short.1
「隠されたものってすごいエロく感じるわよね」
任務も仕事も休みの日。
たまたまいのも休みで一緒に甘味処に行ってあんみつを食べている時だった。
明らかに場に合っていない発言に、近くで食べていたマダム2人に睨まれる。
「ちょっといの・・・!」
私はいのを諫めるも、いのの興奮は冷めないようで。
「サクラはカカシ先生のお腹って見たことある?」
「は!?何言ってんのよ!」
思わず大声を出してしまい、マダムに咳払いをされて肩身が狭くなる。
「この間の飛段との闘いでカカシ先生のベストが破れちゃったんだけど、その状態で闘ってたら服が捲れてお腹がめっちゃ見えてたのよ!
「え」
「お腹って言っても鎖帷子だったけどね。でもカカシ先生の腹チラってレアじゃない!」
「そうね・・・」
私はチビチビあんみつを食べる。
いのは私のテンションが下がったこともマダムの痛い視線にも気づかず、先生のことを意気揚々と語っていたのだった。
****
「サクラ、何してんの?」
先生の呼びかけに顔を上げる。
私は今、先生の部屋に来てベッドの上で胡座をかいていた先生の前に座って服を捲っている。
イチャパラを読んでいた先生は呆れたように私を見る。
「別に」
私は先生の綺麗に割れた腹筋を指でなぞる。
「くすぐったいって」
小さく笑いながら身を捩ってお腹の手を掴まれてしまった。
「なに、どうしたの」
先生は本を脇に置いて、膨らませる頬を突いてくる。
「・・・昨日いのが言ったのよ」
「ん?」
「隠されてた先生のお腹が見えてエロかったって」
「はぁ?」
突拍子のない発言に先生はまぬけな顔で口を開く。
「飛段との闘いで先生のベストが脱げて服が捲れて鎖帷子が見えてたって」
「あ〜・・・あの時か」
先生はあの時の闘いを思い出したのか頷く。
「ベスト脱げないように闘ってよ!」
「無茶いうな・・・相手は暁なんだぞ」
「だって・・・」
口を尖らせて先生を睨む。
「私の先生なのに・・・他の人に見られたなんて悔しいじゃない」
私たちが付き合っていることは誰も知らない。
バレた時に言えばいいか、ということになったし、先生が忙しくてデートにも行けずお部屋でのんびり過ごしているから未だにばれていない。
だからいのはあんな質問をしてきたのだ。
カカシ先生の彼女とは知らず。
「サクラ・・・」
先生は顔を蕩けさせ、思い切り抱きしめてくる。
「何でそんな可愛いこと言うの」
「か、可愛くない!私は怒ってるのよ!」
「怒ってるサクラも可愛いなぁ」
「もーー!!」
私は抱きしめられてるので両手で先生の背中を叩く。
それでも先生はにこにこ笑いながら私の額にキスをしてくるんだけど。
「ならサクラにはお腹以外の部分を見せてあげなきゃなぁ」
「え」
嫌な予感がする。
お腹以外って言ったら服を脱ぐしかないんじゃない。
先生が服を捲って済ますはずがないし。
チラッと先生見たらにこにこ笑って。
自分の服を勢いよく脱いだ。
「ちょっ!」
私は上半身裸の先生から勢いよく顔を逸らす。
「何でこっち見ないの」
「恥ずかしいからよ!」
「何回も見てるのに」
先生はおかしそうに笑って私の服も脱がしにかかるので慌てて阻止する。
「なに」
「なに、じゃない!まだ昼間よ!」
先生が何をしようとしているのか。
それしか頭にない男だからすぐに分かる。
「関係ないよ」
「関係あるわよ!こんな明るいうちからはダメ!」
普通なら仕事とか任務とかに出てるし、もし誰かが部屋を訪れて声を聞かれたら恥ずかしい。
先生は上忍のくせにしっかりしたところに住んでないから!
