「この学校は基本的に７時から１１時まで開いてる売店はあるけど、コンビニの弁当とかそういうの無いから頑張って。
調理前の野菜類魚類肉類調味料とかと飲み物は売ってる。あとはアイスとかかな。」

死亡フラグがたちはじめてるぞ、これ。

「あと、今日は入寮日だからなにもなかったけど、明日からこの寮は忍者屋敷になるから気を付けて」

「おっけ…え？
忍者屋敷？なんで？」

「なんでって、ここが忍びの里だからだよ。」

「忍びの里って…冗談じゃなかったの？」

「まさか。
この学園は忍者を育てる学校だもの。」

綾部の顔は普通で特に表情は読めない。



「え・・・・？」






























「なーんちゃって」

「へ？」

綾部の顔はさっきの真顔からすこーしだけすこーしだけ口元が緩んでいた。

「冗談だよ。
さあ、食べよう。」

そこには”うぇるかむ”と書かれたオムライス。
うん、やっぱり綾部はかわいいし、良い奴だ。

ただし、うんっと変な奴なだけで。




to be cotinued...