匂い
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恵の匂いが好きだ。
いや、恵の事は凄く好きだし、制服も声も好きだけども
匂いは抱きしめられたり、近くによった時じゃないと感知出来ないから、ちょっとレアな感じがする。
抱きしめられた時は良い匂いが凄くして、それに包まれるとふわふわした心地良い感じになる。
なので、恵と同じ柔軟剤を入手しました!
柔軟剤と言うか、洗剤と柔軟剤が一緒のタイプなので一石二鳥。
これで私の服を洗濯すると、恵と同じ匂いになるはず!
これで、ずっと恵の匂いと一緒のはず!
はずだった。
洗濯した制服に袖を通すと、なんか違う。
いや、洗剤の匂いは一緒なんだけど、「恵の匂い」ではない。
なんかコレじゃない。
おかしいな。何が違ったんだろ
と、考えながら歩いていると、恵とばったり
「どうしたんだ?そんな難しそうな顔をして」
「恵。洗濯物ってどうやって洗ってる?」
「なんだ、唐突に。
どうって、普通に洗剤と一緒に放り込んでいるだけだぞ」
むーん。じゃあなんで違うんだろ。何が違うんだろ。
腕を組んで考え込んでいると
「眉間にシワ付くぞ」
そう言って私の眉間に指を当て、顔を覗き込んでくる恵。
距離が近くなって、ふわっと香る恵の匂い
堪らず恵の首に腕を回して抱きついた
グッと濃ゆくなる恵の匂いを吸い込む。
同じ洗剤の匂いはするけど、やっぱり違う特別な匂い。
「おい、どうした」
ちょっと戸惑った声だけど、優しく抱きしめてくれる
恵の匂いと温もりに包まれて、頭がふわふわする。
無意識に恵の首元にスリっと顔を埋める
ちょっとくすぐったそうな反応があったけど、そのまま頭を撫でてくれる
「オマエ、柔軟剤変えたのか?」
「うん。恵と一緒。
でも、恵と一緒の匂いにならないの」
自分でも変な事言ってると思う。
少し間があって恵の声がする。
「…多分、洗剤を変えただけじゃ同じにはなんねぇと思う。今、朱鳥からは朱鳥の匂いがするぞ」
恵と同じ匂い作成失敗。
どうやって恵の匂いを補給しよう?
その不満な感情が伝わったのか
「何考えてるか知らねぇけど。
こうするのじゃダメか?」
ギュッと抱きしめられる。
「…ダメじゃない」
恵本人から成分補給案が出される。
恵から補給できるならそれが一番だ。
抱きしめてくれた腕に応える様に背伸びしてキュッと抱きしめ返した。
本物の恵が一番。
いや、恵の事は凄く好きだし、制服も声も好きだけども
匂いは抱きしめられたり、近くによった時じゃないと感知出来ないから、ちょっとレアな感じがする。
抱きしめられた時は良い匂いが凄くして、それに包まれるとふわふわした心地良い感じになる。
なので、恵と同じ柔軟剤を入手しました!
柔軟剤と言うか、洗剤と柔軟剤が一緒のタイプなので一石二鳥。
これで私の服を洗濯すると、恵と同じ匂いになるはず!
これで、ずっと恵の匂いと一緒のはず!
はずだった。
洗濯した制服に袖を通すと、なんか違う。
いや、洗剤の匂いは一緒なんだけど、「恵の匂い」ではない。
なんかコレじゃない。
おかしいな。何が違ったんだろ
と、考えながら歩いていると、恵とばったり
「どうしたんだ?そんな難しそうな顔をして」
「恵。洗濯物ってどうやって洗ってる?」
「なんだ、唐突に。
どうって、普通に洗剤と一緒に放り込んでいるだけだぞ」
むーん。じゃあなんで違うんだろ。何が違うんだろ。
腕を組んで考え込んでいると
「眉間にシワ付くぞ」
そう言って私の眉間に指を当て、顔を覗き込んでくる恵。
距離が近くなって、ふわっと香る恵の匂い
堪らず恵の首に腕を回して抱きついた
グッと濃ゆくなる恵の匂いを吸い込む。
同じ洗剤の匂いはするけど、やっぱり違う特別な匂い。
「おい、どうした」
ちょっと戸惑った声だけど、優しく抱きしめてくれる
恵の匂いと温もりに包まれて、頭がふわふわする。
無意識に恵の首元にスリっと顔を埋める
ちょっとくすぐったそうな反応があったけど、そのまま頭を撫でてくれる
「オマエ、柔軟剤変えたのか?」
「うん。恵と一緒。
でも、恵と一緒の匂いにならないの」
自分でも変な事言ってると思う。
少し間があって恵の声がする。
「…多分、洗剤を変えただけじゃ同じにはなんねぇと思う。今、朱鳥からは朱鳥の匂いがするぞ」
恵と同じ匂い作成失敗。
どうやって恵の匂いを補給しよう?
その不満な感情が伝わったのか
「何考えてるか知らねぇけど。
こうするのじゃダメか?」
ギュッと抱きしめられる。
「…ダメじゃない」
恵本人から成分補給案が出される。
恵から補給できるならそれが一番だ。
抱きしめてくれた腕に応える様に背伸びしてキュッと抱きしめ返した。
本物の恵が一番。