「だってサクラが可愛いこと言うからさ」
先生は私の手をお腹の下の、熱く固くなっている部分に押し当ててきて顔が熱くなる。
「ね?」
先生はにこやかに笑って私の太ももを撫でてくる。
こんな風に触られたら断れないって分かってやってくるからタチが悪い。
抵抗をやめた私に先生は嬉しそうに笑って唇にキスをしてベッドに押し倒したのだった。
任務も仕事も休みの日。
たまたまいのも休みで一緒に甘味処に行ってあんみつを食べている時だった。
明らかに場に合っていない発言に、近くで食べていたマダム2人に睨まれる。
「ちょっといの・・・!」
私はいのを諫めるも、いのの興奮は冷めないようで。
「サクラはカカシ先生のお腹って見たことある?」
「は!?何言ってんのよ!」
思わず大声を出してしまい、マダムに咳払いをされて肩身が狭くなる。
「この間の飛段との闘いでカカシ先生のベストが破れちゃったんだけど、その状態で闘ってたら服が捲れてお腹がめっちゃ見えてたのよ!
「え」
「お腹って言っても鎖帷子だったけどね。でもカカシ先生の腹チラってレアじゃない!」
「そうね・・・」
私はチビチビあんみつを食べる。
いのは私のテンションが下がったこともマダムの痛い視線にも気づかず、先生のことを意気揚々と語っていたのだった。
****
「サクラ、何してんの?」
先生の呼びかけに顔を上げる。
私は今、先生の部屋に来てベッドの上で胡座をかいていた先生の前に座って服を捲っている。
イチャパラを読んでいた先生は呆れたように私を見る。
「別に」
私は先生の綺麗に割れた腹筋を指でなぞる。
「くすぐったいって」
小さく笑いながら身を捩ってお腹の手を掴まれてしまった。
「なに、どうしたの」
先生は本を脇に置いて、膨らませる頬を突いてくる。
「・・・昨日いのが言ったのよ」
「ん?」
「隠されてた先生のお腹が見えてエロかったって」
「はぁ?」
突拍子のない発言に先生はまぬけな顔で口を開く。
「飛段との闘いで先生のベストが脱げて服が捲れて鎖帷子が見えてたって」
「あ〜・・・あの時か」
先生はあの時の闘いを思い出したのか頷く。
「ベスト脱げないように闘ってよ!」
「無茶いうな・・・相手は暁なんだぞ」
「だって・・・」
口を尖らせて先生を睨む。
「私の先生なのに・・・他の人に見られたなんて悔しいじゃない」
私たちが付き合っていることは誰も知らない。
バレた時に言えばいいか、ということになったし、先生が忙しくてデートにも行けずお部屋でのんびり過ごしているから未だにばれていない。
だからいのはあんな質問をしてきたのだ。
カカシ先生の彼女とは知らず。
「サクラ・・・」
先生は顔を蕩けさせ、思い切り抱きしめてくる。
「何でそんな可愛いこと言うの」
「か、可愛くない!私は怒ってるのよ!」
「怒ってるサクラも可愛いなぁ」
「もーー!!」
私は抱きしめられてるので両手で先生の背中を叩く。
それでも先生はにこにこ笑いながら私の額にキスをしてくるんだけど。
「ならサクラにはお腹以外の部分を見せてあげなきゃなぁ」
「え」
嫌な予感がする。
お腹以外って言ったら服を脱ぐしかないんじゃない。
先生が服を捲って済ますはずがないし。
チラッと先生見たらにこにこ笑って。
自分の服を勢いよく脱いだ。
「ちょっ!」
私は上半身裸の先生から勢いよく顔を逸らす。
「何でこっち見ないの」
「恥ずかしいからよ!」
「何回も見てるのに」
先生はおかしそうに笑って私の服も脱がしにかかるので慌てて阻止する。
「なに」
「なに、じゃない!まだ昼間よ!」
先生が何をしようとしているのか。
それしか頭にない男だからすぐに分かる。
「関係ないよ」
「関係あるわよ!こんな明るいうちからはダメ!」
普通なら仕事とか任務とかに出てるし、もし誰かが部屋を訪れて声を聞かれたら恥ずかしい。
先生は上忍のくせにしっかりしたところに住んでないから!
「だってサクラが可愛いこと言うからさ」
先生は私の手をお腹の下の、熱く固くなっている部分に押し当ててきて顔が熱くなる。
「ね?」
先生はにこやかに笑って私の太ももを撫でてくる。
こんな風に触られたら断れないって分かってやってくるからタチが悪い。
抵抗をやめた私に先生は嬉しそうに笑って唇にキスをしてベッドに押し倒したのだった。
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