Act.6
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「どうしたらいいと思う?
しおりちゃん…」
「告白。」
私が問いかけるや否やしおりちゃんがそう返してくる。
告白?むりむりむりむり!
喋れないレベルだよ?!いま!
「む、無理に決まってるじゃない!」
それに、やっと仲良くなったのにふられたら本当に耐えられないよ…!
帰り道一人だなんて想像しただけで泣きそう…
「逆になんで無理なわけ?
告ったら即決でしょ…あんたたちの場合。」
「そんなんじゃないってばー」
しおりちゃんは鉢屋くんが私を好きって思い込んでるけど、私は今ひとつそうは思えなかった。
だって、好かれるようなとこ本当にないんだもん。
最初の頃は周りにいなかったから面白かったかもしれないけど。
仲良くなってしまえば、美人なわけでもないし、面白みもない普通の女子。
しかも、いまは緊張して楽しく話しすらできない…
あぁ、だめだ、落ち込んできた…
「全く、ちょっとは自分から
動かないとそれこそ愛想尽かされたり、違う人に持ってかれるわよ!」
「…」
しおりちゃんの、言葉が頭に響く。
たしかに、鉢屋くんはイケメンだし、優しいし、モテるし。
誰かに持ってかれても全然不思議じゃない。
自分だって頑張んなきゃってわかってる。
…でも
「緊張してうまく話せないよ~!」
私は思い切りしおりちゃんの胸に飛び込む。
「はいはい、よしよし。」
そしてしおりちゃんは、優しく頭を撫でてくれる。
うん、なんやかんや私に甘いしおりちゃん大好き。
「あ!」
「?」
「ほら、なまえ、お昼のお迎えだよ。」
お昼のお迎えとは鉢屋くんのことだ。
最近はほぼ毎日お昼も一緒に食べてて、いつも私のクラスまで私と勘ちゃんをお迎えに来るの。
「ほら、行っておいで。」
「う、うん。
行ってきます。」
私はそう言ってしおりちゃんから離れて廊下の方に向かった。
しおりちゃん…」
「告白。」
私が問いかけるや否やしおりちゃんがそう返してくる。
告白?むりむりむりむり!
喋れないレベルだよ?!いま!
「む、無理に決まってるじゃない!」
それに、やっと仲良くなったのにふられたら本当に耐えられないよ…!
帰り道一人だなんて想像しただけで泣きそう…
「逆になんで無理なわけ?
告ったら即決でしょ…あんたたちの場合。」
「そんなんじゃないってばー」
しおりちゃんは鉢屋くんが私を好きって思い込んでるけど、私は今ひとつそうは思えなかった。
だって、好かれるようなとこ本当にないんだもん。
最初の頃は周りにいなかったから面白かったかもしれないけど。
仲良くなってしまえば、美人なわけでもないし、面白みもない普通の女子。
しかも、いまは緊張して楽しく話しすらできない…
あぁ、だめだ、落ち込んできた…
「全く、ちょっとは自分から
動かないとそれこそ愛想尽かされたり、違う人に持ってかれるわよ!」
「…」
しおりちゃんの、言葉が頭に響く。
たしかに、鉢屋くんはイケメンだし、優しいし、モテるし。
誰かに持ってかれても全然不思議じゃない。
自分だって頑張んなきゃってわかってる。
…でも
「緊張してうまく話せないよ~!」
私は思い切りしおりちゃんの胸に飛び込む。
「はいはい、よしよし。」
そしてしおりちゃんは、優しく頭を撫でてくれる。
うん、なんやかんや私に甘いしおりちゃん大好き。
「あ!」
「?」
「ほら、なまえ、お昼のお迎えだよ。」
お昼のお迎えとは鉢屋くんのことだ。
最近はほぼ毎日お昼も一緒に食べてて、いつも私のクラスまで私と勘ちゃんをお迎えに来るの。
「ほら、行っておいで。」
「う、うん。
行ってきます。」
私はそう言ってしおりちゃんから離れて廊下の方に向かった。