ハロウィン
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【お菓子をあげない】
そうは言われても
「お菓子は持っていない」
五条先生でもあるまいし、お菓子等は常備していない。
ハロウィンなのもさっき知った。
なので、お菓子は持っていない
そう朱鳥に告げると、想定外の返答だったのかフリーズした。
点・点・点
「…お菓子、無いの…?」
「無い」
「…お菓子くれなきゃ、イタズラなんだよ?」
イタズラか。
朱鳥からのイタズラなら悪くない
そう思い「どうぞ」と言う
またもやフリーズする朱鳥を横目に、ベットに腰掛け
「ほら、イタズラするんだろ?来いよ」
と、煽ってやる。
ハッとフリーズが解除された朱鳥は意気揚々と俺の元に来てまたフリーズする。
きっと、どうイタズラするか全く考えてなかったのだろう。
そして、どうイタズラしていいのか分からずフリーズしているのだろう。
「どうした?イタズラしないのか?」
ニヤリと笑いながらさらに煽ってやると
ガバッと俺を押し倒し
「…い。いたずらっ。するもんっ」
顔を赤くし、困ったような、怒ったような不思議な表情で俺を見下ろす。
普段、俺が見下ろすばかりだから
見下ろしてくる朱鳥はとても新鮮で悪くない。
長い髪が頬を掠めシャンプーの香りが鼻をくすぐる。
余裕な表情の俺に痺れを切らしたのか
ムッとした表情になる朱鳥
俺の余裕なんてとっくに無くなってるんだけどな
そんな事を欠片も知らない朱鳥は、シャキッと両の手を構え
「こちょこちょこちょこちょ!!」
と、俺の体をくすぐってくる。
なるほど、そう来たか。
しかし、ふかふかの手袋をはめたままで制服の上からくすぐってくるので全然くすぐったくない。
しばらく、くすぐり攻撃(?)をかましてきた朱鳥は、息を切らせ、どうだと言わんばかりに俺を見てくる。
中々に悪くは無かった、が
朱鳥の腕を掴みくるりと引っ張ると、あっという間に俺と朱鳥の位置が逆転し、俺が朱鳥を見下ろす
何が起きたか分からず「えっ?えっ?」と戸惑ってる朱鳥をベットに縫い付け耳元に口を寄せ
「くすぐるってのはこうやるんだよ」
そう言って、指でツッと首筋をなぞる。
「あっ…!」
声が漏れ、小さく体が跳ねる
そのまま肩を通り脇腹へと指をゆっくりと滑らせる。
「…っん。……ゃぁっ」
声を我慢しようと唇をつぐむが、漏れる小さな声。
指は腰骨の辺りまで降りてきた
「…ふっ。ぅ。……は…」
堪えきれない吐息が溢れ出る
指は更に下がり、白い太ももをなぞる
同時に首元に顔を埋め強く吸い上げる
「あっ!」
一際、大きな声が漏れたと思った瞬間
「あはははっ!!もうムリッ!ギブアップだよっー!!」
大きく身を捩らせケラケラと笑い出す朱鳥
体を抱え、ケラケラ笑いながらベットの上を左右に転がる
「あはっ!恵っ!くすぐるの上手っすぎるよっ!」
息も絶え絶えにそう言ってくる朱鳥の首元には小さな赤い花が咲いていた。
「朱鳥が下手くそなんだよ」
朱鳥の隣に腰掛けそう言いやる。
「ねぇ。今度教えて?」
甘えた声で下から覗き込んでくる。
「あぁ。いくらでも教えてやるさ」
実践でな
「あっ!もうこんな時間!早くしないとパーティに遅れちゃう」
童話の台詞の様なことを言って慌てる朱鳥
なるほど。この後ハロウィンパーティでもあるのだろう。
それに俺も誘いに来たんだろう。
しかし
「その服はダメだ」
他の奴らに見せてたまるか。
俺のだけだ。
「これでも着とけ」
制服を脱いでズボりと被せる
わっと驚きの声が漏れ、しばらくモゾモゾし顔を覗かせる。
朱鳥には俺の制服はだいぶ大きく袖は余り、裾もワンピースの様に長く、襟元も大きく開き、鎖骨と赤い花が見える
「さっきまで恵が着てたからあったかぁい」
と、満足気な朱鳥
俺は制服の代わりにパーカーを羽織り。
「ほら、行くぞ」
そう言って手を差し出す
