嫉妬と罰
この日はとある町の地主の蔵の掃除。
長年掃除していない上、浪費癖があるのか数多くの骨董品が適当に置かれている。
「ナルト、これもお願い」
日干しした本を脚立に乗っているナルトに渡す。
「はー・・・これ、いつになったら終わるんだってばよ・・・」
「先生が明日もこれって言ってたわよ」
「えー!?」
ぶつくさ文句を言っているナルトを無視して蔵を出ていこうとすると。
「うわっ!?」
後ろからナルトの大きい声が聞こえて振り返ると、脚立に乗っていたナルトが私めがけて落ちてくる。
いきなりのことに避けることも出来ず、2人一緒にものすごい音をたてて床に倒れ込んだ。
「いったぁ・・・」
「ご、ごめんサクラちゃん・・・」
私は埃が舞う中、ナルトに押し倒されていた。
幸いお互い大きな怪我はないようだった。
「すごい音したから様子見に来たら。なーにやってんのお前ら」
蔵の出入り口を見ると、私たちを見下ろす長身の男。
「か、カカカカ」
ナルトに押し倒された状態で目が合うと、いつものようににこりと笑ってくる。
普段なら胸が高鳴るのに、今は背中に冷や汗をかいている。
やばい、やばいやばい。
私は急いでナルトから離れる。
冷ややかに見下ろしてくる先生に言い訳をしようとすると、先生の後ろに人影が現れる。
「おい。もう日が暮れるぞ」
サスケくんが頭にタオルを巻いて現れる。
蔵の中が暗くなるほど日が落ちていた。
「じゃあ今日はここまでだな」
先生は座り込む私に手を差し出し、立ち上がらせてくれる。
その力強さで先生がものすごい怒っているのが分かった。
****
あの後、木ノ葉に帰ってきて門のところで先生が解散の合図を出す。
嫌な予感がして逃げようとしたらすぐに先生に捕まって部屋に連れ込まれた。
そして一瞬で裸に剥かれた。
それからどのくらい時間が経っただろう。
休むことを許されずもう四肢が立たなくて、俯せの状態で後ろから先生が覆いかぶさって激しく何度も貫かれている。
「も、ゆる、してぇ・・・」
体力のない体ではこの行為は辛い。
喘ぎすぎて喉が痛い。
涙目で後ろの先生に懇願するが。
「だめ」
「ひっ!」
額に汗を浮かべて表情を崩さない先生。
そんな先生に片足を持ち上げられ更に穿たれる。
思わず声が漏れる。
私の反応に先生は嬉しそうに首筋に舌を這わせた。
****
次の日、カカシが時間通りに現れるとサスケとナルトが驚いていた。
「やー、諸君おはよう」
「ど、どうしたんだカカシ先生・・・」
「何が」
「だって時間通りに来るなんて・・・おかしいってばよ」
「オレだってしようと思えば出来るんだよ。じゃ、任務行くぞ」
「え、でもサクラちゃんが」
カカシが歩み出そうとするとナルトが引っ張る。
いつもなら1番に待っているサクラがいないからずっと心配していたらしい。
「あぁ。サクラは今日は体調が悪いから休むって連絡あったよ」
「そ、そっか!」
カカシがそう言うとナルトは安心したようにほっと息を吐くので頭を撫でる。
そして2人は昨日の任務場所へと向かう。
しかしサスケは訝しむようにカカシを睨む。
昨日あれだけ不機嫌そうにしていたカカシの機嫌が良くなっている。
気のせいか肌艶も良い。
帰る間際、サクラがカカシに引っ張られているのを見かけた。
サスケは何故サクラが休んでいるのか検討がつき、舌打ちをして2人の後を歩いた。
****
「ただいまー」
昨日からの任務を2人が無事終えて、報告を済ませ自分の家に帰りついたカカシ。
一人暮らしのはずのカカシが何故帰宅を知らせたのかと言うと。
「サークラ、ただいま」
「・・・・・・」
カカシはベッドに腰掛け、ベッドの上でモコっとしている部分を撫でると、モゾモゾと動き毛布から薄紅色の髪と翡翠の瞳が現れる。
「どう?腰は」
カカシが髪を撫でると、ペチッとはたき落とされる。
朝からご機嫌斜めだったのはまだ治っていないらしい。
その理由はもちろんカカシが原因で。
日付が変わるまでサクラを抱き潰したら、朝サクラは産まれたての子鹿のように腰が立たなかったのだ。
「先生のバカ」
「ごめん。でもサクラが悪いんだぞ」
「何でよ。ナルトのは事故みたいなものでしょ」
「例え事故でも、恋人が他の男に押し倒されてたら腹が立つもんなんだよ」
カカシはサクラの肩を掴んでそのまま押し倒す。
「一晩かけて教えたつもりだったけど、まだサクラは分かってないみたいだな」
「ま、待って!分かった、分かったから!!」
「いーや、分かってない」
サクラはカカシの肩を押すが押し返される。
そしてサクラの首元に顔を埋めて舐めると、サクラの体がピクリと揺れる。
「身体の隅から隅まで分からせてあげるよ」
カカシの瞳が妖しく光り、いやらしく唇を舐める。
それだけで昨日されたことを思い出して冷や汗をかく。
2日連続で任務休んだらナルトとサスケに怪しまれる。
それだけは避けたいのに、結局はサクラはカカシに逆らえない。
サクラは潤んだ瞳でカカシを見ると、何もかもをお見通しと言っているようにカカシの口元が弧を描いた。
