short.2
「ただーいまー」
「おかえりなさーい!」
「サク・・・・・・!?」
簡単な任務を終えて我が家へと帰ると、部屋の奥からパタパタと可愛らしい足音と共に愛おしい声が聞こえてくる。
それは元教え子で恋人のサクラの声。
声を聞くだけで自然と頬が緩み、靴を脱いでる途中で顔を上げた時、目の前の光景に瞠目して思わず後ろに下がってしまい頭を強くドアにぶつける。
「・・・っ!」
「ど、どうしたの、大丈夫?」
頭を抱えると、心配そうな声をかけてくる。
だがこうなった原因はお前だぞ。
というか、サクラの格好だ。
それはどう見ても・・・
「・・・どうしたのはサクラでしょ。その格好、なに」
「へ?どこかおかしい?」
「いや、それ裸エプロン・・・」
「・・・は!?」
カカシの言葉に今度はサクラが瞠目する。
今のサクラは料理をしていたからか桜柄の可愛らしいエプロンを身につけ、
・・・その下は何も身につけていない。
いわゆる男のロマンの裸エプロンだ。
そんな格好を見せられて動揺するなと言う方が無理だろう。
だんだんカカシの言葉を理解してきたのか、サクラの顔が髪よりも赤くなり、眉と目が吊り上がる。
「ち、違います!ちゃんとキャミソールとズボン履いてるわよ!」
ほら!とサクラがエプロンを胸元までたくし上げると、サクラの言う通り白いキャミソールと短いズボンを履いていた。
ちょうどエプロンで隠れる長さだ。
期待が崩され、がっかりする。
明らか様に肩を落とすカカシにサクラは「失礼しちゃうわ」と踵を返してキッチンに戻ろうとするので、カカシは一瞬でサクラの背後に周り抱きしめる。
「ちょ、なに?」
「・・・やっぱり裸エプロンの方がいいよねぇ」
サクラが抵抗する時間を与えず、手際よくカカシはエプロンだけを残して全部脱がした。
サクラの足元にはキャミソールと短パンと、上下の下着が落ちている。
つまり、サクラはまさしく裸エプロンとなったのだ。
「やっぱエプロンって言ったらこれだね」
「この、変態教師ーー!!」
身体を隠すように前屈みになるサクラを満足げに頷くカカシ。
サクラは咄嗟に近くにあったまな板を手に取り、カカシの頭目掛けて振り降ろした。
「おかえりなさーい!」
「サク・・・・・・!?」
簡単な任務を終えて我が家へと帰ると、部屋の奥からパタパタと可愛らしい足音と共に愛おしい声が聞こえてくる。
それは元教え子で恋人のサクラの声。
声を聞くだけで自然と頬が緩み、靴を脱いでる途中で顔を上げた時、目の前の光景に瞠目して思わず後ろに下がってしまい頭を強くドアにぶつける。
「・・・っ!」
「ど、どうしたの、大丈夫?」
頭を抱えると、心配そうな声をかけてくる。
だがこうなった原因はお前だぞ。
というか、サクラの格好だ。
それはどう見ても・・・
「・・・どうしたのはサクラでしょ。その格好、なに」
「へ?どこかおかしい?」
「いや、それ裸エプロン・・・」
「・・・は!?」
カカシの言葉に今度はサクラが瞠目する。
今のサクラは料理をしていたからか桜柄の可愛らしいエプロンを身につけ、
・・・その下は何も身につけていない。
いわゆる男のロマンの裸エプロンだ。
そんな格好を見せられて動揺するなと言う方が無理だろう。
だんだんカカシの言葉を理解してきたのか、サクラの顔が髪よりも赤くなり、眉と目が吊り上がる。
「ち、違います!ちゃんとキャミソールとズボン履いてるわよ!」
ほら!とサクラがエプロンを胸元までたくし上げると、サクラの言う通り白いキャミソールと短いズボンを履いていた。
ちょうどエプロンで隠れる長さだ。
期待が崩され、がっかりする。
明らか様に肩を落とすカカシにサクラは「失礼しちゃうわ」と踵を返してキッチンに戻ろうとするので、カカシは一瞬でサクラの背後に周り抱きしめる。
「ちょ、なに?」
「・・・やっぱり裸エプロンの方がいいよねぇ」
サクラが抵抗する時間を与えず、手際よくカカシはエプロンだけを残して全部脱がした。
サクラの足元にはキャミソールと短パンと、上下の下着が落ちている。
つまり、サクラはまさしく裸エプロンとなったのだ。
「やっぱエプロンって言ったらこれだね」
「この、変態教師ーー!!」
身体を隠すように前屈みになるサクラを満足げに頷くカカシ。
サクラは咄嗟に近くにあったまな板を手に取り、カカシの頭目掛けて振り降ろした。
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