short.1
カカシ先生が木ノ葉を護るために自己犠牲をしようとして、私たち七班と同期のみんなで先生を助けに行って卑留呼を倒してまた平穏の日々が訪れた。
が。
ゴン!ゴン!
みんなで木ノ葉に帰ってきてナルトとカカシ先生を診察をする名目で医務室に連れてきて、2人を床に座らせて2つの頭に拳を思い切り叩き込んだ。
「「〜〜〜〜〜!!」」
2人は床に頭を抱えて疼くまる。
綱手直伝のこの拳は下忍時代とは比べもにならないだろう。
「何すんだってばよサクラちゃん!」
「うっさい!あんた、また無茶したんだってね。いくら先生を助けるためとはいえ、あんたが死んだら意味ないでしょうが!」
「でもさ・・・」
「でももへったくれもない!!」
私はまたナルトの頭に叩き込むと、ナルトは床に倒れ込み動かなくなる。
そんなナルトを見て震え上がる先生。
「先生は言わなくても分かってますよね?」
にこりと笑いかけるもその瞳の奥は笑っていない。
先生は勢いよく頷き、私はため息を吐く。
「・・・本当、心配したんだから」
「・・・ごめんサクラ」
俯く私の手を取って先生は眉を下げて覗き込んでくる。
こんな顔されたらもう怒れないのことをこの男は知っている。
それがなんか悔しい。
私は寝転がっているナルトの襟首を掴んで部屋の外に放り出す。
そして驚いている先生の胸に飛び込んで噛み付くようにキスをした。
先生はされるがまま私の腰を引き寄せる。
「もう、勝手にいなくならないで」
「うん。ごめん」
唇を離して涙を溜めて睨むと、先生は嬉しそうに眉を下げて唇を近づける。
さっきよりも深く。
もう離れられないようにお互いを強く抱きしめて。
****
ガラ
「ねー、サクラ。なんでナルトのやつ外に捨てられ・・・」
先生と抱き合っていると、いきなり診察室の部屋が開けられる。
そこには、いのを筆頭に同期のメンバーが全員驚いて固まっていた。
それは私もだ。
最初に動いたのは。
「うっそ!あんた、カカシ先生と付き合ってたの!?」
「えー!ナルトじゃなくてサクラだったってこと?」
いのとテンテンは嬉しそうに固まる男たちの背中を叩く。
まだ状況を理解出来ていない男たちと、ナルトを揺さぶるヒナタ。
サイは同情した顔をし、リーは号泣しながら走り去っていった。
隣から「ふっ」と小さく笑う声が聞こえて振り向くと。
「あーらら。バレちゃったねぇ」
先生は困った顔をしているが、絶対困ってない。逆に嬉しそうに。
一応上忍の男がこの人数の足音に気づかないわけがなく。
私が付き合っていることを秘密にしたいと言った時、先生は嫌そうに承諾した。
これは先生の報復だ。
私が思い切り睨んでも先生はにこにこと笑うだけ。
そんな私にいのとテンテンは私たちの成り行きを聞き出そうと私の両腕を掴む。
今日寝れないことを覚悟した。
が。
ゴン!ゴン!
みんなで木ノ葉に帰ってきてナルトとカカシ先生を診察をする名目で医務室に連れてきて、2人を床に座らせて2つの頭に拳を思い切り叩き込んだ。
「「〜〜〜〜〜!!」」
2人は床に頭を抱えて疼くまる。
綱手直伝のこの拳は下忍時代とは比べもにならないだろう。
「何すんだってばよサクラちゃん!」
「うっさい!あんた、また無茶したんだってね。いくら先生を助けるためとはいえ、あんたが死んだら意味ないでしょうが!」
「でもさ・・・」
「でももへったくれもない!!」
私はまたナルトの頭に叩き込むと、ナルトは床に倒れ込み動かなくなる。
そんなナルトを見て震え上がる先生。
「先生は言わなくても分かってますよね?」
にこりと笑いかけるもその瞳の奥は笑っていない。
先生は勢いよく頷き、私はため息を吐く。
「・・・本当、心配したんだから」
「・・・ごめんサクラ」
俯く私の手を取って先生は眉を下げて覗き込んでくる。
こんな顔されたらもう怒れないのことをこの男は知っている。
それがなんか悔しい。
私は寝転がっているナルトの襟首を掴んで部屋の外に放り出す。
そして驚いている先生の胸に飛び込んで噛み付くようにキスをした。
先生はされるがまま私の腰を引き寄せる。
「もう、勝手にいなくならないで」
「うん。ごめん」
唇を離して涙を溜めて睨むと、先生は嬉しそうに眉を下げて唇を近づける。
さっきよりも深く。
もう離れられないようにお互いを強く抱きしめて。
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ガラ
「ねー、サクラ。なんでナルトのやつ外に捨てられ・・・」
先生と抱き合っていると、いきなり診察室の部屋が開けられる。
そこには、いのを筆頭に同期のメンバーが全員驚いて固まっていた。
それは私もだ。
最初に動いたのは。
「うっそ!あんた、カカシ先生と付き合ってたの!?」
「えー!ナルトじゃなくてサクラだったってこと?」
いのとテンテンは嬉しそうに固まる男たちの背中を叩く。
まだ状況を理解出来ていない男たちと、ナルトを揺さぶるヒナタ。
サイは同情した顔をし、リーは号泣しながら走り去っていった。
隣から「ふっ」と小さく笑う声が聞こえて振り向くと。
「あーらら。バレちゃったねぇ」
先生は困った顔をしているが、絶対困ってない。逆に嬉しそうに。
一応上忍の男がこの人数の足音に気づかないわけがなく。
私が付き合っていることを秘密にしたいと言った時、先生は嫌そうに承諾した。
これは先生の報復だ。
私が思い切り睨んでも先生はにこにこと笑うだけ。
そんな私にいのとテンテンは私たちの成り行きを聞き出そうと私の両腕を掴む。
今日寝れないことを覚悟した。
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