第四話
夢小説設定
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それから私達は買い物したり散歩したりと穏やかな時間を過ごした。
さて、そろそろ帰りますかという時間。
「まずいな…」
三郎さんが空を見上げながら呟く。
「何がまずいんですか?」
私が聞くと三郎さんが、どうしようかという顔で見てくる。
「少し強い雨が降りそうだ。」
「雨…ですか?」
「ちょっと山道は危険かもしれないから、雨宿りしないとだけど、どれくらいで止むかまではわからないな…」
「なるほど、」
「少し帰りが遅くなりそうだけど、大丈夫かい?」
三郎さんが心配げにこちらを見る、父とも面識があるし、気にしてくれているのだろう。
「全然大丈夫ですよ!
父は山のことも詳しいので、事情はすぐに察するはずです。」
そうして私達は雨宿りするために店に入った。
するとすぐに雨は降り始め、すぐに強く降りだした。
なんだか不謹慎だけど、雨がやまなかったらもう少し一緒にいられるのかな、なんて。
三郎さんは真剣なのに失礼だな。
でも、そう思うのを止められなかった。