short.2
◯もちろん寝坊しました
カカシ先生と付き合うようになって毎日のように遊びにきてえっちをしてお泊まりをしているんだけど。
明日は先生に早朝からの任務が入ってしまった。
ただでさえ遅刻魔の先生がえっちして起きれるわけもなく。
今日はただ抱きしめ合って寝ることにした。
不満気に横になる先生は私を抱き寄せるので、それが可愛くて可愛くて。
目の前の薄い唇に軽くキスをする。
灰青の瞳は驚いたように目を丸くして見てくるので恥ずかしくて寝返りを打って背中を向けた。
でもすぐに肩を押され、先生が覆い被さってくる。
さっきまで穏やかだった瞳に熱が灯っていて、やってしまったと後悔すると共にかぶりつくようにキスをされた。
◯大事だから
稲刈りのお手伝いの任務の休憩中。
ナルトとサスケがまた喧嘩を始め、飽きない奴らだねぇと思ったその時。
2人がバランスを崩して側に座るサクラへと倒れようとしていた。
2人は気づいて踏ん張ろうとするも立て直せる様子ではなく、そのままサクラへと土煙をたてて倒れる。
「いってー・・・」
「おーい。大丈夫かお前ら」
「は!サクラちゃん!」
サスケに下敷きにされていたナルトは慌てて顔を上げる。
目の前には離れて座っていたカカシが立っていて、その腕の中には目を丸くしているサクラ。
ナルト達が倒れる直前にカカシはサクラだけを救出していた。
「なんでサクラちゃんだけ!」
「そりゃサクラが大事だからに決まってるでしょ」
サラッと言うものだからナルトとサスケは言葉を詰まらせ、腕の中で顔を真っ赤にしたサクラがいたとか。
◯寝かしてもらえない理由
「もう!なんで毎日毎日遅刻してくるのよ!!」
いつものように2時間遅れて待ち合わせ場所にやってきたカカシをサクラは腰に手を当て、目と眉を吊り上げてカカシを睨む。
しかし下忍の睨みなど痛くも痒くもないとカカシはヘラヘラ笑いながら頭を掻く。
「女の人が寝かしてくれないからさぁ」
「・・・なんで?」
サクラの問いかけにカカシは思わず怯む。
冷やかして聞いているのかと思ったが純粋な瞳から本当に分からずに聞いてきているのだ。
この子達を見ていると自分の心の汚さがすごく分かってしまう、とカカシは小さく苦笑する。
「サクラちゃんは初心だねぇ」
「何それ!馬鹿にしてるの!?」
「いーや」
「なら教えてよ!」
「んー。サクラがもう少し大人になったらね」
じゃ任務行くぞー、と話は終わりとカカシは背を向けて歩き出す。
話を逸らされたことにサクラは頬を膨らませてその背中の後を付いていった。
それから数年後、サクラは寝かせてもらえない理由をその身をもって知ることとなる。
もちろんカカシによって。
◯1回目と2回目の
カカシ先生と恋人の関係になったとはいえ元は師弟関係で。
12歳の頃の我儘だった自分を知っている人とえっちをして、そして師としてではなく1人の男の顔を先生を見てしまって。
終わってから急に恥ずかしくなって、私はカカシ先生を避けるようになった。
先生も察してくれたのか放っておいてはくれたんだけど。
逃げるようになって1週間。
先生に捕まって私は今、先生の部屋に連れ込まれている。
玄関の壁に背中を押しつけられて身動きが取れないし、先生が顔を近づけてくるから真っ直ぐ顔が見れなくて逸らしてしまう。
「なに、オレのこと嫌いになったの」
「ち、ちが・・・恥ずかしくて」
「だろうね。サクラは可愛いなぁ」
喉の奥で笑いながらつむじの辺りにキスをされ、カァっと顔が赤くなる。
何でもかんでもお見通しって感じのところが悔しいけど、そこも好きなところだ。
顔を覗き込んでくる先生の瞳を見てしまったけど、今回はたぶん大丈夫そうだ、と近づいてくる唇にゆっくりと目を閉じた。
◯親友で悪友
「うぅ・・・腰が・・・」
朝、恋人の家から自分の家までの距離を時間をかけて歩く。
何故なら腰の痛みとお腹の下の痛み、そして寝不足でまともに歩けないから。
原因はその恋人で、初めてだったのに何回も何回も抱かれたから。
帰ると言った時も甘々の恋人が私の様子に家まで送ると言うので断固拒否した。
だって・・・
「サ〜クラぁ〜♪」
猫撫で声に私は眉間に皺を寄せて、肩越しに後ろを見るとそこには悪友のいのがニヤニヤ笑いながら近づいてくる。
これは無視が1番と歩みを早めようとするも、すぐに両肩を掴まれる。
「・・・昨日は眠れたぁ?」
それからいのに解放されたのは2時間後だった。
