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◯頬に手形

ナルトとサスケくんが競争するように修行に励んでいる。
私はというと、2人の体力についていけず、木陰で休む先生の隣に座っている。
気持ち良い風が吹き、木の葉が舞っている。
その1枚が先生の頭に乗ったので、本を読んでるのを邪魔しないようにそっと手を伸ばす。

すると、いきなりその手を先生に掴まれる。
ビックリして固まっていると、先生は何故か口布を下げて顔を近づける。
慌てて口と口の間に手を差し込みキスを免れる。
ほっとしていると、先生は私の手の平をべろりと舐めてきた。
私は先生の頬を思い切り引っ叩いた。





◯ずっと待ってた

カカシが告白して付き合うことになった2人。
カカシが初めての恋人のサクラは、心の準備が出来るまでえっちは待ってとお願いして快く承諾したカカシ。

そして早数ヶ月。
サクラはカカシにベッドに押し倒されていた。

「ま、待って!」

サクラはカカシの肩を押すが、押し掛かるカカシに勝てるはずもなく。
カカシの手が服の中に入って顔が真っ赤に染まる。

「もう充分待ったよ」

カカシはサクラの唇を塞いだ。






◯舐め方

「あ」

先生の声に見ると、包丁でパックリ割れて血がダラダラと流れる指。

「ちょっと先生、なに呑気にしてるのよ!」
「いや〜、クナイに比べたらそこまで痛くないからさぁ」

はは、と笑う先生を呆れて見る。
先生は指を咥えようとするので、その手を取って自分が咥える。
驚く先生を横目に、溢れる血を舐めたり吸ったり。
男の人に比べたら細いけど私よりは太い筋くれた指。
大好きと言うように舐めていると、それを引き抜かれて代わりに先生の舌が口の中に入ってくる。
思う存分貪られて、涙目で先生を睨むと。

「えっちに舐めてるサクラが悪い」

そう言ってまた口を塞がれたのだった。






◯えっちな夢

「サクラ・・・」

先生に艶のある声で名前を呼ばれてキスをされる。
そしてお互い裸で。
慎まやかな胸を触られて、その手がだんだん下がっていって──。


「サクラ、今日何でこっち見ないの」
「きゃーーー!!」

ぼーとしてると、いきなり先生の顔が覗き込んできて思わず先生の頬を叩いて逃げるように駆け走る。
付き合ってもないのに先生とえっちする夢見てたなんて知られたくない!


「えぇー・・・」

その場には頬を真っ赤な手の跡がついたカカシだけが取り残されていた。






◯君が幸せなら

『私がナルトもサスケくんも、先生も守れるようになりたい』

そんなことをサクラはあんみつを食べながら笑った。
サクラは綱手に弟子入りをしてオレより遥かに強くなった。
彼女はもう守られているか弱い女の子じゃなくなったのだ。
それでも大事なことに変わりはない。
いつから1人の女性として見るようになったのか。

白無垢姿で幸せそうに笑う君。
出来ることなら自分が隣に立って君を幸せにしたかったが。
君がオレに"先生"を求めるなら
オレは一生君の先生でいよう。


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