short.1
任務に向かうために待ち合わせ場所になっている橋の上。
既に下忍3人は揃っていて、居ないのは担当上忍ただ1人。
時間は待ち合わせから1時間は過ぎていた。
そのことでもちろん3人とも怒りを溜めているのだが、紅一点だけは違った。
ナルトとサスケはチラチラとサクラを伺う。
橋に来た時からの違和感。
「ねぇサクラちゃん。その頭って・・・」
「おい馬鹿!!」
好奇心から我慢出来なくなったナルトがサクラに聞こうとするも、サスケがそれを止める。
ナルトの声に頭の上にある"ソレ"がピクリと動き、サクラがキッと2人を睨む。
「・・・なに」
「「別に」」
今日のサクラは触らぬ神に祟りなし。
タンタンと足踏みする姿はまさにあの動物のようだった。
そんな緊迫した雰囲気の中、それを崩すような声が上から降ってわいた。
「やーやー、おはよう諸君」
鳥居の上から声が聞こえたと思ったら、その人物は目の前に降りてくる。
「そこでおばあさんにね、ってあれ、サクラどうしたの。可愛いねウサギの耳」
ピシッ
カカシは現れて早々、言ってはいけない言葉を言い、ナルトとサスケは息を飲んだ。
「どうした・・・?よくそんなこと言えるわね、カカシ先生」
いつもより遥かに低い声で呟いたサクラはのそりとカカシを睨む。
「オレ何かした?」
「したわよ!昨日!先生が私にってくれたチョコ!あれのせいでこうなったのよ!?」
「あー、やっぱりか」
「やっぱり!?」
カカシの言葉にサクラはわなわなと震える。
「あれね、食べた人の深層心理から変化するチョコなんだよ。開発部からちょっと拝借してね」
「それ分かってて何で私に食べさせたの!」
「そりゃサクラの可愛い姿見たいからでしょ。猫も期待してたんだけど、サクラはやっぱりウサギが似合うねぇ」
楽しそうに笑うカカシにサクラは鯉のように口をパクパクさせる。
そんなサクラを他所に、カカシはサクラの後ろに手を伸ばし、
尻をガッと掴んだ。
「きゃあ!!」
突然のことにサクラは叫んで後ろに飛び退く。
「な、何するのよ先生!」
「あぁ、間違えた。尻尾掴もうと思ったんだけど。生えてるでしょ?ウサギの尻尾」
お尻を押さえて警戒モードになっていたサクラはカカシの言葉に肩を揺らす。
ナルトとサスケはバッと、サクラのお尻に目を向ける。
そう言われればお尻の少し上の部分がモッコリしていた。
サクラの反応にカカシはニッコリ微笑む。
「見せてよ」
「はっ!?ば、馬鹿じゃないの!こんなとこ、見せれるわけないじゃない!」
「・・・確かに、こいつらにサクラの可愛いお尻見せる訳にはいかないもんな」
2人を見るカカシの目が鋭くて、ナルトはちょっと泣きそうになった。
「じゃあ任務終わったら2人きりで」
「い・や!私今日は帰るから!」
「じゃあ任務終わるころにオレの家来て。ついでにえっちしよう。うさぎサクラとえっち、楽しみだなぁ」
「〜〜〜!!しないわよ、カカシ先生の馬鹿ーー!!」
泣き叫びながら去っていくサクラを、カカシは夜のことを想像しているのかニヤニヤしながら見送った。
既に下忍3人は揃っていて、居ないのは担当上忍ただ1人。
時間は待ち合わせから1時間は過ぎていた。
そのことでもちろん3人とも怒りを溜めているのだが、紅一点だけは違った。
ナルトとサスケはチラチラとサクラを伺う。
橋に来た時からの違和感。
「ねぇサクラちゃん。その頭って・・・」
「おい馬鹿!!」
好奇心から我慢出来なくなったナルトがサクラに聞こうとするも、サスケがそれを止める。
ナルトの声に頭の上にある"ソレ"がピクリと動き、サクラがキッと2人を睨む。
「・・・なに」
「「別に」」
今日のサクラは触らぬ神に祟りなし。
タンタンと足踏みする姿はまさにあの動物のようだった。
そんな緊迫した雰囲気の中、それを崩すような声が上から降ってわいた。
「やーやー、おはよう諸君」
鳥居の上から声が聞こえたと思ったら、その人物は目の前に降りてくる。
「そこでおばあさんにね、ってあれ、サクラどうしたの。可愛いねウサギの耳」
ピシッ
カカシは現れて早々、言ってはいけない言葉を言い、ナルトとサスケは息を飲んだ。
「どうした・・・?よくそんなこと言えるわね、カカシ先生」
いつもより遥かに低い声で呟いたサクラはのそりとカカシを睨む。
「オレ何かした?」
「したわよ!昨日!先生が私にってくれたチョコ!あれのせいでこうなったのよ!?」
「あー、やっぱりか」
「やっぱり!?」
カカシの言葉にサクラはわなわなと震える。
「あれね、食べた人の深層心理から変化するチョコなんだよ。開発部からちょっと拝借してね」
「それ分かってて何で私に食べさせたの!」
「そりゃサクラの可愛い姿見たいからでしょ。猫も期待してたんだけど、サクラはやっぱりウサギが似合うねぇ」
楽しそうに笑うカカシにサクラは鯉のように口をパクパクさせる。
そんなサクラを他所に、カカシはサクラの後ろに手を伸ばし、
尻をガッと掴んだ。
「きゃあ!!」
突然のことにサクラは叫んで後ろに飛び退く。
「な、何するのよ先生!」
「あぁ、間違えた。尻尾掴もうと思ったんだけど。生えてるでしょ?ウサギの尻尾」
お尻を押さえて警戒モードになっていたサクラはカカシの言葉に肩を揺らす。
ナルトとサスケはバッと、サクラのお尻に目を向ける。
そう言われればお尻の少し上の部分がモッコリしていた。
サクラの反応にカカシはニッコリ微笑む。
「見せてよ」
「はっ!?ば、馬鹿じゃないの!こんなとこ、見せれるわけないじゃない!」
「・・・確かに、こいつらにサクラの可愛いお尻見せる訳にはいかないもんな」
2人を見るカカシの目が鋭くて、ナルトはちょっと泣きそうになった。
「じゃあ任務終わったら2人きりで」
「い・や!私今日は帰るから!」
「じゃあ任務終わるころにオレの家来て。ついでにえっちしよう。うさぎサクラとえっち、楽しみだなぁ」
「〜〜〜!!しないわよ、カカシ先生の馬鹿ーー!!」
泣き叫びながら去っていくサクラを、カカシは夜のことを想像しているのかニヤニヤしながら見送った。
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