第九話
夢小説設定
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「はぁああああああああ?!」
ハーイ、皆さんこんにちはなまえです!
とりあえず前回までの回想ね!
いつものお局の野郎のせいでミス擦り付けられて上司に強制的に仕事休まさせられて発狂してお酒に溺れてたら突然に現れた利吉にまさかのプロポーズされてびっくり☆もういっそ永久就職もいいカナって雷蔵に言ったら雷蔵に告白されて--
『雷蔵に告白』
「待って、雷蔵、ちょっ、待って。落ち着こう。な?な??」
「いや、僕は落ち着いてるよ!」
「待ってごめん!!落ち着いてないのは私だわ!!!!」
雷蔵が私をSUKI?すき?好き??
女として????SUKI???
「え、がちのやつ??
綺麗な親戚のお姉さんとしてじゃなくて??」
「綺麗な親戚のお姉さん要素なんかとうの昔に消えてるよ、なまえちゃん!」
「女としての色気なんてもっと遥か昔に失われてると自負している。」
あれ、自分で言ってて悲しくなってきたぞ…
「さっきも言ったけど、僕は家でのおっさんみたいななまえちゃんがいいんだ。表でネコかぶってるなまえちゃんじゃなくて。
それでも僕じゃダメかな…」
さっきまで強気だった雷蔵が急にミカン箱に捨て置かれてる子猫のような顔をする…。
「だ、だめじゃない。」
雷蔵が豆鉄砲くらったみたいな顔をする。猫になったり鳩になったり、今日の雷蔵の表情はめまぐるしい。原因は私なんだけど。
「逆に雷蔵は私でいいの?
私、部屋片づけられないし、料理もできないし、洗濯物は溜めるし、寝起きも悪いし、めんどくさいとお風呂入らなくなるし、年上のくせにいざって時に頼りないし、」
「僕はそこが好きなんだよ?」
私はなんだかその言葉にえらい嬉しいやら悲しいやらで泣けてきて、雷蔵に抱き付いた。
振り返れば、今までここまで素でいられた人も甘えられた人もいなかった。”家族のような人”親戚だからわからなかった、気付かないふりしてただけで、私も雷蔵に惹かれてた。それはドキドキひやひやするような恋愛じゃなくて、もっと安らかな気持ちにしてくれるものだった。それだけなんだ。
雷蔵の腕の中で私は久しぶりに安心してる。
なんか何とかなる気がしてきた。
「なまえちゃん、僕と結婚を前提にお付き合いしてもらえませんか?」
改めて向き合って雷蔵がそう言った。
私は彼の手を握り返した。
「超ふつつか者ですが、よろしくお願いします。」
ハーイ、皆さんこんにちはなまえです!
とりあえず前回までの回想ね!
いつものお局の野郎のせいでミス擦り付けられて上司に強制的に仕事休まさせられて発狂してお酒に溺れてたら突然に現れた利吉にまさかのプロポーズされてびっくり☆もういっそ永久就職もいいカナって雷蔵に言ったら雷蔵に告白されて--
『雷蔵に告白』
「待って、雷蔵、ちょっ、待って。落ち着こう。な?な??」
「いや、僕は落ち着いてるよ!」
「待ってごめん!!落ち着いてないのは私だわ!!!!」
雷蔵が私をSUKI?すき?好き??
女として????SUKI???
「え、がちのやつ??
綺麗な親戚のお姉さんとしてじゃなくて??」
「綺麗な親戚のお姉さん要素なんかとうの昔に消えてるよ、なまえちゃん!」
「女としての色気なんてもっと遥か昔に失われてると自負している。」
あれ、自分で言ってて悲しくなってきたぞ…
「さっきも言ったけど、僕は家でのおっさんみたいななまえちゃんがいいんだ。表でネコかぶってるなまえちゃんじゃなくて。
それでも僕じゃダメかな…」
さっきまで強気だった雷蔵が急にミカン箱に捨て置かれてる子猫のような顔をする…。
「だ、だめじゃない。」
雷蔵が豆鉄砲くらったみたいな顔をする。猫になったり鳩になったり、今日の雷蔵の表情はめまぐるしい。原因は私なんだけど。
「逆に雷蔵は私でいいの?
私、部屋片づけられないし、料理もできないし、洗濯物は溜めるし、寝起きも悪いし、めんどくさいとお風呂入らなくなるし、年上のくせにいざって時に頼りないし、」
「僕はそこが好きなんだよ?」
私はなんだかその言葉にえらい嬉しいやら悲しいやらで泣けてきて、雷蔵に抱き付いた。
振り返れば、今までここまで素でいられた人も甘えられた人もいなかった。”家族のような人”親戚だからわからなかった、気付かないふりしてただけで、私も雷蔵に惹かれてた。それはドキドキひやひやするような恋愛じゃなくて、もっと安らかな気持ちにしてくれるものだった。それだけなんだ。
雷蔵の腕の中で私は久しぶりに安心してる。
なんか何とかなる気がしてきた。
「なまえちゃん、僕と結婚を前提にお付き合いしてもらえませんか?」
改めて向き合って雷蔵がそう言った。
私は彼の手を握り返した。
「超ふつつか者ですが、よろしくお願いします。」