short.1
マダラによる限定無限月詠から帰ってきてから暫くたったある日。
恋人であるカカシ先生の隣で寛いでいる。
一緒にいても苦痛にならない、むしろずっと一緒にいたいとも思える。
それはあの空間から帰ってきてから一層強くなって。
「ねぇ、先生」
「ん?」
私は本を読んでいる先生の顔を覗き込むと目が合う。
「もし、私が私じゃなかったらどうする?」
「え?なにそれ」
先生は困ったように眉を下げて聞き返す。
「だから、見た目は私なんだけど、中身は別の私になってるのよ」
「・・・んん?」
「例えばサスケくんがチャラかったり、シカマルが馬鹿になってたり、ネジさんが変態になってたり!もう1つの木ノ葉があって、見た目は同じでも中身は違うのよ!」
「はぁ・・・そりゃ大変な世界だな」
あの世界のみんなの話をしても、先生はよく分かっていない様子。
私も実際見てなかったら先生と同じ反応をしていただろう。
「それで、もし、私が私じゃなかったら、先生は、その・・・」
私はモジモジしてしまう。
直接聞くのはどうしても恥ずかしくて。
そんな私に先生は気づいて私の頬に手を添える。
「サクラがどんなサクラでも、オレは絶対サクラを好きになるよ」
先生の顔が近づいてきて、不安を消すかのように優しく、何回もキスをしてくれた。
「うん・・・私も、どんな先生でも絶対好きになる」
私は先生に思い切り抱きついて、さっきよりも長いキスをした。
「例え先生が熱血でも!」
「ん?熱血?」
恋人であるカカシ先生の隣で寛いでいる。
一緒にいても苦痛にならない、むしろずっと一緒にいたいとも思える。
それはあの空間から帰ってきてから一層強くなって。
「ねぇ、先生」
「ん?」
私は本を読んでいる先生の顔を覗き込むと目が合う。
「もし、私が私じゃなかったらどうする?」
「え?なにそれ」
先生は困ったように眉を下げて聞き返す。
「だから、見た目は私なんだけど、中身は別の私になってるのよ」
「・・・んん?」
「例えばサスケくんがチャラかったり、シカマルが馬鹿になってたり、ネジさんが変態になってたり!もう1つの木ノ葉があって、見た目は同じでも中身は違うのよ!」
「はぁ・・・そりゃ大変な世界だな」
あの世界のみんなの話をしても、先生はよく分かっていない様子。
私も実際見てなかったら先生と同じ反応をしていただろう。
「それで、もし、私が私じゃなかったら、先生は、その・・・」
私はモジモジしてしまう。
直接聞くのはどうしても恥ずかしくて。
そんな私に先生は気づいて私の頬に手を添える。
「サクラがどんなサクラでも、オレは絶対サクラを好きになるよ」
先生の顔が近づいてきて、不安を消すかのように優しく、何回もキスをしてくれた。
「うん・・・私も、どんな先生でも絶対好きになる」
私は先生に思い切り抱きついて、さっきよりも長いキスをした。
「例え先生が熱血でも!」
「ん?熱血?」
113/179ページ