ネタ/小話置き場
名前
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マダラはことあるごとに○○を腕の中に抱く。気がつくと、いつも○○はマダラの腕の中にいたのだ。
ほら今も。
「……」
○○を抱いて誰かと話をしている。○○は自分はマダラにアクセサリーだとでも認識されているのだろうか、なんて思う。
その一方、マダラは目の前の人物と話をするのに集中している。
「マダラ」
「なんだ、○○」
けれど、どれだけ集中していたとしても、○○が名前を呼べばマダラはすぐに反応をしてみせた。○○はなんだかんだで、マダラのその反応が嬉しいという感情となって現れていた。
ただそれはそれとして、この現状に疑問は抱くため、○○はマダラに意義を唱える。
「自分は装飾品じゃないのだが」
「知っているが?」
マダラはそうはっきり言った。
ここまで清々しいと、自分の方がおかしいのだろうか。○○はそう思う。
「寂しいのか?用事が済んだら構ってやるから大人しくしていろ」
マダラはなんだか嬉しそうな声色で、○○にちゅ、とキスを落とす。
「……(さびし、さびしかった、のかな……)」
そんなことを考えながら、マダラの腕に指を添える○○。
そんな光景を、マダラの話し相手は微笑ましそうに見つめていた。
終
ほら今も。
「……」
○○を抱いて誰かと話をしている。○○は自分はマダラにアクセサリーだとでも認識されているのだろうか、なんて思う。
その一方、マダラは目の前の人物と話をするのに集中している。
「マダラ」
「なんだ、○○」
けれど、どれだけ集中していたとしても、○○が名前を呼べばマダラはすぐに反応をしてみせた。○○はなんだかんだで、マダラのその反応が嬉しいという感情となって現れていた。
ただそれはそれとして、この現状に疑問は抱くため、○○はマダラに意義を唱える。
「自分は装飾品じゃないのだが」
「知っているが?」
マダラはそうはっきり言った。
ここまで清々しいと、自分の方がおかしいのだろうか。○○はそう思う。
「寂しいのか?用事が済んだら構ってやるから大人しくしていろ」
マダラはなんだか嬉しそうな声色で、○○にちゅ、とキスを落とす。
「……(さびし、さびしかった、のかな……)」
そんなことを考えながら、マダラの腕に指を添える○○。
そんな光景を、マダラの話し相手は微笑ましそうに見つめていた。
終