short.2
単独の任務終わり、カカシは何故かサクラの部屋に帰ってくる。
約束をしているわけでもなく、勝手にサクラの部屋の窓を開けて入ってくるのだ。
そして勝手にベッドに入って朝まで居座る、というのをここ1ヶ月前から繰り返されている。
ちなみに2人は付き合っていない。
同じベッドで眠るが背中を向けたまま朝を迎えるだけ。
ただの元師弟関係、上司と部下だ。
今日も勝手に部屋にやってきたカカシはベッドに腰掛けるサクラの足を枕にしてくつろぎ始めた。
一応サクラは16歳の年頃の女の子なのだからこういうのは如何なものか。
しかし当のカカシは全く気にする素振りもない。
ナルトが聞いたら嫉妬で気がおかしくなるであろう少女の太ももをぞんざいに扱って。
恐らくカカシの中でサクラは出会ったころの12歳の子供のままなのだ。
「ねぇ、先生」
「んー?」
「なんでいつも私の家に帰ってくるの」
「サクラがいるから」
ニコッと笑うカカシに不覚にも顔が赤くなる。
結局この日も朝まで居座り、そのまま一緒に家を出る。
そして何を思ったのかカカシはサクラの手を握り、サクラは一生懸命振り解こうとするのに逆に指を絡め取られて。
顔を真っ赤にするサクラをカカシはおかしそうに笑った。
それからカカシと別れたサクラに手を繋いで歩く2人を目撃した同僚達から「付き合っているのか」と質問攻めに合い、サクラはヘトヘトになって自分の家に帰る。
そこにはすでにカカシがいて、勝手にベッドに寝転がってサクラを出迎えた。
さっきまでこの男のせいで精神的にも身体的にも疲れているというのに。
呑気に寝るカカシにサクラの苛立ちが爆発した。
「先生」
「ん〜?」
「私たちのことが噂になってるから部屋にもう来ないで」
「何で?」
「何でもよ!先生のせいで出逢いが来ないかもしれないじゃない!」
「・・・ふ〜ん?」
横向きで寝そべり、カカシはサクラはジッと見つめてニッコリと笑った。
「じゃあ来るの止めない」
「・・・はぁ?」
微笑むカカシにサクラは首を傾げた。
約束をしているわけでもなく、勝手にサクラの部屋の窓を開けて入ってくるのだ。
そして勝手にベッドに入って朝まで居座る、というのをここ1ヶ月前から繰り返されている。
ちなみに2人は付き合っていない。
同じベッドで眠るが背中を向けたまま朝を迎えるだけ。
ただの元師弟関係、上司と部下だ。
今日も勝手に部屋にやってきたカカシはベッドに腰掛けるサクラの足を枕にしてくつろぎ始めた。
一応サクラは16歳の年頃の女の子なのだからこういうのは如何なものか。
しかし当のカカシは全く気にする素振りもない。
ナルトが聞いたら嫉妬で気がおかしくなるであろう少女の太ももをぞんざいに扱って。
恐らくカカシの中でサクラは出会ったころの12歳の子供のままなのだ。
「ねぇ、先生」
「んー?」
「なんでいつも私の家に帰ってくるの」
「サクラがいるから」
ニコッと笑うカカシに不覚にも顔が赤くなる。
結局この日も朝まで居座り、そのまま一緒に家を出る。
そして何を思ったのかカカシはサクラの手を握り、サクラは一生懸命振り解こうとするのに逆に指を絡め取られて。
顔を真っ赤にするサクラをカカシはおかしそうに笑った。
それからカカシと別れたサクラに手を繋いで歩く2人を目撃した同僚達から「付き合っているのか」と質問攻めに合い、サクラはヘトヘトになって自分の家に帰る。
そこにはすでにカカシがいて、勝手にベッドに寝転がってサクラを出迎えた。
さっきまでこの男のせいで精神的にも身体的にも疲れているというのに。
呑気に寝るカカシにサクラの苛立ちが爆発した。
「先生」
「ん〜?」
「私たちのことが噂になってるから部屋にもう来ないで」
「何で?」
「何でもよ!先生のせいで出逢いが来ないかもしれないじゃない!」
「・・・ふ〜ん?」
横向きで寝そべり、カカシはサクラはジッと見つめてニッコリと笑った。
「じゃあ来るの止めない」
「・・・はぁ?」
微笑むカカシにサクラは首を傾げた。
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