最終話
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雷蔵と付き合うようになって変わったことがある。それは友達や知人にだんだんと素の自分を出せるようになったこと、言いたいことも言えるようになった。
きっと私を受け止めてくれる人がいることで安心して”自分”でいられるようになったから。
そして今日は今までの人生で一番幸せな日。
二人で話し合って、雷蔵が就職して三年目の春に私たちは結婚することにした。こじんまりとした教会でお世話になった一部の人たちだけでこっそりとすることにした。
「綺麗だよ、なまえちゃん」
準備の終わった私に雷蔵が言う。
「雷蔵も似合ってるよ」
気付くと雷蔵はあの時の私と同じ年で、すこし大人になった顔立ちにタキシードが映える。
あの頃の私は「結婚して仕事やめて楽したい」そればっかりだったけど今は違う、「結婚して雷蔵との人生を歩みたい」そう思うようになっただけ私は成長できたんだと思う。
「さあ、行こうか。なまえ」
「うん」
私は強く雷蔵の手を握った。
この手とともに一生を歩んでいくために…。
おしまい
きっと私を受け止めてくれる人がいることで安心して”自分”でいられるようになったから。
そして今日は今までの人生で一番幸せな日。
二人で話し合って、雷蔵が就職して三年目の春に私たちは結婚することにした。こじんまりとした教会でお世話になった一部の人たちだけでこっそりとすることにした。
「綺麗だよ、なまえちゃん」
準備の終わった私に雷蔵が言う。
「雷蔵も似合ってるよ」
気付くと雷蔵はあの時の私と同じ年で、すこし大人になった顔立ちにタキシードが映える。
あの頃の私は「結婚して仕事やめて楽したい」そればっかりだったけど今は違う、「結婚して雷蔵との人生を歩みたい」そう思うようになっただけ私は成長できたんだと思う。
「さあ、行こうか。なまえ」
「うん」
私は強く雷蔵の手を握った。
この手とともに一生を歩んでいくために…。
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