「うん!」
キュッと手を握り返してきた朱鳥と共に、パーティへと向かった。
そうは言われても
「お菓子は持っていない」
五条先生でもあるまいし、お菓子等は常備していない。
ハロウィンなのもさっき知った。
なので、お菓子は持っていない
そう朱鳥に告げると、想定外の返答だったのかフリーズした。
点・点・点
「…お菓子、無いの…?」
「無い」
「…お菓子くれなきゃ、イタズラなんだよ?」
イタズラか。
朱鳥からのイタズラなら悪くない
そう思い「どうぞ」と言う
またもやフリーズする朱鳥を横目に、ベットに腰掛け
「ほら、イタズラするんだろ?来いよ」
と、煽ってやる。
ハッとフリーズが解除された朱鳥は意気揚々と俺の元に来てまたフリーズする。
きっと、どうイタズラするか全く考えてなかったのだろう。
そして、どうイタズラしていいのか分からずフリーズしているのだろう。
「どうした?イタズラしないのか?」
ニヤリと笑いながらさらに煽ってやると
ガバッと俺を押し倒し
「…い。いたずらっ。するもんっ」
顔を赤くし、困ったような、怒ったような不思議な表情で俺を見下ろす。
普段、俺が見下ろすばかりだから
見下ろしてくる朱鳥はとても新鮮で悪くない。
長い髪が頬を掠めシャンプーの香りが鼻をくすぐる。
余裕な表情の俺に痺れを切らしたのか
ムッとした表情になる朱鳥
俺の余裕なんてとっくに無くなってるんだけどな
そんな事を欠片も知らない朱鳥は、シャキッと両の手を構え
「こちょこちょこちょこちょ!!」
と、俺の体をくすぐってくる。
なるほど、そう来たか。
しかし、ふかふかの手袋をはめたままで制服の上からくすぐってくるので全然くすぐったくない。
しばらく、くすぐり攻撃(?)をかましてきた朱鳥は、息を切らせ、どうだと言わんばかりに俺を見てくる。
中々に悪くは無かった、が
朱鳥の腕を掴みくるりと引っ張ると、あっという間に俺と朱鳥の位置が逆転し、俺が朱鳥を見下ろす
何が起きたか分からず「えっ?えっ?」と戸惑ってる朱鳥をベットに縫い付け耳元に口を寄せ
「くすぐるってのはこうやるんだよ」
そう言って、指でツッと首筋をなぞる。
「あっ…!」
声が漏れ、小さく体が跳ねる
そのまま肩を通り脇腹へと指をゆっくりと滑らせる。
「…っん。……ゃぁっ」
声を我慢しようと唇をつぐむが、漏れる小さな声。
指は腰骨の辺りまで降りてきた
「…ふっ。ぅ。……は…」
堪えきれない吐息が溢れ出る
指は更に下がり、白い太ももをなぞる
同時に首元に顔を埋め強く吸い上げる
「あっ!」
一際、大きな声が漏れたと思った瞬間
「あはははっ!!もうムリッ!ギブアップだよっー!!」
大きく身を捩らせケラケラと笑い出す朱鳥
体を抱え、ケラケラ笑いながらベットの上を左右に転がる
「あはっ!恵っ!くすぐるの上手っすぎるよっ!」
息も絶え絶えにそう言ってくる朱鳥の首元には小さな赤い花が咲いていた。
「朱鳥が下手くそなんだよ」
朱鳥の隣に腰掛けそう言いやる。
「ねぇ。今度教えて?」
甘えた声で下から覗き込んでくる。
「あぁ。いくらでも教えてやるさ」
実践でな
「あっ!もうこんな時間!早くしないとパーティに遅れちゃう」
童話の台詞の様なことを言って慌てる朱鳥
なるほど。この後ハロウィンパーティでもあるのだろう。
それに俺も誘いに来たんだろう。
しかし
「その服はダメだ」
他の奴らに見せてたまるか。
俺のだけだ。
「これでも着とけ」
制服を脱いでズボりと被せる
わっと驚きの声が漏れ、しばらくモゾモゾし顔を覗かせる。
朱鳥には俺の制服はだいぶ大きく袖は余り、裾もワンピースの様に長く、襟元も大きく開き、鎖骨と赤い花が見える
「さっきまで恵が着てたからあったかぁい」
と、満足気な朱鳥
俺は制服の代わりにパーカーを羽織り。
「ほら、行くぞ」
そう言って手を差し出す
「うん!」
キュッと手を握り返してきた朱鳥と共に、パーティへと向かった。