え・・・・・？いま男いたよね・・・・？

あれここ・・・・？


ええええええええ

「まちがえた？
いやいやいやだって建物にも大川学園寮”ランタナ”って書いてあったし。私のもらったやつにも”ランタナ４階１号室”って…え？？？え？？？？？」

「お前、この部屋であってるぞ」

「うわああああびっくりした！」

そこにはさっきまで中にいた人が…
え？気配なかったよ？

「まったく鈍い奴だな！
知らなかったのか？今年は女子寮に隙がない上に高等部から入学する女子は一人だから、特別に今年いっぱい男子と一緒になると。」

「・・・・・・え」

しらねえええええええええ！！！！！！！！！

「え、本当に知らなかったのか？
先生からご両親の許可はすでに得ているとうかがったぞ？」

な　ん　だ　と

私は携帯をつかんで急いで母に電話した。

「あ、もしもし母ちゃん？
どういうこと？男子寮に住むってマジで一転の？聞いてないんだけど！」

”あら。なまえ。なにもうママが恋しくなったの？あー、寮のこと？なんか確認の連絡来たけどあんたなら男より強いし、それにほら、それも修行よ、修行。男に見られること意識してちょっとは女になって帰ってきなさい。じゃ、ばいばーい”

ぶちっ

「・・・・切られた・だ・・と」


その時私の口から出た声の低さは正直ケ○コバレベルだったと思う。