第二話 願いは叶わないもので
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「ほら、怖がってるだろ」
そう言って少しきつめに食満先輩が言います。でも、ふざけているのがこっちにも伝わってきて二人がとても仲良しなのがよくわかります。
「コーちゃんはラブリーなうちのマスコットだから、見慣れちゃえば怖くないよ!
全くなんで留三郎にはこのコーちゃんの魅力がわからないんだか」
そういう善法寺先輩はやれやれと食満先輩を残念なものを見る目で見やる。食満先輩は納得がいかないという顔ですが、慣れっこみたいです。
「善法寺先輩、この骨格標本は?」
何となく察しはつくけど、聞いておいて損は無いので私は質問しました。
「さっき言ったとおり、この子はこの保健室のマスコットキャラクターの骨格標本のコーちゃんです♪」
そういう善法寺先輩の笑顔はとても輝いています。
「ほ、保健室の骨格標本って出しちゃって大丈夫なんですか?」
中学のときの骨格標本は基本的に壊れないように勝手に出しちゃいけないイメージですが。
「ん?あぁ、大丈夫だよ!これは僕の私物だから。
学校の骨格標本は理科室に別にあるし」
「し、私物ですか…」
たしかに、骨格標本って保健室じゃなくて理科室ですね。
骨格標本を私物で持っていて、学校に持ち込んでる高校生…"骨フェチ"なかなか闇が深そうな性癖の予感です。
「コーちゃんは特に肋骨が良くできていてね、この…」
そう言いながら息を荒くして骨格標本を触る善法寺先輩の姿はなかなかホラー。
「伊作、新入生が引くからそれくらいにしろ」
そう言って食満先輩がバシンッと音を立てて善法寺先輩の頭を叩く。
善法寺先輩も我に帰ったようにハッとしました。時に性癖とは人をおかしくしますね…。
「いや〜、ごめんごめん、骨のことになるとついね、つい」
(つい、で肋骨の話をあんなに興奮しながら…立派な変態さんです。)
そう言って少しきつめに食満先輩が言います。でも、ふざけているのがこっちにも伝わってきて二人がとても仲良しなのがよくわかります。
「コーちゃんはラブリーなうちのマスコットだから、見慣れちゃえば怖くないよ!
全くなんで留三郎にはこのコーちゃんの魅力がわからないんだか」
そういう善法寺先輩はやれやれと食満先輩を残念なものを見る目で見やる。食満先輩は納得がいかないという顔ですが、慣れっこみたいです。
「善法寺先輩、この骨格標本は?」
何となく察しはつくけど、聞いておいて損は無いので私は質問しました。
「さっき言ったとおり、この子はこの保健室のマスコットキャラクターの骨格標本のコーちゃんです♪」
そういう善法寺先輩の笑顔はとても輝いています。
「ほ、保健室の骨格標本って出しちゃって大丈夫なんですか?」
中学のときの骨格標本は基本的に壊れないように勝手に出しちゃいけないイメージですが。
「ん?あぁ、大丈夫だよ!これは僕の私物だから。
学校の骨格標本は理科室に別にあるし」
「し、私物ですか…」
たしかに、骨格標本って保健室じゃなくて理科室ですね。
骨格標本を私物で持っていて、学校に持ち込んでる高校生…"骨フェチ"なかなか闇が深そうな性癖の予感です。
「コーちゃんは特に肋骨が良くできていてね、この…」
そう言いながら息を荒くして骨格標本を触る善法寺先輩の姿はなかなかホラー。
「伊作、新入生が引くからそれくらいにしろ」
そう言って食満先輩がバシンッと音を立てて善法寺先輩の頭を叩く。
善法寺先輩も我に帰ったようにハッとしました。時に性癖とは人をおかしくしますね…。
「いや〜、ごめんごめん、骨のことになるとついね、つい」
(つい、で肋骨の話をあんなに興奮しながら…立派な変態さんです。)