序章〜子供時代編
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
まだまだ夏の暑さも元気な9月。とうとう夏休みは終わり、学校が始まった。
「ようかくかく久しぶりだな」
「ちょっとは強くなったかよ泣き虫!」
「…オハヨウ」
おはようガキ大将達。首を洗って待ってましたか?
朝は元気に挨拶しろってのよ!!
学校に着いて、顔を合わせた瞬間にそんな事を言ってきたものだから、思わずグーパンで殴りたくなる衝動を抑え耐えた私は偉い。
ジッと相手の目を見て眉根を寄せて不機嫌全開の顔をしてやった。
そんな私の態度が気に入らなかったのか、舌打ちされて、私が持っていたカバンをパンッ!て叩いて去っていった。
くっそー暴力反対!もーー!!!
「…なんだあいつら」
「あ、おはようデンジ」
「おはよ。あいつらか。オーバが言ってた、お前のこといじめてるって野郎共は」
「いや、いじめられてるつもり、ないんだけど」
「は?お前、のんびり屋さんかよ」
「今頃気づいたのかデンジ。そうだぞかくかくはのんびり屋さんだぞ」
のんびり屋さんか、って。何だそのツッコミは。
遅れて入ってきたオーバにも言われるとは思わなかった。
まあ確かにね、気は長い方だけれども。それはほら、大人の余裕ってヤツでしょう。
決して性格がのんびりしてるとか、能天気とか、そんなことはない。そんなことは、ない。と思いたい。
「俺だったら絶対殴ってる。それかコリンクに『でんじは』って言う」
「人に、向けて、命令しちゃ、ダメ!」
「かくかくは人が良すぎる」
「お前、あいつらと再戦する時、絶対呼べよな!絶対一人でバトルすんなよ!?」
教室前でオーバとデンジと別れ、自分の席に着く。
ホームルームで、先生が今学期も仲良くみんなで勉強頑張りましょう!と言っていたが、私の頭は完全に『打倒!ガキ大将!』になっており、まるで頭に入ってこない。
あの強い二人相手に毎日のように稽古つけて貰った今は負ける気がしない。
シングルバトルだろうがマルチバトルだろうが、今の私に死角なし!
多分!…いや、弱気はだめ。大丈夫大丈夫大丈夫!
授業が終わったら、見てなさい。
正々堂々と、バトル申し込んでやるんだから!
「ようかくかく久しぶりだな」
「ちょっとは強くなったかよ泣き虫!」
「…オハヨウ」
おはようガキ大将達。首を洗って待ってましたか?
朝は元気に挨拶しろってのよ!!
学校に着いて、顔を合わせた瞬間にそんな事を言ってきたものだから、思わずグーパンで殴りたくなる衝動を抑え耐えた私は偉い。
ジッと相手の目を見て眉根を寄せて不機嫌全開の顔をしてやった。
そんな私の態度が気に入らなかったのか、舌打ちされて、私が持っていたカバンをパンッ!て叩いて去っていった。
くっそー暴力反対!もーー!!!
「…なんだあいつら」
「あ、おはようデンジ」
「おはよ。あいつらか。オーバが言ってた、お前のこといじめてるって野郎共は」
「いや、いじめられてるつもり、ないんだけど」
「は?お前、のんびり屋さんかよ」
「今頃気づいたのかデンジ。そうだぞかくかくはのんびり屋さんだぞ」
のんびり屋さんか、って。何だそのツッコミは。
遅れて入ってきたオーバにも言われるとは思わなかった。
まあ確かにね、気は長い方だけれども。それはほら、大人の余裕ってヤツでしょう。
決して性格がのんびりしてるとか、能天気とか、そんなことはない。そんなことは、ない。と思いたい。
「俺だったら絶対殴ってる。それかコリンクに『でんじは』って言う」
「人に、向けて、命令しちゃ、ダメ!」
「かくかくは人が良すぎる」
「お前、あいつらと再戦する時、絶対呼べよな!絶対一人でバトルすんなよ!?」
教室前でオーバとデンジと別れ、自分の席に着く。
ホームルームで、先生が今学期も仲良くみんなで勉強頑張りましょう!と言っていたが、私の頭は完全に『打倒!ガキ大将!』になっており、まるで頭に入ってこない。
あの強い二人相手に毎日のように稽古つけて貰った今は負ける気がしない。
シングルバトルだろうがマルチバトルだろうが、今の私に死角なし!
多分!…いや、弱気はだめ。大丈夫大丈夫大丈夫!
授業が終わったら、見てなさい。
正々堂々と、バトル申し込んでやるんだから!
決戦は放課後!