short.1
「はー・・・」
カカシは大きなため息をついて自身の部屋をドアを開ける。
すると、部屋から美味しそうな匂いが漂ってきたのと一緒にパタパタと足音が聞こえてくる。
「おかえりなさい、カカシ先生」
「ただいまぁ、サクラ」
可愛らしく笑う元教え子であり恋人の笑顔にカカシも疲れもどこかへいき笑顔になる。
「はぁー・・・つっかれたぁ・・・」
カカシがソファーに座りもたれかかると、サクラが温かいお茶を淹れてカカシの隣に座り渡す。
「今日ナルトと見たわよ。ガイ先生とまた勝負してたんでしょ?」
「まあねぇ・・・まさか里の端から端まで走らされるとは思わなかったよ」
ふふふと笑うサクラの方を見ると、その奥にはサクラが生けてくれたガイから火影就任を祝う花が飾られていた。
花を見ていることに気づいたサクラも同じ方向を見た。
「綱手様、目が覚めて良かったね」
カカシがそう言うと、振り返ったサクラは満面の笑みを浮かべていた。
「うん!」
少し目尻が赤いから、思い切り泣いたのだろう。
ずっと綱手の看病をしていたのだから、目が覚めて本当に良かったとカカシは安堵する。
「カカシ先生の火影姿も見たかったけどなぁ」
「えー?オレは火影になるタイプじゃないよ。今回は諦めてたけど、次はないかなぁ」
自嘲気味に言うカカシにサクラは頬を膨らませ不満そうにしている。
「でも良かったかも」
「ん?なんで?」
首を傾げるカカシにサクラは頬を染めて目線を逸らす。
「・・・火影になったらカカシ先生が離れて行く気がしたから・・・」
「サクラ・・・」
耳だけではなく首まで真っ赤になったサクラに、カカシは満面の笑みを浮かべてサクラを抱き寄せる。
「きゃっ!!」
「離れていくわけないだろ・・・サクラが嫌って言っても絶対離さないよ」
「うん・・・」
サクラがカカシの胸から顔を上げると、愛おしそうに微笑むカカシの顔が近づいてくる。
そっと目を閉じると唇が重なる。
最初は軽く、だんだんと深くなってくるキスに意識が朦朧とする中、鼻を掠めるいい匂いにサクラの意識は覚醒しカカシの肩を掴んで体を離そうとする。
「せ、先生!ご飯!せっかくご飯作ったんだから食べ・・・っ!」
慌てるサクラを横目に、カカシの唇は首元に落ち、強く吸い上げ紅い花を作る。
「んー。ご飯もいいんだけど、オレはサクラを先に食べたいかなぁ」
カカシはそう言ってサクラの体をソファーに押し倒す。
「ちょっ・・・と!先生・・・!」
カカシの手が服の裾から入り込み、下着越しに胸を揉み上げるのにサクラの口から甘い吐息が漏れる。
「火影就任の前祝いってことで」
「・・・っ!火影ならないって、言ってた、じゃない・・・!」
込み上げてくる感覚に耐え、真っ赤な顔をしてカカシを睨む。
「んー。そうなんだけど、なりそうな気もするし」
「なにそれ・・・!」
「まぁまぁ、いいじゃない」
そう言ってカカシは甘く蕩けて抵抗出来ないサクラを堪能したのだった。
カカシは大きなため息をついて自身の部屋をドアを開ける。
すると、部屋から美味しそうな匂いが漂ってきたのと一緒にパタパタと足音が聞こえてくる。
「おかえりなさい、カカシ先生」
「ただいまぁ、サクラ」
可愛らしく笑う元教え子であり恋人の笑顔にカカシも疲れもどこかへいき笑顔になる。
「はぁー・・・つっかれたぁ・・・」
カカシがソファーに座りもたれかかると、サクラが温かいお茶を淹れてカカシの隣に座り渡す。
「今日ナルトと見たわよ。ガイ先生とまた勝負してたんでしょ?」
「まあねぇ・・・まさか里の端から端まで走らされるとは思わなかったよ」
ふふふと笑うサクラの方を見ると、その奥にはサクラが生けてくれたガイから火影就任を祝う花が飾られていた。
花を見ていることに気づいたサクラも同じ方向を見た。
「綱手様、目が覚めて良かったね」
カカシがそう言うと、振り返ったサクラは満面の笑みを浮かべていた。
「うん!」
少し目尻が赤いから、思い切り泣いたのだろう。
ずっと綱手の看病をしていたのだから、目が覚めて本当に良かったとカカシは安堵する。
「カカシ先生の火影姿も見たかったけどなぁ」
「えー?オレは火影になるタイプじゃないよ。今回は諦めてたけど、次はないかなぁ」
自嘲気味に言うカカシにサクラは頬を膨らませ不満そうにしている。
「でも良かったかも」
「ん?なんで?」
首を傾げるカカシにサクラは頬を染めて目線を逸らす。
「・・・火影になったらカカシ先生が離れて行く気がしたから・・・」
「サクラ・・・」
耳だけではなく首まで真っ赤になったサクラに、カカシは満面の笑みを浮かべてサクラを抱き寄せる。
「きゃっ!!」
「離れていくわけないだろ・・・サクラが嫌って言っても絶対離さないよ」
「うん・・・」
サクラがカカシの胸から顔を上げると、愛おしそうに微笑むカカシの顔が近づいてくる。
そっと目を閉じると唇が重なる。
最初は軽く、だんだんと深くなってくるキスに意識が朦朧とする中、鼻を掠めるいい匂いにサクラの意識は覚醒しカカシの肩を掴んで体を離そうとする。
「せ、先生!ご飯!せっかくご飯作ったんだから食べ・・・っ!」
慌てるサクラを横目に、カカシの唇は首元に落ち、強く吸い上げ紅い花を作る。
「んー。ご飯もいいんだけど、オレはサクラを先に食べたいかなぁ」
カカシはそう言ってサクラの体をソファーに押し倒す。
「ちょっ・・・と!先生・・・!」
カカシの手が服の裾から入り込み、下着越しに胸を揉み上げるのにサクラの口から甘い吐息が漏れる。
「火影就任の前祝いってことで」
「・・・っ!火影ならないって、言ってた、じゃない・・・!」
込み上げてくる感覚に耐え、真っ赤な顔をしてカカシを睨む。
「んー。そうなんだけど、なりそうな気もするし」
「なにそれ・・・!」
「まぁまぁ、いいじゃない」
そう言ってカカシは甘く蕩けて抵抗出来ないサクラを堪能したのだった。
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