カカシ先生と付き合うようになって毎日のように遊びにきてえっちをしてお泊まりをしているんだけど。
明日は先生に早朝からの任務が入ってしまった。
ただでさえ遅刻魔の先生がえっちして起きれるわけもなく。
今日はただ抱きしめ合って寝ることにした。
不満気に横になる先生は私を抱き寄せるので、それが可愛くて可愛くて。
目の前の薄い唇に軽くキスをする。
灰青の瞳は驚いたように目を丸くして見てくるので恥ずかしくて寝返りを打って背中を向けた。
でもすぐに肩を押され、先生が覆い被さってくる。
さっきまで穏やかだった瞳に熱が灯っていて、やってしまったと後悔すると共にかぶりつくようにキスをされた。
◯大事だから
稲刈りのお手伝いの任務の休憩中。
ナルトとサスケがまた喧嘩を始め、飽きない奴らだねぇと思ったその時。
2人がバランスを崩して側に座るサクラへと倒れようとしていた。
2人は気づいて踏ん張ろうとするも立て直せる様子ではなく、そのままサクラへと土煙をたてて倒れる。
「いってー・・・」
「おーい。大丈夫かお前ら」
「は!サクラちゃん!」
サスケに下敷きにされていたナルトは慌てて顔を上げる。
目の前には離れて座っていたカカシが立っていて、その腕の中には目を丸くしているサクラ。
ナルト達が倒れる直前にカカシはサクラだけを救出していた。
「なんでサクラちゃんだけ!」
「そりゃサクラが大事だからに決まってるでしょ」
サラッと言うものだからナルトとサスケは言葉を詰まらせ、腕の中で顔を真っ赤にしたサクラがいたとか。
◯寝かしてもらえない理由
「もう!なんで毎日毎日遅刻してくるのよ!!」
いつものように2時間遅れて待ち合わせ場所にやってきたカカシをサクラは腰に手を当て、目と眉を吊り上げてカカシを睨む。
しかし下忍の睨みなど痛くも痒くもないとカカシはヘラヘラ笑いながら頭を掻く。
「女の人が寝かしてくれないからさぁ」
「・・・なんで?」
サクラの問いかけにカカシは思わず怯む。
冷やかして聞いているのかと思ったが純粋な瞳から本当に分からずに聞いてきているのだ。
この子達を見ていると自分の心の汚さがすごく分かってしまう、とカカシは小さく苦笑する。
「サクラちゃんは初心だねぇ」
「何それ!馬鹿にしてるの!?」
「いーや」
「なら教えてよ!」
「んー。サクラがもう少し大人になったらね」
じゃ任務行くぞー、と話は終わりとカカシは背を向けて歩き出す。
話を逸らされたことにサクラは頬を膨らませてその背中の後を付いていった。
それから数年後、サクラは寝かせてもらえない理由をその身をもって知ることとなる。
もちろんカカシによって。
◯1回目と2回目の
カカシ先生と恋人の関係になったとはいえ元は師弟関係で。
12歳の頃の我儘だった自分を知っている人とえっちをして、そして師としてではなく1人の男の顔を先生を見てしまって。
終わってから急に恥ずかしくなって、私はカカシ先生を避けるようになった。
先生も察してくれたのか放っておいてはくれたんだけど。
逃げるようになって1週間。
先生に捕まって私は今、先生の部屋に連れ込まれている。
玄関の壁に背中を押しつけられて身動きが取れないし、先生が顔を近づけてくるから真っ直ぐ顔が見れなくて逸らしてしまう。
「なに、オレのこと嫌いになったの」
「ち、ちが・・・恥ずかしくて」
「だろうね。サクラは可愛いなぁ」
喉の奥で笑いながらつむじの辺りにキスをされ、カァっと顔が赤くなる。
何でもかんでもお見通しって感じのところが悔しいけど、そこも好きなところだ。
顔を覗き込んでくる先生の瞳を見てしまったけど、今回はたぶん大丈夫そうだ、と近づいてくる唇にゆっくりと目を閉じた。
◯親友で悪友
「うぅ・・・腰が・・・」
朝、恋人の家から自分の家までの距離を時間をかけて歩く。
何故なら腰の痛みとお腹の下の痛み、そして寝不足でまともに歩けないから。
原因はその恋人で、初めてだったのに何回も何回も抱かれたから。
帰ると言った時も甘々の恋人が私の様子に家まで送ると言うので断固拒否した。
だって・・・
「サ〜クラぁ〜♪」
猫撫で声に私は眉間に皺を寄せて、肩越しに後ろを見るとそこには悪友のいのがニヤニヤ笑いながら近づいてくる。
これは無視が1番と歩みを早めようとするも、すぐに両肩を掴まれる。
「・・・昨日は眠れたぁ?」
それからいのに解放されたのは2時間後だった。
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