、トビのいつもと違う声が聴こえるからだろうか。
それでも○○はいま、どんな感情でトビが自分を呼ぶのかが気になって、おそるおそる目を開き横を向いた。
「…………え?」
「……○○、」
そこにいたのは。
「せーんぱい!」
名前はトビ。
ことあるごとに○○に話しかけ絡んでいた。
「先輩」
ある時も、
「聞いてくださいよ先輩!」
ある時も、
「先輩奇遇っすね!」
また、ある時も。
○○はその度に笑顔で応えた。
ある時。デイダラの不調により穴埋めとしてトビと○○は一緒に任務に行くことになった。
その帰り。野営で夜を越すことにした二人は、それぞれ木にもたれかかって眠りにつく。
すっかり眠りに落ちた○○。
(……?)
ふと、真横に気配を感じ僅かに眠気が覚める。大方トビが寝ぼけているのだろう……なんてことを思っていた○○なのだが、
「ーー、」
耳元で何かを囁くように言うトビ。不思議に思った○○が耳を澄ませると、
「○ー、」
「○○、」
トビが繰り返し囁いたのは、○○の名前だった。その上いつものようなおちゃらけた雰囲気でないことに気づいた○○。
眠気もいつの間にかどこかに飛んでいた。それでも目を開けず寝たふりをしているのは、トビのいつもと違う声が聴こえるからだろうか。
それでも○○はいま、どんな感情でトビが自分を呼ぶのかが気になって、おそるおそる目を開き横を向いた。
「…………え?」
「……○○、」
そこにいたのは。