short.1
「先生って兄弟いる?」
いつもの休日。
俺はベッドを背もたれに床に座り愛読書を読み、サクラはベッドの上で寝そべり雑誌を読んでいた。
「いないけど。なんで?」
「んー。先生ってお兄ちゃんっぽいなって」
「お兄ちゃん?」
「うん。面倒見いいし。ナルトの家に野菜とか持っていってたんでしょ?」
「まぁ、大事な生徒だし」
あまりピンと来なくてサクラへ顔を向けると、サクラも雑誌から俺へ視線を移していた。
「それもあるけど、どっちかというとお兄ちゃんみたいな距離感なのよね」
「サクラも兄弟いないじゃん」
「いないけど!お兄ちゃんいたらこんな感じなのかなって。アスマ先生も面倒見いいけど、ちょっと違うのよね」
「ふーん」
サクラは寝そべっている状態で話しているため、顔の位置が近い。
「まぁ、年齢的にも親っていうよりは、歳の離れた兄弟だよな」
「そう!そうなのよ!」
サクラは顔をパッとさせ頷いている。
「もしお兄ちゃんいたら、カカシ先生みたいな人がいいなー」
「俺はサクラが妹じゃ嫌だな〜」
「え?」
そう言って俺はサクラの唇を奪う。
「妹じゃこういうこと出来ないからね」
「ちょ・・・!先生・・・!!」
ベッドに這いあがり、サクラに上覆い被さって深く口付けをする。
サクラの口から漏れる吐息に否応なしに熱が籠る。
「・・・サクラはお兄ちゃんの方がいい?」
そう意地悪目にサクラに問いかけると、頬を赤く染めて顔を横に背ける。
「・・・・・・そんなこと聞かないでよ」
そんな可愛いサクラの反応にニヤニヤしてしまう。
顔に手を当ててこちらを向かせ、頬を膨らませる彼女の愛らしい唇に寄せる。
「ま、もしサクラが妹でもどこにもやらないでずっと手元においておくけどね」
「・・・馬鹿じゃないの」
いつもの休日。
俺はベッドを背もたれに床に座り愛読書を読み、サクラはベッドの上で寝そべり雑誌を読んでいた。
「いないけど。なんで?」
「んー。先生ってお兄ちゃんっぽいなって」
「お兄ちゃん?」
「うん。面倒見いいし。ナルトの家に野菜とか持っていってたんでしょ?」
「まぁ、大事な生徒だし」
あまりピンと来なくてサクラへ顔を向けると、サクラも雑誌から俺へ視線を移していた。
「それもあるけど、どっちかというとお兄ちゃんみたいな距離感なのよね」
「サクラも兄弟いないじゃん」
「いないけど!お兄ちゃんいたらこんな感じなのかなって。アスマ先生も面倒見いいけど、ちょっと違うのよね」
「ふーん」
サクラは寝そべっている状態で話しているため、顔の位置が近い。
「まぁ、年齢的にも親っていうよりは、歳の離れた兄弟だよな」
「そう!そうなのよ!」
サクラは顔をパッとさせ頷いている。
「もしお兄ちゃんいたら、カカシ先生みたいな人がいいなー」
「俺はサクラが妹じゃ嫌だな〜」
「え?」
そう言って俺はサクラの唇を奪う。
「妹じゃこういうこと出来ないからね」
「ちょ・・・!先生・・・!!」
ベッドに這いあがり、サクラに上覆い被さって深く口付けをする。
サクラの口から漏れる吐息に否応なしに熱が籠る。
「・・・サクラはお兄ちゃんの方がいい?」
そう意地悪目にサクラに問いかけると、頬を赤く染めて顔を横に背ける。
「・・・・・・そんなこと聞かないでよ」
そんな可愛いサクラの反応にニヤニヤしてしまう。
顔に手を当ててこちらを向かせ、頬を膨らませる彼女の愛らしい唇に寄せる。
「ま、もしサクラが妹でもどこにもやらないでずっと手元においておくけどね」
「・・・馬鹿じゃないの」
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