第四話
夢小説設定
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道中、他愛もない会話をかわしていると町には、すぐに到着した。
本当にあっという間に感じた。
小さな町だが活気があって明るい。
「ここはアイセンボンタケ城の城下町と近隣の城下町や門前町の中心に位置する宿場町だから、それほど大きくないけど人通りは多いんだ。」
「話には聞いてましたが、こんな雰囲気なんですね!」
自分が住んでいる町とは違うそこは規模でいえば城下町より劣るかも知れないが、自分の知らない新しい場所が新鮮でとにかく興奮した。
「はは、そんなに嬉しそうにしてくれるとこっちまで嬉しくなるな!
町を見る前に軽く食事でも済まそうか。」
「はい!」
私がそう言うと三郎さんは微笑みながら、こっちだよと私をお店に連れて行ってくれた。
三郎さんはこの町をよく利用するのだろうか?
なんだか慣れている足取りだ。
だとしたら、三郎さんはいつも町の方からやって来て、山の方からやってくるのを見たことがないのはなぜだろう。
私達が今超えてきた山を超えてアイセンボンタケ城城下町に行くにはうちの店の前をまず通るはずなのに…