長年掃除していない上、浪費癖があるのか数多くの骨董品が適当に置かれている。
「ナルト、これもお願い」
日干しした本を脚立に乗っているナルトに渡す。
「はー・・・これ、いつになったら終わるんだってばよ・・・」
「先生が明日もこれって言ってたわよ」
「えー!?」
ぶつくさ文句を言っているナルトを無視して蔵を出ていこうとすると。
「うわっ!?」
後ろからナルトの大きい声が聞こえて振り返ると、脚立に乗っていたナルトが私めがけて落ちてくる。
いきなりのことに避けることも出来ず、2人一緒にものすごい音をたてて床に倒れ込んだ。
「いったぁ・・・」
「ご、ごめんサクラちゃん・・・」
私は埃が舞う中、ナルトに押し倒されていた。
幸いお互い大きな怪我はないようだった。
「すごい音したから様子見に来たら。なーにやってんのお前ら」
蔵の出入り口を見ると、私たちを見下ろす長身の男。
「か、カカカカ」
ナルトに押し倒された状態で目が合うと、いつものようににこりと笑ってくる。
普段なら胸が高鳴るのに、今は背中に冷や汗をかいている。
やばい、やばいやばい。
私は急いでナルトから離れる。
冷ややかに見下ろしてくる先生に言い訳をしようとすると、先生の後ろに人影が現れる。
「おい。もう日が暮れるぞ」
サスケくんが頭にタオルを巻いて現れる。
蔵の中が暗くなるほど日が落ちていた。
「じゃあ今日はここまでだな」
先生は座り込む私に手を差し出し、立ち上がらせてくれる。
その力強さで先生がものすごい怒っているのが分かった。
****
あの後、木ノ葉に帰ってきて門のところで先生が解散の合図を出す。
嫌な予感がして逃げようとしたらすぐに先生に捕まって部屋に連れ込まれた。
そして一瞬で裸に剥かれた。
それからどのくらい時間が経っただろう。
休むことを許されずもう四肢が立たなくて、俯せの状態で後ろから先生が覆いかぶさって激しく何度も貫かれている。
「も、ゆる、してぇ・・・」
体力のない体ではこの行為は辛い。
喘ぎすぎて喉が痛い。
涙目で後ろの先生に懇願するが。
「だめ」
「ひっ!」
額に汗を浮かべて表情を崩さない先生。
そんな先生に片足を持ち上げられ更に穿たれる。
思わず声が漏れる。
私の反応に先生は嬉しそうに首筋に舌を這わせた。
****
次の日、カカシが時間通りに現れるとサスケとナルトが驚いていた。
「やー、諸君おはよう」
「ど、どうしたんだカカシ先生・・・」
「何が」
「だって時間通りに来るなんて・・・おかしいってばよ」
「オレだってしようと思えば出来るんだよ。じゃ、任務行くぞ」
「え、でもサクラちゃんが」
カカシが歩み出そうとするとナルトが引っ張る。
いつもなら1番に待っているサクラがいないからずっと心配していたらしい。
「あぁ。サクラは今日は体調が悪いから休むって連絡あったよ」
「そ、そっか!」
カカシがそう言うとナルトは安心したようにほっと息を吐くので頭を撫でる。
そして2人は昨日の任務場所へと向かう。
しかしサスケは訝しむようにカカシを睨む。
昨日あれだけ不機嫌そうにしていたカカシの機嫌が良くなっている。
気のせいか肌艶も良い。
帰る間際、サクラがカカシに引っ張られているのを見かけた。
サスケは何故サクラが休んでいるのか検討がつき、舌打ちをして2人の後を歩いた。
****
「ただいまー」
昨日からの任務を2人が無事終えて、報告を済ませ自分の家に帰りついたカカシ。
一人暮らしのはずのカカシが何故帰宅を知らせたのかと言うと。
「サークラ、ただいま」
「・・・・・・」
カカシはベッドに腰掛け、ベッドの上でモコっとしている部分を撫でると、モゾモゾと動き毛布から薄紅色の髪と翡翠の瞳が現れる。
「どう?腰は」
カカシが髪を撫でると、ペチッとはたき落とされる。
朝からご機嫌斜めだったのはまだ治っていないらしい。
その理由はもちろんカカシが原因で。
日付が変わるまでサクラを抱き潰したら、朝サクラは産まれたての子鹿のように腰が立たなかったのだ。
「先生のバカ」
「ごめん。でもサクラが悪いんだぞ」
「何でよ。ナルトのは事故みたいなものでしょ」
「例え事故でも、恋人が他の男に押し倒されてたら腹が立つもんなんだよ」
カカシはサクラの肩を掴んでそのまま押し倒す。
「一晩かけて教えたつもりだったけど、まだサクラは分かってないみたいだな」
「ま、待って!分かった、分かったから!!」
「いーや、分かってない」
サクラはカカシの肩を押すが押し返される。
そしてサクラの首元に顔を埋めて舐めると、サクラの体がピクリと揺れる。
「身体の隅から隅まで分からせてあげるよ」
カカシの瞳が妖しく光り、いやらしく唇を舐める。
それだけで昨日されたことを思い出して冷や汗をかく。
2日連続で任務休んだらナルトとサスケに怪しまれる。
それだけは避けたいのに、結局はサクラはカカシに逆らえない。
サクラは潤んだ瞳でカカシを見ると、何もかもをお見通しと言っているようにカカシの口元が弧を描いた。
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